神秘的な光を生み出すので黄金水と呼ばれているのだろうか
今から二十数年前のある夜、私はヨットの上にいた。
何月だったかは覚えていないが、日中 海に飛び込んだ記憶があるので夏だったかもしれない。
ヨットの室内の灯以外はなく、夜空を見上げると満天の星空がとても素敵だった。5日間のヨットの旅の中でオーロラを2度もみることができたのは幸運だったとしか思えない。オーロラと言うと高緯度地域で極寒の世界をイメージされるかもしれないが、条件さえそろえば見ることはできるようだ。
私が見たのは多くの方がイメージする虹色のような感じではなく単色のもので、ブルーのものとグリーンの2種類でした。
ちょっと感動的で今でも瞼の裏側に鮮明に焼き付いて残っている。
そんなオーロラを見た夜だったのか、違う日だったかはちょっと記憶が怪しい。夜空を見上げると星が輝いているが、周りは真っ暗。
美味な海の幸に舌鼓を打ちながらアルコールを堪能した。
そうすると大体もようしてくる。もうこれは生理現象だからしょうがない。ヨットの甲板に立った私は暗闇の海面に向かいフリーダムと叫びながら放水した。
その時である。
静寂で漆黒の闇の中 青とも緑ともつかぬ一瞬の輝きに
星たちが海に落とした欠片?に心を奪われた。
それは夜光虫だった。Noctiluca scintillans という海洋性プランクトンで、物理的な刺激を受けると青白く発光する。この発光はルシフェリン-ルシフェラーゼ反応と呼ばれる化学反応だそうです。
そして 私は知るのである。
この神秘的な出来事から黄金水と呼ばれるようになったということを

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