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【会社をつくる、その想い #01】恵まれた環境の先に、新しい挑戦を選んだ

当時の職場に大きな不満があったわけではありません。むしろ、恵まれていました。それでも、あるとき「この先の自分が見えてしまった」と感じました。
私が13年間勤めた大手コンサルティングファームを離れ、40代半ばで新しい会社をつくる挑戦を選んだのも、そんな感覚がきっかけでした。

ペイフォワードパートナーズ合同会社(以下、PIF)CEOの古賀敬浩です。
PIFは、2025年6月に設立したコンサルティングファームです。現在のメンバーは約20名。新規事業支援、AI戦略、M&A関連の業務など、経営のど真ん中にある課題に向き合っています。

これまでこのnoteでは、PIFで働くメンバーを紹介してきました。ここからは、私たちがどのような考えで会社をつくり、何を目指しているのかをお伝えしていきます。

連載の1本目となる今回は、すべての出発点となる話です。なぜ会社をつくったのか。会社を通じて何を実現したいのか。そして、なぜ「Pay it Forward」という名前を選んだのか。率直に書いてみたいと思います。

ペイフォワードパートナーズ合同会社 CEO 古賀敬浩

01 恵まれていたからこそ、新しい挑戦がしたくなった

私は2008年に、監査法人系のシステムコンサルティング会社へ入社し、そこで業務改善やシステム導入を経験しました。2012年からは大手コンサルティングファームで働きました。

その後の13年間で、M&A、新規事業の立ち上げ、危機対応など、数多くのプロジェクトに携わりました。2018年には、オペレーションとシステムを軸としたサービス組織を1人で立ち上げ、約200人規模へと成長させる経験にも恵まれました。

サービスラインの統括パートナーとなり、その先にもステップアップする道があったと思います。決して環境に大きな不満があったわけではありません。多くの機会を与えてもらい、非常に恵まれていました。

ただ、その延長線上にある自分の将来が、少しずつ見えるようになっていました。そのときに気づいたのは、自分が本当に求めているのは、これまでの延長ではない新しいワクワクだということでした。

当時の会社でも挑戦できることは、まだたくさんあったと思います。それでも「新しい挑戦をしたい」という気持ちは、日に日に強くなっていきました。

02 会社をつくることが、目的ではなかった

会社をつくると、「経営者になりたかったんだね」と言われることがあります。

でも、私が本当にやりたかったのは、会社を経営すること自体ではありません。自分たちが信じる価値を、自分たちの意思で形にできる環境をつくることでした。

大きな組織には、大きな組織だからこそできる仕事があります。一方で、組織や担当領域の境界によって、自分が本当にやりたいことに自由に挑戦することが難しい場面もあります。
そうした境界にとらわれず、クライアントやメンバー、そして社会にとって本当に良いと思うことを、自分たちの意思で選ぶ。それが、新しく会社をつくることを決めた一番の理由でした。

03 不安よりも、新しい挑戦への期待が大きかった

新しく会社をつくることを決めてからの動きは早かったです。2025年2月に退職の意向を伝え、5月末に退職。翌6月に、ペイフォワードパートナーズを設立しました。

40代半ばで、家族もいる。十数年間働いた会社を離れて、新しい会社をつくる。一般的には、不安や怖さを感じても不思議ではない状況だったと思います。

しかし、振り返ると、私の中では不安よりも期待のほうが大きかったのだと思います。

当時一緒に働いていたメンバーへ新しく会社をつくる決断を伝えたところ、複数の方から「一緒に新しい挑戦をしたい」と言っていただきました。信頼できるメンバーがそばにいてくれたことは、非常に大きな支えでした。また、家族が新しい挑戦を後押ししてくれたことにも、感謝しています。

そして何より、自分たちが本当に良いと思うことに、正面から挑戦できることが楽しみでした。

04 会社をつくって、挑戦の幅が大きく広がった

会社をつくってから、挑戦できることは想像以上に広がりました。

現在は、PIFの経営に加え、個人として上場企業やスタートアップの戦略顧問を務め、企業の成長を支援しています。また、ライフセービングクラブの理事として地域活動やジュニア世代の育成にも携わっています。そして、さまざまな分野で挑戦する若い世代が、自分らしく成長を続けられるよう支援しています。

会社という枠を超え、自分が価値を届けたいと思う人や場所へ直接関わり、その挑戦を支えられるようになったこと。それが、この挑戦を選んで最も良かったことの一つです。

05 異なる活動が、一本の線でつながっている

企業を支援すること。地域で活動すること。若い世代の挑戦を支えること。
一見すると、それぞれ異なる活動に見えるかもしれません。しかし、私の中ではすべて一本の線でつながっています。

