人を好きになるということ:バキ童を見守るガチ恋見習い
もうみんな言ってることだけど、
今なので残します。
ぐんぴぃさんが彼女と別れたという動画を出していた。
泣くなよ。
いや思いっきり泣けよ。
痛ましい、というか
気の毒な気持ちでいっぱいになる。
でも以前ほど心配はしてない。
初めての彼女ができるまで、
特に数年前は本当に心配だったのだ。
どこかの動画で、
「いるわけないだろ!バキ童にガチ恋なんか!!」
「いないんだよ俺には!!」
「いないんだ……😭」
と泣いているやつがあった。
たしか「土岡、ジュノンボーイかよ」「土岡ガチ恋」みたいな話の流れじゃなかったかと思う
でも違うんだよ。
俺はぐんぴぃ個体と、
普通に知り合って、仲良くなって、
信頼関係ができたら、付き合える というか
その点他の成人男性と全く変わらないとずっと思っていた。
そのへんの一般男性と、ぐんぴぃが違うことはないのだ。
人間同士の相性は、会ってみないと分かんないけど。
でもさ、違うじゃん。
俺たちはさ、ぐんぴぃが芸人やって、YouTube始めて、
それで見せてくれる「ぐんぴぃ」を見てるんだよ。
それに好感を抱いてるわけ
「ガチ恋」そのものだよ。
違うかな
だけどさ、当時「童貞」とかいう自分の人生の一部を第三者に勝手にコンテンツにされて、
もう使うしかないって、ぐんぴぃの恋愛はお仕事だったわけじゃん。
俺たちがガチ恋声明を出すことは、
「バキ童」で得られる仕事のさ、業務妨害じゃん。
それはさ、ぐんぴぃを応援してて、幸せでいてほしくて、沢山の人に愛されてほしい、
__ガチ恋ったってオタクなんだから、
オタク的にはさ、自分が業務妨害をするのはさ、違うじゃん。
だから黙ってたんだよ。
ガチ恋ここにいるよって、言わずに黙ってたんだよ。
でもそしたらさ、ガチ恋のいなさで自信無くしてんじゃん。
いるよ。
俺たち、お前のこと大好きだよ。
独占したいぐらい好きだよ、
でもお前はそれには収まらないからみんなと平等にシェアハピしてんだよ。
シェアバキ。
私はずっとこれに、心を痛めていた。
活動の邪魔をするまいと思っても、
ガチ恋声明はあった方が自信になるのかもしれない。
自分のアカウント?オタクとしての自分?
が空気を読まない最悪なオタクになる代わりに、
数となれば自信になれるのかもしれない。
ずっと正解が、ないだろうけど正解なんて、
正解がわからなかった。
モヤモヤして、こんなに俺たちが愛するお前を、世界で1番、お前が過小評価してるんだ。
ずっとそれが嫌だった。
だから彼女ができて、
心底嬉しかった。
私と他のオタクが大事にしているぐんぴぃ本人が、
本人の望む形で、選ばれたのだ。
「ぐんぴぃ」のお仕事をしていない時を見ている人が、選んでくれたのだ。
ほんとのほんとに嬉しかった。
すぐさま昼間の変な時間に配信つけて、近所のケーキ屋でいちごの乗ったチョコケーキ買って、ハートのロウソクくださいって、
そんでお土産でもらったルタオの紅茶、チョコにもケーキにもぴったりな特別なお茶淹れてさ、
ぐでぃの好きなシナモンとかだっとちゃんとかのグッズは持ってないから、せめてすみっコぐらしの人形を並べて、お祝いしたんだ。
嬉しかった。
しかも1番大好きな友達の誕生日でもあったから、
あの日は私が世界で1番幸せな人類だった。
好きな人が評価される喜び。
好きな人が、自分自身を認める喜び。
私たちが好きなその人が、本人に認められる喜び。
本当に嬉しかった。
スケベ大学学長・リップグリップの岩永さんがこう言ってた。
ぐんぴぃには童貞を卒業してほしくない
老後縁側で俺と囲碁を打つんだ
夢主すぎる。
でもこうも言ってた。
童貞卒業のために自分を曲げた無茶をしてほしくないだけで、
本当に好きな人と結ばれること自体はこの上なく喜ばしい
俺もそう思う。
ぐんぴぃの気持ちが受け止められたこと、それが嬉しかった。
でも人間関係色々あるし、
彼女に振られたぐんぴぃはずっとしょんぼりしていた。
動画の最後、
嫌だ〜〜!!別れたくない!!
と撮影中みたいなデケえ声で叫んでいた。
挙句、スタジオに勝手に1人で寝転がって、
嫌だ〜〜!!!!やだやだやだ!!!!!
と文字通り駄々をこね、丸い体で手足をジタバタさせ、
ズボン越しに俺たちに肛門を見せつけてきた。
俺たちが見せつけられたということは、
その場にいたバキ童チームは全員脳髄から浴びせられたんだろうと思う
でも誰も嫌がるそぶりを見せず、
うん……みたいな顔で寄り添って、それを見守っていた。
慰めたいような、一緒に泣きたいような、元気が出るのを待つようないろんな顔で。
それがめちゃくちゃよかった。
好きな人に思いを受け止めてもらい、結ばれたのが喜ばしかった。
でもその先に、その人と別れても、言葉すら要らず心のままで寄り添う人間が10人もいた。10?なんかそんぐらい
そっちがもっと、喜ばしかった。
お付き合いをしなくてもそうだろうとわかってはいたけど、
実際に「その時」が来て、現実に裏打ちされた。
好きな人と結ばれる体験もして、
さらにそれでも離れていかない、唯一無二の友人たちが10人は、いた。
もう、これ以上いいことがあるだろうか。
俺たちの応援するぐんぴぃは、こんなに愛されている。
なんか、もう、すごいんだ。完全に証明された。
そしてこの状態を育んだのは、ぐんぴぃだった。
ずっとnoteを放置してごめん。
キリがないから喋る方向性でPodcastをやっていました。
よりによってバケモノみたいな記事で終わってて、本当にごめん。
こっちは心配しないでほしい。
記事に出来てないけど、
夢女子大ベテランの先輩にガチ恋入籍体験記(夢女子と婚姻の両立)を聞いてきたり、
ガチ恋サンプリング(他人に興味を持つきっかけに、参考となる人物を設定すること)の対象を増やしたり、
ガチ恋見習いとして、健全にやっていると思う。
今のところ、企業からのお叱りも来ていません。
そんなかんじで、ぐんぴぃはバキ童の先の、さらにその先に行ってしまった。
でも少なくとも一度、誰かを愛して、それを失うという経験をした童貞*になった。
*人の童貞云々は本来言及してはいけません。
それならきっと、これからも大事な人を見つけたり、見つけなかったり、
周りの愉快な仲間たちに恵まれたりしながら幸せになるんだと思う。
ぐでぃ、お幸せにちゃ。
2026/06/26
