1990年⑱2月28日ハノーヴァー&3月1日ビュルツブルク【女子大生ヨーロッパ32日間バックパックひとり旅】
※本稿は、1990年に大学生だった私が、2月21日から3月24日の32日間バックパックでヨーロッパを旅した時のエピソードです(第18話)。
旅の間に書いていた旅日記のオリジナルは2026年時点で行方不明ですが、写真を頼りにまとめた原稿がクローゼットにあったので、note用に編集し、ところどころ2026年の私が突っ込み注釈[*]を入れつつ、ゆるっと投稿します。
これ以降、写真が増え、文章は減っていきます。
また文章の一部には、創作も混じっているとお考え下さい。
最初の1週間は迷ってばかりだった1990年の旅も、ここに来てやっと観光らしいことができるようになってきました。
本日は、2月28日と3月1日の2日分。
1990年の旅のお話はマガジン「1990年ヨーロッパ女子大生バックパックひとり旅」にまとめていますのでよろしければ、①~⑰で、私が旅の始まりにどれほど迷子になったか笑ってやってください。※
ハノーヴァー(2月28日) ドイツの印象
ベルリンを後にし、ハノーヴァーを訪れ、ホテルを探す。
ドイツの人々は一見頑固そうだけど、とても優しい。
ホテルの部屋も、きちんとしていて清潔な感じがした。
ハノーヴァーでは、天気の悪い中、ヘレンハウゼン王宮庭園やエーリヒケストナー博物館を見て回った。
(*この2か所は写真もなく、全く覚えていません…)

少しずつ、観光らしいことをする余裕が出てきていた。
スーパーにも初めて入ってみた。
レジで支払いが済んでも袋をくれないので 「ちょうだい」と言ったら、10ペニヒ取られた。合理的だ。
(*当時1マルクが88円くらいだったようなので、約8円ですね。2020年からは日本でもレジ袋有料となっていますが、ドイツはその30年前にはすでに有料だったということですね。ゴミの分別も当時の日本より細かく分けられていて驚いた記憶があります)
料理は味がおおざっぱだなと感じた。
(*食べられるだけありがたいと思いなさいよ…)
ホテルの人に聞いて近所のレストランに入ったのだが、やはりひとりだと落ち着かない。
ウェイターさんは優しくて、おすすめの料理を教えてくれた。
料理が運ばれてくると、ザワークラウトがついていた。
「おお!これが本場の!」とちょっと感動。
でも「付け合わせ」にしては量が多い。後半はちょっと辟易してしまった。
部屋で旅日記を書いていると、どこかから教会の鐘の音が聞えてきた。
今、私はヨーロッパにいるんだなぁと実感する。
ビュルツブルク(3月1日)
ハノーヴァーの次に訪れたのは、ビュルツブルクという街だった。
ここに見たいものがあったというより、ここから電車で1時間ちょっとのところにあるローテンブルク・オプ・デア・タウバーが目当てだった。
ローテンブルクへはローカル線を乗り継いで行くので、とりあえずホテルをビュルツブルクに取ったというわけだ。
しかし、またもや私は失敗してしまった。
列車を間違えたり、同じところをぐるぐる回ったり、雪の舞う無人駅で1時間も列車を待ったりして6時間も無駄にしてしまったのである。

列車の間違いに気付いた時、そばにいた乗務員の男性が「気の毒に」という顔をして私を見た。
ビュルツブルクでは、マリエンベルク要塞に上った。



明日は、ローテンブルク・オプ・デア・タウバーへ行く。
2025年ビュルツブルク再訪
1990年の旅では、ビュルツブルクには「都合よく移動できるから」という理由で行ったようです。
でも街並みが美しく良い印象が残っていたので、2025年の旅でも訪れました。
ロマンチック街道の起点ということでも有名ですね。
35年ぶりのビュルツブルクも相変わらず美しく、いくつかの素敵な思い出ができました。
ビュルツブルク大聖堂内に泊まりましたが、歴史的な建物とオフィスと宿泊施設が一緒になっているというユニークなホテルでした。親切なスタッフ、清潔で居心地の良い部屋、窓から見える大聖堂の回廊など、思い返すとすべて胸が温かくなります。
もう一度、ビュルツブルクを訪れるなら、また泊まりたいと思います(駅から歩くと20分ほどかかりますが)。

例によって弾丸な滞在だったため、レジデンツの見学もじゅうぶんな時間が取れなかったものの、行ってよかったと思いました。

マリエンベルク要塞は、50代後半となった身には上るのがちょっと大変でした。でも1990年に見たのと同じ景色を見たい一心で、一歩一歩のぼって行きます。

2月の終わりのマリエンベルク要塞はあまり人がいませんでした。
要塞からみた風景は、1990年と2025年ではあまり違いがないように見えますが、ビュルツブルクの駅から大聖堂へ行く道は、他のヨーロッパの都市と同じく、たくさんのお店が並び活気がありました。
なんとなく住み心地も良さそう。
再びゆっくり訪れてみたい街のひとつです。
