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元主婦の5連休は天にも昇る心地


先月まで6年間主婦だった。
主婦であることの良さは多かったけれど
手放しで喜べる生活かというとそうでもない。
最大のデメリットは生活にメリハリがないことだった。

主婦はなんでもやれるし、何もやれない。
すごく大変といえば大変だし、楽といえば楽。

主婦は休みもないし激務でもない。全てが自分次第で、他者からのイメージも人によって差があると思う。

誰から見ても分かる、
例えば何時間働いたとか
いくら稼いだ
何回褒められたとか
そんなことに憧れた。

多くの人にとって当たり前のそんなことすらないのが辛かった。

とにかく「わたしが頑張っているところを誰かに見ていてほしい」という気持ちが年々大きくなっていた。


6年集中した子育ては、それはそれは尊いものだったけど、子どもが成人した頃にやっと達成感がありそうなくらい。(どうなんだろう、そこまでないのかも、あるのかな、わからないけど)

そして先月から働き始め
1ヶ月が経ち、初めてのお給料はもう少し先だし
ちょっとは慣れてきて疲れも出てきた。
6年ぶりだし、そりゃ疲れる。

そんなタイミングで今日から5連休だ。

辛いことがあるからこそ当たり前の幸せを感じられるとかそういう類の話はあまり好きではなかったけれど
これまで当たり前だった家にいられることがこんなにもウキウキするなんて。

働きたくて仕方なかったはずだけど
今は休みの幸せのために働いているんだと感じる。
休みを嬉しいと感じていること自体がとんでもなく嬉しい。

メリハリだ!メリハリがあるぞ!
生きてるって感じがする!
メリハリは人生に必要なものだ!絶対に!
だからこそわたしはこれからも心から主婦を尊敬する!

主婦だったときは家にいるのが辛い時期もあった。いつもイライラしていた。

中には1人で作業するのが得意な人もいるかもしれないけれど、
わたしは家と外で姿勢が変わるタイプだから
外に出るのはきっと正解だった。

「ビリーさん、バレエやってた?」と聞いてもらえるくらい背筋ピンッとして仕事をしている。
わたしは足が短くて座高が高いから事務所の中でわたしの頭の位置が1番高い。
足が短いのは別に書かなくてよかったけど。

家でもそうなの?と聞かれた。
家では猫背に立ち膝でスマホを見ながらご飯を食べている。

わたしにとって人に見られているという意識は
実際に見られているかどうかに関わらずすごく重要なことらしい。

人に見られている(かもしれない)平日と
その気持ちをオフに出来る休日。

ああ、最高だな。

そして、この気持ちは主婦をやっていなければ分からなかった。
家にいるのは楽だと思っていたけれどそうではなかったから、今は働けることが有難いと感じる。
いつかこの気持ちが薄くなってしまっても、こうして書いたことを読み返すことは出来るし、主婦であった経験自体はなくなったりしない。


わたしが働き始めたことによって
夫にも変化が起きている。

夫が休みの日に子どもの送迎などを任せてわたしが仕事から帰るとシンクには食器の山。

「1日中家にいたはずなのに朝ごはんの食器あるじゃん!何してた?」と思う日もあるし

仕事から帰ったわたしが頭痛い、と言うと
「俺も。。」と夫
いや、休む時間あったんだから薬飲んで治しておいてよ。。と一瞬思う、
思うけれど、
主婦だった6年間の自分が走馬灯のように流れて

いや、わかるわ、、
家にいるの大変なんだよね。
やろうと思えばやれたはずなのになんか身体が動かないんだよね。わかるわ。
そしてこれまでの夫の気持ちも少し分かったような気がする。
働いて帰ってきて家が汚いと疲れるんだね。
ここは黙っていよう。

そう思えるのも主婦を経験したから。

だから夫よ、これから6年間は黙っていてあげるから、少しずつ家事を覚えておくれ。

というわけで
わたしにお休みという概念が復活した。
5月病が怖いです。

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