私はこれまで、多くの方に助けていただいて今があります。
だからこそ、次は自分が誰かの挑戦を支える側でありたいと思っています。企業でも、地域でも、スポーツでも、そこで生まれた価値をその場で終わらせず、次へとつながるきっかけをつくりたい。
この考え方こそが、PIFという会社の原点です。

06 「自分を物差しにしない」姿勢を大切にしている

私は、物事を「自分が何を得られるか」だけで考えないようにしています。

自分を基準にすると、判断の物差しがすべて自分になります。そうなると、相手の立場や、相手が本当に必要としていることが見えにくくなります。
仕事でも人との関係でも大切なのは、「相手が自分に何をしてくれるか」ではなく、「自分が相手にどのような価値を届けられるか」を考えることだと思っています。

相手は何を期待しているのか。その期待を上回るために、自分は何ができるのか。私は日頃からこの考え方を大切にしており、PIFのメンバーにも「自分ではなく、常に相手の立場から考えよう」と伝えています。

07 価値の循環を生み出す起点でありたい

社名の「Pay it Forward」には、受け取った価値を自分のもとで止めず、次へつないでいきたいという想いを込めています。

私たちの仕事は、企業や組織にコンサルティングサービスを提供し、新たな価値を生み出すことです。ただし、その価値はクライアントの中だけで完結するものではありません。
クライアントの事業や組織が良くなれば、そこで働く方々に価値が届きます。その方々の働き方や生活が良くなれば、その価値はご家族や地域にも広がっていきます。そして、その先には次の時代を担う子どもたちがいます。

クライアントへ。従業員へ。そのご家族へ。地域へ。そして、次の世代へ。

自分たちの周りから始まった価値が、人から人へ広がり、新たな挑戦を生んでいく。PIFは、その循環の起点となる会社でありたいと考えています。

私たちが掲げるミッション「明るい未来へつながる価値創造と循環の起点となる」には、その想いを込めています。

PIFが起点となる価値の循環

08 創業1年。PIFは、まだ完成していない

ありがたいことに、創業から約1年でメンバーは約20名になりました。大手ファームでマネージャーを経験したメンバーも多く、一人ひとりがプロジェクトを自律的に推進できることは、PIFの強みです。

一方で、会社としては、まだ完成していません。現在のメンバーが持つ経験や力に支えられている部分も大きく、これから入社する方の成長を、会社としてどう支えていくかは、私たちにとって重要なテーマです。

教育制度は少しずつ整えていますが、まだ改善できる余地があります。AIを活用した業務オペレーションの効率化にも、さらに取り組んでいきたいと考えています。
組織の仕組み、評価や育成の制度、働き方、会社の文化。そのどれもを、これからさらに進化させていきます。

私は、理想的な働く環境は、経営者だけが決めるものではないと思っています。そこで働く一人ひとりが意見を出し、自分たちにとって最高の環境を、自分たちの手でつくっていけばいい。

完成した会社に入るのではなく、これからの会社を一緒につくる。それができることが、今のPIFで働く面白さだと思っています。

09 未完成だからこそ、未来を一緒につくれる

設立から間もない会社に入ることに、不安を感じる方もいると思います。制度や仕組みがすべて完成しているわけではなく、会社として、これから経験しなければならないことも数多くあります。

一方で、完成していないからこそ、自分の意見や行動で会社を変えられる余地があります。
私たちが目指しているのは、会社を大きくすることだけではありません。クライアントへの価値提供を起点に、その価値が従業員、ご家族、地域、そして次の世代へとつながっていく循環をつくることです。

与えられた環境の中で働くだけではなく、より良い仕事の進め方や組織のあり方を、自分たちで考えてつくりたい。そして、自分の仕事を通じて誰かの挑戦を支えたい。そのような方と、一緒にPIFを育てていきたいと思っています。

10 これから、PIFの中身を率直に伝えていく

これからこのnoteでは、PIFの中身を順番にお伝えしていきます。

実際にどのような案件や業務に取り組んでいるのか。どのような考えで人の成長を支えようとしているのか。なぜ新卒採用を始めるのか。メンバーは普段、どのような環境で働いているのか。

良い面だけを見せるのではなく、まだ足りていないことや、これからつくらなければならないことも含めて、できる限り率直にお伝えしていきます。

転職や就職をすぐに決める必要はありません。まずは一度、私たちが何を考え、どのような会社を目指しているのか、話を聞きに来てください。

皆さんとお会いできることを楽しみにしています。


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