「人間には“キツツキの頭”がない」——映画『コンカッション』が突きつける衝撃の真実
「パンチドランカー」と言った方が馴染みがあると思いますが
フットボール選手の衝突の衝撃はとてつもないもので
その影響による脳障害に気づいた医師と
その問題を闇に葬ろうとしたNFLの実話
タイトルのコンカッション Concussion とは脳震盪の事
映画の中のセリフ
「キツツキは何万回も木をつつくがその衝撃に耐えらえる構造を持っている。
人間にはそれが無い」
このセリフが映画の核心を静かに突いてくる
こんな事実があったのかというのを知らなかったですが
実話ならではのリアルな描写で
巨大なNFL組織に立ち向かう主人公のオマル医師の姿が立派でした
主演のウィル・スミスは、アフリカ訛りの英語を使いながら
誠実で信念を貫く医師を見事に演じきった
『メン・イン・ブラック』の頃の若さとは違う
年齢を重ねた渋さが光る名演
映画的にはクライマックスの盛り上がり不足という面もありますが
堅実な作りで心に残る良い映画でした
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