世の中は案外「ハリボテ」だらけ。だからこそ、私たちはもっと挑戦していい。
長くビジネスの世界に身を置いていると、嫌でも見えてくる「ある真実」があります。
それは、世の中は基本的に「偽物(ハリボテ)」で溢れている、ということです。
こう言うと少し皮肉に聞こえるかもしれませんが、決してネガティブな話ではありません。むしろ、これから新しいことを始めようとしている人にとって、これほど勇気が出る事実はないと思っています。
「嘘はついていない」という絶妙なライン
SNSを開けば、誰もが輝かしい実績を並べています。しかし、その実態をよくよく覗いてみると、「大した実績でもないけれど、まあ、嘘はついていないから…」という絶妙なラインでセルフブランディングをしている人が驚くほど多いことに気づきます。
企業だって同じです。立派なホームページに掲げられた「MVV(ミッション・ビジョン・バリュー)」や崇高な企業理念。あれも、大半はただの大風呂敷です。
「世界を変える」と謳いながら、社内は人間関係のトラブルで泥沼だったり、自転車操業でギリギリだったり。そこそこ有名なあの人も、誰もが知るあの有名企業も、裏側のリアルなんて案外そんなものです。
完璧に見える彼らも、実は必死に「それっぽい顔」を作って、水面下で足をバタつかせているに過ぎません。
完璧な「本物」なんて、どこにもいない
私たちは無意識のうちに、「挑戦するには、完璧な準備と圧倒的な実力が必要だ」と思い込んでしまいます。
「自分なんてまだまだだから」 「もっと実績を積んでからじゃないと」
そうやって足踏みをしてしまうのは、周りがみんな「完璧な本物」に見えているからです。でも、その正体がただのハリボテだったとしたら、どうでしょうか?
世の中がハリボテだらけで、みんなが見切り発車で「それっぽいこと」を言いながら進んでいるのだとしたら。あなたが今、自信のなさを理由に挑戦をためらっている時間は、あまりにももったいないと思いませんか?
だからこそ、気負わずに挑戦した者勝ち
誰もが最初から本物だったわけではありません。 大風呂敷を広げ、ハッタリをかまし、必死にそれに追いつこうともがく中で、少しずつ「本物」になっていく。それが世の中のリアルな仕組みです。
だから、もっと気軽に挑戦していいんです。
「まだ実績がないから」なんて気にする必要はありません。世の中の「すごい人」たちだって、実はあなたと同じように手探りで、迷いながら進んできただけなのですから。
ハードルなんて、実は存在しません。周りが勝手に高く見せているだけです。
そのことに気づいた人から、どんどん前に進んでいきます。 完璧な自分になるのを待つのではなく、未完成のまま、堂々と大風呂敷を広げてみませんか?
その一歩を踏み出した瞬間から、あなたの本当の「本物」への道のりが始まるはずです。
