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[Gallery/AIgraphic/#18】記憶の名残り/あの日の選択

大きな人生の選択ではなく、日常の中にあったあの日の選択。

立ち止まること。
違う道を歩くこと。
言葉にしないこと。
手放すこと。
もう一度、空を見上げること。

そのどれもが、小さな出来事。
けれど、その先に、今も記憶に残る景色がどこかに残っていた。

空を見上げることを選んだ日

右へ行くか、左へ行くか。
急ぐか、立ち止まるか。
うつむいたまま歩くか、空を見上げるか。
あの日の選択は、とても小さなささいなものだった。

誰かに話すほどのことではない。
けれど、その先に、私は雨上がりの虹を見つけた。

立ち止まることを選んだ午後

急いでいた。
理由はいくつもあったけれど、どれも本当の理由ではなかった気がする。

ただ、止まれなくなっていただけだった。

あの日、立ち止まったから見えたものがある。
それは、急いでいた私には見えていたのかどうかはわからない。
とても小さな午後の光だった。

いつもと違う道を選んだ日

いつもの帰り道を曲がらず、少しだけ遠回りの道を選ぶ。
理由ははっきりしない。ただ、同じ道を帰りたくなかった。それだけ。

たったそれだけのことなのに、
でも、その日から「いつも通り」だけが答えではないと思い始めた
そして、その日の帰り道は、少しだけ知らない物語になった。

言葉にしないことを選んだ夕暮れ

言いたいことがあった。

けれど、言葉にしなかった。
言えなかったのではなく、
たぶん私は、言葉にしないことを選んだ。

手放すことを選んだ朝

手放すことは、忘れることだと思っていた。

でも、あの朝。
私は少し違うのかもしれないと思った。

手の中からは消えた。
けれど、なくなったわけではなかった。

それは少し軽くなって、
記憶の中に場所を変えただけだった。

虹が消えたあとに残ったもの

虹は、いつか消える。

どれだけきれいに見えても、
どれだけ心に残したいと思っても、
空にかかる光は、やがて薄れていく。

虹はもう見えない。

あの日の選択。そして、私が選んだものは、まだ消えていない。

それは記憶の中で、
雨上がりの光のように、
今も静かに残っている。

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