【2025年11月開講】子どもを取り巻く「いま」と、私なりの関わり方を考えるオンライン講座
子どもと関わるとき、
「あれで良かったのかな」
「もっと寄り添えるやり方があるんじゃないかな」
——そんな迷いやもやもやを感じたことはありませんか?
NPO法人PIECESが運営する Citizenship for Children(CforC) は、
子どもを一人の人として尊重しながら、自分なりの関わりを探求していく学びのプログラムです。
資格を取る講座でも、正解を教わる場でもありません。
ソーシャルワーカー、まちづくりの専門家など、子どもに関わる実践者の講師から関わりの事例を学び、自分なりの関わり方のヒントを受け取っていく場です。
2025年10月より、オンライン講座の参加者を募集します。
この講座で大切にしていること
CforCは、「地域に暮らすすべての人」が対象です。
会社員・NPO職員・医療福祉職員・経営者・学生など、さまざまな背景の人が集います。
役割や立場ではなく、“ひとりの市民としてどう関わるか” をともに考え、問い続ける姿勢を身につけていきます。
講座の特徴
忙しい日々の中でも、無理なく続けられる設計です。
好きな時間に学べるオンデマンド配信
講師と直接対話できるオンラインイベント
日常の実践とつながる「問い」と「視点」が詰まっています。
講座内容と講師紹介
2025年11月から開講する講座内容とその講師をご紹介します!
第1回市民性醸成ゼミ
スピーカー:斎典道(NPO法人PIECES 代表理事/ソーシャルワーカー)
子どもを取り巻く現状を知り、「市民性」というキーワードを手掛かりに、子どもが孤立することなくWell-beingに生きられる地域や社会を育むために必要なことをともに考えていきます。
※オンデマンド配信ではなく、オンライン(ZOOM)にて開催します。

1988年生まれ。児童養護施設での子どもたちとの出会いから、ソーシャルワークの道に進む。2012年には北欧の社会福祉を学ぶためデンマークに1年間滞在。制度や仕組みとともにある「市民性」の価値に深い感銘を受ける。
日本福祉大学大学院在学中に児童精神科医の小澤と出会い、PIECES設立に参画。理事兼事務局長として、事業・組織の両側面から事業運営に携わったのち、2024年9月から代表就任。市民性や共在感覚の醸成が公私におけるテーマ。
<略歴>
日本福祉大学大学院の社会福祉学研究科修士課程在籍時に、任意団体DIC(PIECESの前身団体)に参画。2016年にNPO法人PIECESを設立し、理事兼事務局長として運営に携わる。2015年から2019年まで都内でスクールソーシャルワーカーを兼務。2024年9月にPIECESの代表理事に就任。
第2回|市民性と専門性~公的支援の立場から見る“非専門職”の可能性~
講師:安井飛鳥さん(弁護士とソーシャルワーカーの協働を考える会/ちば子ども若者ネットワーク/一般社団法人Void)
安井さん自身のキャリアとその時々に出会った子どもたちの事例やそこで感じた葛藤などをお話しています。安井さんは、弁護士とソーシャルワーカーの2つの専門資格をとったものの、専門職としての限界を感じ、現在はひとりの市民として「ちば子ども若者ネットワーク」で活動をされています。専門職とひとりの市民という、両方の立場から子どもたちにかかわる安井さん自身の経験から、市民性と専門性とは何かを一緒に考えます。

ソーシャルワーカー兼弁護士。学童保育や児童相談所、社会的養護アフターケア事業所等で子ども・若者支援に従事。様々な要因から支援枠組からこぼれやすい子ども・若者達と日々試行錯誤しながら関わっている。また、誰もが生きやすい、ごきげんなまちづくりを目指した地域福祉実践を展開。最近では誰もが境界を越えて楽しめる空間創出としてアニソンDJ活動を始める。子どもたちの育ちを支えていくために専門家や公的セクターができることと限界は何か、非専門家や地域にできることは何かを日々探求している。
第3回|子どもの孤立を防ぐ、コミュニティのつくり方
講師:西川正さん(NPO法人ハンズオン埼玉理事)
講座では、西川さんがこれまで取り組んできた場づくりをご紹介しています。西川さんはあらゆることが専門化、サービス化されていくことで、人と人として出会う関係性の大切さをお話しています。孤立や分断を生まないためには、子どものために(for)ではなく、子どもとともに(with)、不要不急の「あそび」を大切にしていく西川さんの場づくりの想いを語っています。

