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パリ再訪、そしてヴェルサイユ宮殿|1990年ヨーロッパひとり旅

※これは1990年のヨーロッパひとり旅のお話です(第32話)。

3月20日 パリ 1日目

日本を発ったのは2月21日だった。
ヨーロッパ各地を回り、約1か月後の3月20日、パリに戻った。
10時半に到着し、まずホテルを探す。

高かったり満室だったりでなかなか見つからなかったが、やっとカルチェラタンに部屋を見つけた。

荷物を置き、マルモッタン美術館を目指す。
(*現在の名称はマルモッタン・モネ美術館)

通りかかったラヌラグ庭園で17世紀の詩人ジャン・ド・ラ・フォンテーヌの像を見た。
足元にカラスとキツネがいる。

動物たちを見守るような像に引き寄せられた
イソップ版でカラスがくわえているのは肉、フォンテーヌ版ではチーズとのこと

この後、マルモッタン美術館のそばで撮影した一枚▼は、私にとって大切な写真になった。
緑と花の美しさ。手入れをする二人の男性。
再びパリを訪れたとしても、二度と同じ瞬間を切り取ることはできない。

私にとっての「パリ」の1シーン。この写真を撮ることができてよかった

マルモッタン美術館では、モネの作品などをゆっくり鑑賞した。
『印象・日の出』は思ったより小さな絵画だった。

その後、シャイヨー宮まで歩き、エッフェル塔を眺める。
改めて「パリにいる」と実感した。

パリと言えば、やはりエッフェル塔

ノートルダム大聖堂は外から見ただけ。
(2025年は、中に入りました)

3月21日 ヴェルサイユ宮殿

翌3月21日は、パリ郊外にあるヴェルサイユ宮殿へ。
この時、電車を間違えるという失態を、久しぶりにやらかした。
しかし、旅のはじめは道に迷ってばかりだったことを考えると、この1か月で私もそれなりに成長したのかもしれない。

ヴェルサイユ宮殿はとにかく広い。

何世紀も前の人々も、ここを行き来したのだろうか
「この天井や壁のレリーフは、どんな人間ドラマを見てきたのだろう」などと考えてしまう

内部の豪華さにも圧倒されたが、庭園も呆れるほど広い。
運河もあり、村まである。
宮殿の中にさらに宮殿(グラン・トリアノン)もあるし、マリーアントワネットが過ごしたというプティ・トリアノンもある。

王妃の村里。おとぎ話に出てきそうな可愛らしい家たち

ヴェルサイユ宮殿を見学するのは1日がかりだ。
(2025年の旅では、疲労がたまった終盤で訪れたこともあり、この村▲まで歩いたら、帰りはさすがに歩けないくらいクタクタになってしまいました)

ひとり旅も残りわずか

ヴェルサイユ宮殿そばにあった花時計

さて、私の旅も、もうすぐ終わり。

明日(3月22日)は美術館を巡って、3月23日には帰りの飛行機に乗る。

やり残したことが多いような焦りと、もうすぐ帰るという安堵とを感じていた。

32日間。
長いような短いような旅が、いよいよ終わりに近づいている。

※1990年の旅のエピソードはマガジン▼にまとめています。


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