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店舗建築撮影日のプロの行動と思考の全て【店舗写真の撮り方:編集前写真あり】

今回はご縁がありましてホットドッグ屋さんの店舗撮影をさせていただきましたので、その時のことをじっくりお話ししようと思います。飲食店に限らず店舗を撮影する際に共通する考え方もありますので、ぜひ最後までお読みいただけたら嬉しいです。

はじめましての方、こんにちは!
いつも読んでくださっている方、こんにちは!こんばんは!
どうも、建築フォトグラファーの藤川です。
Xでは「建築写真キャット🐈」というアカウントで活動しています。住宅や店舗の竣工写真、不動産物件写真などを関東を中心に撮っています。

全て書き終えて追記:今回の記事ですが有料部分を含めると13,000文字を超えてしまいました。間違いなく過去最高の超大作です。作例写真も”RAW現像前の撮って出し写真と編集後の写真”を全部載せています。ぜひご覧ください。


1. Xのポストがきっかけで…

まず撮影することになった経緯なのですが、実は店舗写真編集サービスを始めたくて、その作例に使わせていただける店舗さんをXで探していたところ、以前から交流のあった写真家のRyutaさんから、ご友人の経営されている湘南寒川町にあるホットドッグ屋さんを紹介いただいたことがきっかけでした。

この募集ポストにリプライをいただいて始まったお話しなんです。相変わらずXってすごい…。というかRyutaさん本当にありがとうございます!!主に自然、花、虫、などの素敵な写真を撮られており、個展も展かれているのでぜひRyutaさんのポートフォリオサイトもご覧ください。

そしてこの後、ホットドッグ屋さん「comienzo」のオーナーさんとのやりとりがこの後あり、正式に撮影させていただくこととなりました!

2.「comienzo」オーナーさんに突撃インタビュー

店舗外観

店舗情報(2024年11月25日現在の情報です)
店名:comienzo (読み:コミエンゾ)
HOTDOGのTAKE OUT、オリジナルブランドの販売
営業日時:日曜日11時〜19時迄、祭日11時〜18時迄
所在地:〒253-0111神奈川県高座郡寒川町一之宮8丁目6-1
Instagram:https://www.instagram.com/thecomienzo/
X:https://x.com/comienzo2015

https://www.instagram.com/thecomienzo

ここまでホットドッグ屋さんとずっと書いてきましたが、実はオリジナルブランドのアパレル雑貨屋さんでもあるんです。というかむしろそちらがメインみたいなんです!

「ん、どういうこと?」と私を始め、皆さんも疑問に思ったところで私が実際にお話を伺ってきましたのでその時の様子をご覧ください。
実はお店のことやオーナーさんの考えを知ることは店舗写真の撮影や編集する際に大きなヒントにもなるんです。

それは少し肌寒くなってきた秋の気配を感じる、とある撮影日。
外観の撮影がひと段落した頃…

チリンチリン(藤川入店、ドアのベルが鳴る音)
藤川:外観なかなかいい感じに撮れてます!
オーナーの松川さん(以下、松川さん):ありがとうございます!
藤川:今日のことをまるっと記事にしたいので、お店のこととか色々伺っても良いですか?
松川さん:もちろんです、なんでも聞いてください。

comienzo店内

藤川:まずこちらのお店を始められた経緯を教えていただけますか?
松川さん:実は普段は建設関係の仕事をしているんです。ただ歳を重ねるとともにパフォーマンスも落ちるし、この仕事いつまで続けられるんだろうという考えがよぎるようになりまして…
藤川:建設関係なんですね、身近な存在なのでイメージしやすいです。力仕事って、年々限界を感じてきますよね。
松川さん:それでセカンドキャリアを考えた時に思い浮かんだのが、自分の好きな雑貨などを扱った店をやりたいというものでした。
藤川:雑貨は以前からお好きだったんですか?
松川さん:昔からTシャツやキーホルダーなど、自分でグッズを作ったりもしていたし、周りからの評価もそれなりにあって、それらに尽力してくれてた人も居たので、そういう人達にも形として見せたかったのもあり、店を始められないかと考えるようになったんです。
藤川:なるほど、それでオリジナルブランドの商品販売なんですね!
松川さん:ただ、その商品販売だけで集客できるとは思ってなくて、それでホットドッグで集客しつつ、オリジナル商品の販売もやっていこうという現在のスタイルに辿り着いたんです。
藤川:まずはホットドッグでお店の存在を認知してもらって、そこから雑貨やアパレル商品に興味を持ってもらおうという流れ…納得です!

