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50年目のベトナム戦争と、学生たちのフィールドワーク

今年2025年は、ベトナム戦争終結からちょうど50年という節目の年。ホーチミン市内では、戦争終結を記念するサイネージやバナーが街のあちこちに掲げられています。今はとても“戦争”という言葉からは遠く感じるほど明るいベトナムですが、この地にもかつて悲惨な時代があったのだと思うと、改めてこの国の歴史の深さを感じさせられます。

1975年4月30日に南ベトナムの首都サイゴン(現ホーチミン)が陥落

思いがけず、このような記念の年にベトナムを訪れることになった私は、引率の合間をぬって、ベトナム戦争についてもう一度しっかりと知ろうと、ネットを使っていろいろと学び直しています。その中で、実際にその歴史の現場を訪れてみようと、今回「クチトンネル(Địa đạo Củ Chi)」へ足を運びました。

ホーチミン中心部から車でおよそ1時間半。クチトンネルは、南ベトナム解放民族戦線によって掘られた全長250kmにも及ぶ地下トンネルで、戦時中はゲリラ活動の拠点として使われていた場所です。今はその一部が一般公開されており、当時の生活空間やトラップの仕組み、兵士たちの工夫が再現されています。
私はツアーに参加して訪れたのですが、ガイドさんの説明がとてもわかりやすく、単なる観光地ではなく、"生きた歴史"を感じられる時間になりました。

全て手で掘られたトンネル

小さな入り口から、かがみながら進む細いトンネルの中は想像以上に暗く、狭く、そして息苦しい。それでもアメリカという大国を相手にしながら、ここで人々が生き、戦い、耐え抜いていたのだと思うと、胸に迫るものがありました。

歴史を学ぶことは過去を振り返るだけでなく、今をどう生きるか、未来に何を残すかを考えるきっかけになるものだと思います。クチトンネルでの体験は、まさにそんな問いを自分の中に投げかけてくれるものでした。



さて、話はフォトフィールドワークゼミに移ります。
学生たちはベトナム各地での撮影を終え、無事にホーチミンへ再集合しました!ホーチミンには2日間滞在し、その後カンボジアへと移動します。

この2日間では、これまでの撮影や旅に関するカウンセリングを一人ひとりに行いました。フィールドワーク中の撮影の悩みや、移動・生活に関する困りごとを聞いて一緒に考えていきます。

音楽聴こう、小林さん
膝を使うんだ!鈴木さん!

今回は2カ国目を終えるタイミングでのカウンセリングということもあり、学生たちの悩みや気づきが、より具体的で実践的なものになってきていると感じました。旅の中で見えてくる課題や戸惑いは、まさに“学び”のチャンス。次のカンボジアでのフィールドワークが、さらに実りあるものになるよう、引き続きサポートしていきたいと思います。

フォトフィールドワークゼミ19期生の撮影のnoteはこちらから!

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