35年ぶりのブダペスト|1990年と2025年の風景比較【ヨーロッパバックパックひとり旅】
1990年。大学卒業を控えた私は、ヨーロッパをバックパックでひとり旅した。
そして35年後の2025年。「再びヨーロッパを訪れたい」という夢を叶える47日間の旅をした。
本記事では、1990年に女子大生だった私が見たブダペストと、50代後半になった2025年に見たブダペストを、写真とともにご紹介したい。
1990年の旅では、ブダペストは「寄り道」だった。
夜行列車でウィーンからヴェネツィアに向かう前、夜行列車の出発まで時間が余った。それがブダペストを訪れた理由だ。
何の予備知識もなく、ビザは前日、エクスプレスで発行してもらった。
下は、ペスト側からドナウ川をはさんでブダ側を望む画像だ。

そして2025年に撮った画像。同じく、ペスト側からドナウ川越しにブダ側を撮影した。

川の向こうに見えるものはだいたい同じかな。左側にマーチャーシュ教会の尖塔が見える。
1990年の女子大生が買えたカメラで撮ったブダペストの街は、天候と時刻のせいで暗い。しかし、私の中には良い印象が残っている。

静かでつつましく素朴。
そういった雰囲気がとても気に入ったので「またぜひ訪れたい」と思ったのを覚えている。
だから2025年の旅でも、目的地に組み込んだ。

街を歩いている時、人に声を掛けられた。私が落とした紙切れを拾ってくれた人がいたのだ。
一目見て重要ではないとわかる紙だったにもかかわらず、その若い男性はわざわざ拾って私を呼び止めてくれた。
そういう瞬間の相手の眼差しというのは、忘れないものだ。
やはり行ってよかったなと思う。
そして、まだ見足りない。



2025年に訪れた時のブダペストは、よく晴れていた。改めて、美しい街だと感じた。

時間と気持ちの余裕があれば、クルーズもしてみたかった。


この国会議事堂は、夜景の美しさでも有名だ。
本当は夜景を見に行きたかったのだが、諦めた。
駅からホテルへの道が、少し寂れて不安を感じる雰囲気だったためだ。
(ホテルのフロントにいた女性にも聞いてみたら、「私は地元民だから大丈夫だけど、あなたが夜道を帰ってきても大丈夫だとは、私にははっきり言えない」とのことだった…)
次回は、夜景スポットの近くにホテルを取って、ぜひ夜のブダペストを堪能したい。

「ドナウ川遊歩道の靴」も訪れた。様々な国からの観光客がたくさんいた。

マーチャーシュ教会も素敵だったなぁ。
のぼるのはちょっと大変だったけど。
足腰が丈夫なうちに行かれることをおすすめする(ここに限らず旅は、身体が頑健なうちが何かと楽しめると思う)。

列車の時間が迫っていて、さっと写真を撮ったのみになってしまった。
列車と言えば、ブダペストは駅のエスカレーターが速い!
年配の人だと、うまくタイミングをつかめないんじゃないかというくらい速かった。体感では東京の2~3倍くらい(?)。
35年ぶり2度目のブダペスト。
1泊したのに「まだ十分、見ていない」と思う。
次はもっとゆっくり滞在したい。
できればハンガリー語も少し覚えてから行きたいと思っている。
ハンガリー語は、英語やイタリア語、フランス語などと系統が違う。スーパーで買い物するにも、簡単な単語やあいさつさえわからなかった。
うーん、やっぱり消化不良の感が否めない。
足腰がしっかりしているうちに(そして認知機能もしゃんとしているうちに)再訪しなくては。
