おひとり様パエリアと、バルセロナの眺め|バックパックひとり旅
2025年2月22日~4月9日までヨーロッパをバックパックでひとり旅してきた。
日本にいてもあまりレストランに行かない私は、47日間でレストランに入ったのは2回のみ(うち1回は、イタリア人の友人が連れて行ってくれた。感謝)。
円安だったり予算が限られていたりしたせいもあるが、レストランでの「おひとり様」は落ち着かないのだ(ひとり旅はするくせにね)。
各地の名物料理が食べたくないわけでは、もちろんない。ただレストランとなると、ちょっとハードルが高くて…。
そんな旅の途中、スペイン・バルセロナでは百貨店エル・コルテ・イングレスのフードコートに行ってみた。「気軽にパエリアを食べられる」という情報があったからだ。
フードコートならガヤガヤしていて「おひとり様」でも紛れ込めそう…。
「よし、ちょっと行って、様子を見てから決めよう」と行ってみた。
せっかくスペインに行ったならやっぱり食べたいよね、本場のパエリア(ほんとの本場はバレンシアらしいが…)。
2025/3/8-3/11@バルセロナ
バルセロナは観光名所がてんこ盛りの街だ。
観光客が多すぎて、現地住民が「もう帰れ!」とデモを起こすほどである。
私はバルセロナには3泊したが、実際3泊でも足りなかったと思う。
人気の理由はなんといっても世界文化遺産『アントニ・ガウディの作品群』だろう。
私も念願のサグラダファミリアには、午前と午後とで2回入った。ステンドグラスを通した光の美しさは忘れられない(これについては「サグラダ・ファミリア、同じ日に2回入ってわかったこと|塔より印象に残ったのは光だった」に書いています)。

ところで、バルセロナでは、ユーロスターズ・モヌメンタル・ホテルに宿泊した。
正直、私には贅沢すぎるとも思ったが(3泊で484.29€。カードの明細は、円にして79546円だった。まじかっ!この他に市税が3泊分18.81€=約3000円)窓からサグラダ・ファミリアが見えるホテルの中では一番安く予約ができた。
夜のライトアップされたサグラダ・ファミリアも、飽きることなく眺めた。
※前述のとおりバルセロナはオーバーツーリズムが深刻です。希望の日程で予約が取れないこともあり、また全体的に宿泊施設は高額な印象でした。早めの予約を推奨します。もしこのホテルに宿泊される場合は『Sagrada Familia View』の部屋を選択すると、お部屋からサグラダ・ファミリアが見えます。

このホテルでの宿泊プランは朝食付きにしたので、朝はビュッフェでたくさんいただく(ええもう、ここぞとばかりに…)。3泊しても飽きない品揃えで、味も申し分なかった。
(ヨーロッパのホテルの朝食ビュッフェの記事「ヨーロッパのホテル朝食は楽しいけど偏る|14軒のビュッフェで野菜不足を実感」も書いてます)
旅全体を通して、私の優先順位は「宿泊施設>食事」。
昼はスーパーで買ったシリアルバーやジュース、夜はバゲットサンドやハンバーガーなど質素めだった。
でも現地ならではの美味しいもの、本当は食べたかったんだよね…。
そんな気持ちから見つけたのが、エル・コルテ・イングレスのフードコートだった。9階のフードコートなら一人前から注文して食べられるというのだ(パエリアは鍋で作る料理なので最低二人前からで、一人前のみの注文は受けないレストランも多いとのこと)。
よし、行こう。
エル・コルテ・イングレスでパエリア食べられるってよ!
サグラダ・ファミリアの見学を終えると、私はメトロでエル・コルテ・イングレスを目指した(いや、目指したのはパエリアか…)。
エル・コルテ・イングレス百貨店はカタルーニャ広場にある。地下鉄サグラダ・ファミリア駅から5分のPasseig de Gracia駅で下車して数分歩く。
9階に上がりおそるおそるフードコートを覗いてみる。
そこは、日本で見るフードコートとさほど変わらない雰囲気だった。家族連れもカップルもいるし、ティーンエイジャーのグループも「おひとり様」もいる。
少し安心して、私はパエリアをいただくことにした。
選んだのは、お肉とシーフードが両方入っている「ミックス」。
「ミックス1つ」と注文すると、おじさんがお皿に(ちょっと雑に)盛ってくれた。

(ちょっと…多くないですかね)
ワインもグラス1杯注文することにした。
合計で14.90€(カード明細上は2443円)。
ワインは赤と白とスパークリングがあって、自分でグラスを取り、サーバーから注ぐスタイルらしい。でもどのグラスを使えばよいのか、このパエリアにあうのはどれなのかわからずサーバーの前で迷っていると、ちょうど店員さんが通りかかったので聞いてみる。
店員さんは
「まあ、好みだからね~」
と言いながらグラスを一つ取ると、サーバーから少しずつ注ぎテイスティングさせてくれた(ありがとう!)。
いつもは白を好んで飲むが、この時はスパークリングにした。
(全く関係ないが、旅の間のアルコールは確かブリュッセルで1回と、この時のスパークリングワインのみ。以前は毎日夕食の時に白ワインをいただいていたが、このひとり旅で意図せず「断酒」状態になり、帰国後はアルコールを飲まなくなった)

9階からの眺めは良かったけれど、窓際の席が空いていなかったのはちょっと残念。こんなに見晴らし良ければ、そりゃみんな窓際、座るよねー。

お天気も良く、美味しいパエリアも食べられたうえにバルセロナのこの景色も見られて、行ってよかったなと思う。

ひとり旅は自由だけど、勇気がいる。
でもその勇気が、予想外の素敵な景色を見せてくれるんだよね。
(とはいえ、次は誰かと行きたいかなー)
※2025年の47日間ヨーロッパひとり旅のエピソードはこちら▼のマガジンにまとめています。