学童指導員、出版社、NPO支援センター事務局長などを経て、2005年、特定非営利活動法人ハンズオン埼玉を設立。毎年数千人が参加する「おとうさんのヤキイモタイム」キャンペーンやなど、市民参加型のまちづくりのプロデュースに関わる一方で、まちづくりや子育て支援にかかわる研修などで講師やファシリテーターとして活動。朝日新聞『天声人語』、NHK『課題解決ふるさとグングン』などでとりあげられる。保育所保護者会、PTA、民生委員など地元での活動多数。元恵泉女子学園大学特任准教授。現在、大妻女子大学、立教大学等で非常勤講師。特定非営利活動法人あげお学童クラブの会相談役。2022年4月より岡山県真庭市立中央図書館館長を兼務。著書に『あそびの生まれる場所〜「お客様」時代の公共マネジメント』(ころから刊 第12回生協総研特別賞を受賞)、『あそびの生まれる時〜 「お客様」時代の地域活動コーディネーション』(ころから刊 2023年)など。
第4回|まちの風景から眺める、子どもの暮らしと市民性
講師:田北雅裕さん(九州大学大学院芸術工学研究院 准教授 / 社会福祉士)
講座では、田北さんが携わったプロジェクトの事例を交えながら、風景やデザインについてどのように捉えているのかが語られています。人と人との関係性はもちろん重要だけれども、人だけで何とかしようとしなくても、「人は、風景の中にいる」と、「風景」という視点で市民性について考えます。また、作り手側や社会的な視点での評価やインパクトだけでなく、当事者にとって相応しいデザインの視点を大事にする姿勢について学ぶことができます。

2000年、デザイン活動triviaを開始。以降、地域づくりとコミュニケーションデザインを切り口に様々なプロジェクトに携わる。2009年、九州大学に着任。現在は、教育学部/大学院教育システム専攻で教鞭をとる傍ら、認定NPO法人SOS子どもの村JAPAN コミュニケーション部ディレクター、一般社団法人福祉とデザイン理事などを務め、子ども家庭福祉の課題を乗り越えていくための実践・研究に取り組んでいる。
募集概要と配信スケジュール
■配信期間
2025年11月1日〜2026年2月28日
■料金
後期:社会人12,000円/学生6,000円(税込)
後期(前期アーカイブ視聴付き):社会人20,000円/学生10,000円(税込)
■募集人数:100名
■応募資格:どなたでも参加可能
■申込締切:2025年10月31日(金)
■申込方法:以下のPeatixページよりお申込みください。
講座動画配信スケジュール(全3回・3月末まで視聴可)
12月~|市民性と専門性~公的支援の立場から見る“非専門職”の可能性~ 安井飛鳥さん
1月~|子どもの孤立を防ぐ、コミュニティのつくり方 西川正さん
2月~|まちの風景から眺める、子どもの暮らしと市民性 田北雅裕さん
オンラインプログラムスケジュール(任意参加)
11月 1日(土) 9:30~12:00|市民性醸成ゼミ 斎典道
12月17日(水) 19:00~21:00|講師を囲む会 安井飛鳥さん
1月21日(水) 19:00~21:00|講師を囲む会 西川正さん
2月25日(水) 19:00~21:00|講師を囲む会 田北雅裕さん
参加者の声
これまで講座にご参加いただいた方の声をご紹介します。
普段の子どもとの関わりは、「for子ども」になっていることが多い気がする。指導、アドバイスをしない、ということを心掛けているが、自分で自分にあそびを許していない気がする。もっと自分が楽しいと感じることに貪欲になりたい。そうすれば、おのずと「with子ども」の視点に立てる気がする。
「子どもの関心」に関心を向ける、子どもと同じ空間にいるなど、普段子どもと関わる中で大切とされていることの理由と背景が分かり、点が線になった感覚がした。私がいつも居場所で会っている子どもたちに、早く会いたいなと感じた。
「大人視点での『よかれ』は、子ども視点で求めるものではないこともある」「積極的に関わるでもなく、無関心に関わらないではなく、積極的に関わらないという選択肢が大事なときもある」というのが深く印象に残りました。
お問い合わせ
「参加してみたいけど、雰囲気が分からない。」「もう少し話を聞いてから申込を検討したいな」という方は、ぜひ以下のメールより随時受付しておりますので、ご連絡ください。
主催:NPO法人PIECES/Citizenship for Children(CforC)
担当:泉森(いずもり)
メールアドレス:cforc@pieces.tokyo
