世界は、いつも流れ込んでくる
毎日、世界が、
高解像度に見えるんだ。
街に咲く、梅の花のかおり。
きらきら光る、川面。
空を飛ぶ、鳥。
それらは、
ただそこにあるだけなのに、
わたしの中に、
絶えず流れ込んでくる。
子供の頃からずっとそうなんだ。
あれば、あっただけ。
全部わたしに入ってくる。
かおりも、
光も、
色も、
気配も、
感情も、
すべてが、
同時に存在している。
だから、
死を思いながら、
梅の花をきれいだと思うし、
誰かを好きだと思いながら、
鳥の影を目で追っている。
くそぉー、と悔しがりながら、
川面のきらめきに、
一瞬、心を奪われる。
noteを書きながら、
耳で聞いてアニメを観ていたりする。
それは、
特別なことではなくて、
わたしにとっては、
ただの、日常だった。
世界は、
いつも溢れている。
わたしは、
ただ、
それを受け取っているだけなのだと思う。
そして今日も世界は、
わたしの中に、
静かに流れ込んでくるんだ。