Tシャツなどの衣類から
キャップ
ステッカー
これはおそらく売り物じゃないけど、店内のいたるところにオリジナルグッズが!

松川さん:それで本業が休みの日曜日だけ、お店を始めてみようと動き始めたんです。そうしたら知り合いの不動産屋さんからちょうどそれにぴったりのこの物件を紹介してもらって、そこからはノリと勢いで!って感じで!
藤川:ものすごい行動力ですね!それで日曜祭日のみの営業なんですね。いずれはこちらの営業日を増やしたいとお考えなんですか?
松川さん:そうですね、最終的にはこのお店だけでやっていけるようにしたいので、色々と試行錯誤しながらやってます。
藤川:そうなんですね。外観撮影している最中もよくお客さん入ってましたし、雰囲気的に常連さんも結構いらしていた気がします。
松川さん:ありがたいことに毎週決まって来てくださる方や、お店を気に入ってくれてオリジナルグッズを買ってくださる方もいるんですよ。
藤川:先ほどホットドッグを買われていったご夫婦も「エプロン欲しいんだけど作らないの?作ったら買いますよー!」って言われてましたよね!お客様からとても愛されてるお店なのが伝わってきました。
松川さん:本当にありがたいです。応援してくれる方がいるからもっとやりたいことを形にしていきたいし、うちのお店を好いてくれる方が1人でも増えてくれるように、という想いでいつも経営してます。
藤川:素敵ですね、もっと広まるといいですね!今日撮っている写真が少しでもその力になれたら嬉しいです。

ひとつひとつ丁寧に作って…
包んで袋に詰めて…
外でお待ちのお客様に直接手渡しで…
お客様も嬉しそうな笑顔で、心温まるシーンでした。


ご厚意で私もホットドッグをいただくことに…
ついでにキッチンの様子も少し撮らせていただきました。フード写真は本業ではないのでライティングもしてないスナップですがご容赦ください。

職人の手つきで焼かれるウィンナー
それにしても焼き目が美味しそう…じゅるり…🤤
パンの焼き加減も入念にチェック
細かいところはシークレットにしておきますが…
とても丁寧にそれぞれの工程が進んでいきます
まごころ込めて包まれます
完成!

気になるお味は…めちゃくちゃ美味しかったです!パンの表面はフランスパンに近いような少しパリッと食べ応えのある食感で(フランスパン系大好き)、でも内側はふんわりで小麦の香りが心地よい。そしてそこに溢れ出すウィンナーの肉汁がこれまた最高に合っていて激ウマでした!さらにマスタードも程よいピリッと感で味に締まりが出てヤミつきに!うーん、お腹空いてきた…

店名のcomienzo(コミエンゾ)の由来についても素敵なお話を伺ったんですが、ぜひそこは実際にお店にご自身で足を運んで直接聞いてみてください!
ホットドッグの美味しさ、商品のセンスの良さ、そして何よりオーナー松川さんのお人柄を知ったらもうこのお店のファン間違いなしです。そう書いている私も応援させていただきたくなった人間の一人ですし、また近々お店に伺おうと思います!

comienzoさん、あらためましてこの度は撮影依頼&取材ご協力いただき、まことにありがとうございました!

「ホットドッグ 寒川」で検索すればcomienzoさん出てきます!
ぜひ皆さんも車で湘南に行くことがあれば訪れてみてください。

3.撮影日までに考えること

で、やっとここからが店舗撮影の方法に関する解説です笑

まず店舗の撮影依頼をいただいた時に考えること、確認することからご紹介しようと思います。

3-1.お客様がどんな写真を求めているのか聞き取り

私の場合は多くがデザイン事務所さんからの依頼なので、竣工写真がほとんどです。今回は店舗さんからのご依頼&自分が作例として使用するための撮影でしたので、竣工写真と店舗のPR用写真(インスタなどSNSを想定)の両方に対応する写真を目指しましたが、ベースは竣工系で撮らせていただきました。なぜならPR重視の写真は建築専門のフォトグラファーでなくても撮影可能なケースが多いからです。

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