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1.5倍値上げしても、誰も辞めなかった

フリーランスのテニスコーチとして独立した時、レッスン料を1時間8,000円に設定しました。

「ぼったくりだ」と言われたこともありました。でも下げませんでした。

そして数年後、12,000円に値上げしました
(定期的に複数受講して下さっている方は別枠です)

結果から先に言います。プライベートレッスンのお客さんは、一人も辞めませんでした。


どうやって値上げを伝えたか

値上げの伝え方は、こうしました。

新規のお客さんには、最初から12,000円で案内しました。既存のお客さんには「来月から値上げさせてください」と直接伝えました。昔から来てくれている方には、最後にお伝えするようにしました。

一斉に全員同時に上げるのは、精神的にしんどいと思っています。だから段階的に伝えていきました。


値上げ後に起きたこと

値上げ後、プライベートレッスンのお客さんは一人も辞めませんでした。

2名ほど、来る頻度が少し落ちた方はいました。でも完全に辞めた人はゼロ。新規で来てくれる人の数もほぼ変わりませんでした。

正直、不思議に思いました。なぜ辞めないのか。

一つの仮説があります。値段が高いこと自体が、信頼の一つになっているのかもしれない、ということです。「高いコーチ=それだけの価値がある」という認識が、お客さんの中に自然とあるのかもしれません。


値上げして、自分が変わった

値上げしてお客さんへの影響より、自分自身への影響の方が大きかったかもしれません。

値上げをきっかけに、より勉強するようになりました。
自分のことをこういうのはちょっと違和感ありますが、結構色々なことを取り入れている方だと思います(性格かな?)
アンテナの張り方が鋭くなった感覚があります。「12,000円をいただいている」という意識が、自分の質への向き合い方を変えてくれました。

当然、年収も増えました。かなり増えました。

価格を上げることは、収入が増えるだけではありませんでした。自分自身のレベルアップにもつながりました。


値上げできない人へ

「値上げしたいけどできない」という人に、一つだけ伝えます。

一斉に全員を値上げしようとしないことです。精神的にしんどくなります。

まず「最悪やめられても良いかな」と思える(言い方が分からん💦トゲがありすみません)、新しめのお客さんから値上げしてみてください。長く来てくれている方は最後にする。この順番が、精神的に一番楽です。

そして一人値上げできたら、次の一人へ。この繰り返しで、気づいたら全員が新しい価格になっています。


値下げは自分の価値を自分で否定すること

最後に一つだけ。

値下げしろと言う人がいます。もっと安くしてほしいと言う人がいます。

今まで一回も下げたことはありません。
値下げは、自分の価値を自分で否定することだと思っているから、です。

「この値段に見合う価値を提供できる」と信じること。その自信を得るために知識や経験をブラッシュアップしていくこと。
その自信が、お客さんにも伝わります。結果も変わる。値段はその自信の表れです。

8,000円から12,000円へ。一人も辞めなかった経験が、この確信を作ってくれました。
もっともっと良い時間を提供できるはず。
まだまだここから頑張ります。


株式会社tennis-peak代表 林紘太郎

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