ドイツ語B2(Telc B2)に合格!Telcの方がGoetheより簡単?対策は?
こんにちは、ぺんぎぃぃぃぃぬと申します。
ドイツの大学院を修了、現在もドイツで生活しております。大学院は英語のプログラムでしたが、普段の生活や仕事のためにもドイツ語を学んでいます。
先日、ドイツ語のB2レベルのテストTelc B2(ドイツ語検定だと準一級相当)に合格したので、同じくドイツ語を学習されている方のために少しでも役立つ情報を提供できればと思いこの記事を書いております。
この記事でわかること
ドイツ語のB2レベルってどのくらい?
Goethe Zertifikat(ゲーテ)とTelc(テルク)、どっちがおすすめ?
Telc B2に合格するまでの対策
ドイツ語のB2レベルってどのくらい?
CEFR(ヨーロッパ共通言語参照枠)というものがあります。
これはざっくりいうと「ヨーロッパで貨幣がユーロでとう言うされているように、ヨーロッパで使われている言語(英語、ドイツ語、フランス語、等)の習熟度を同じ基準で測る、判断するための枠組み」です。
レベル説明習熟度の概要
A1初級(入門)日常的な基本表現を理解し、自己紹介や簡単な質問など、基本的なやりとりができる。
A2初級(基礎)簡単な日常会話や、頻出の表現・フレーズを使っての簡単なコミュニケーションが可能。
B1中級(準中級)旅行や仕事で必要な内容を理解し、具体的な話題についての簡単な文章作成ができる。
B2中級(独立)抽象的・技術的な内容も含め、より複雑な文章や会話を理解し、自分の意見を説明できる。
C1上級(熟達)流暢に複雑なトピックについて議論でき、精緻で詳細な文章の読解・作成が可能。
C2上級(達人)様々な場面で自信を持って自然に使いこなし、専門的な内容も深く理解し表現できる。
ゲーテ(Goethe Zertifikat)とTelcどっちがおすすめ?
単刀直入に言えば、あなたがドイツ語圏在住でゲーテ(Goethe Zertifikat)とTelc両方受けられる場合、私はTelcをお勧めします。
そもそもドイツ語の試験にもいくつか種類があります。日本ではドイツ語検定(独検)やGoethe Zertifikatが有名どころですが、それ以外にもTelc、TestDaFなどのドイツ語の資格試験があります。
ボク自身はゲーテ(Goethe Zertifikat)とTelcを受けたことがあります。
大前提として、あなたがどこで試験を受けるかで選択肢が変わります。
あなたが日本在住の場合、日本にTelcを受けられる会場がないので、必然的にドイツ語検定(独検)やゲーテ(Goethe Zertifikat)が筆頭になるでしょう。
一方、あなたがドイツやドイツ語圏の国に住んでいる場合、メジャーどころはゲーテ(Goethe Zertifikat)、Telc、TestDaFあたりになると思います。
ちなみに日本でもTelcの結果は有効でしょう(履歴書には独検〇〇級相当などと書けば問題ないと思います)。
さて、ここまでドイツ語資格試験についてレベル感やあなたの住んでいる場所で受けられる、受けやすい試験が変わることを書いてきました。
ここからが本題です。ドイツに住んでいる方にはボクはTelcをお勧めしたいです。
ボクがTelcを推す理由は以下3つのポイントです!
①比較的受験料が安い
②受験会場が複数ある!受けやすい!試験をドイツ語圏の街中にある語学学校で受けることができる
③試験形式が向いていると感じた(4技能の比率がGoethe Zertifikatほど均等ではないのが逆に良かった)
Telcをオススメする理由①:比較的受験料が安い
ゲーテ(Goethe Zertifikat)とTelcではTelcの方が受験費用が安いです。
ざっくり調べると以下のように金額です(時期によって価格改定などある可能性もありますので、受験を検討する際はぜひご自身でも調べて比較してみることをおすすめいたします。)
Goethe Zertifikat(ゲーテ)
受験するCEFRレベルによって価格が変わります。
A1 / 135ユーロ
A2 / 155ユーロ
B1 / 255ユーロ
B2 / 285ユーロ
C1 / 335ユーロ
C2 / 355ユーロ
Telc(テルク)
受験するCEFRレベルと受験する語学学校により価格が変わる。
A1 / 179ユーロ
A2 / ユーロ
B1 / 219ユーロ
B2 / 219ユーロ
C1 / 239ユーロ
C2 / ユーロ
ドイツの大学や大学院に出願する場合、大学などの機関によっては〇〇という試験しか認めないという場合もあるのかもしれません。進学を目的として語学試験を受験する場合、出願予定の学校・コースでどのテストが認められているかは必ずチェックした方がいいと思います。
しかし、ドイツで生活していて、就活などする際にも基本的にCEFRのレベルに沿った資格試験結果さえあれば、そしてそれに応じた実際の言語運用スキルがあればどんな資格試験でも認めてもらえる場合がほとんどだと思います。
となると、受験料やどれだけ受けやすいか(アクセスが良いか)などがポイントになると思います。そして、試験ごとの特徴も決め手になると思います。
Telcをオススメする理由②:試験をドイツ語圏の街中にある語学学校で受けることができる
例えばGoethe Zertifikatを受けようとすると、ゲーテの施設で受けないといけません。つまり限られた試験会場に行かないといけないのです。
しかし、Telcであればドイツ語圏の都市の提携している語学学校で受けることができます。例えばドイツの中都市であれば市内で複数の受験会場(語学学校)を見つけることができます。
もしあなたがドイツ語圏にすんでいるいる場合は自宅から近いところで受験できる可能性が高いです。
僕自身がTelc B2を受けた際も、住んでいるドイツの街中にある家から近い語学学校を選んで受験しました。
ボクが受験した語学学校だけかもしれませんが、割と小規模でアットホームな雰囲気の語学学校だったので、試験を受ける際もあまり緊張せずに自然体で望むことができました。
Telcをオススメする理由③: 試験形式が向いていると感じた(4技能の比率がGoethe Zertifikatほど均等ではないのが逆に良かった)
Telcもその他多くの資格試験と同様に4技能(読む、書く、聞く、話す)全てをテストします。しかし、実際に受けてみると、その4技能のバランスがそこまで均等じゃないと感じました。
シンプルにいうと筆記試験の時間が少なめで、スピーキング(ペア)の時間がしっかりある印象です。
ドイツ語学習の多くをドイツに住みながら、自学で行ってきたボクはスピーキングの方が自信がありました。逆に、ライティングやリーディングでの正確性に不安を感じていました。
こういったボクのドイツ語の得意・不得意にTelcの試験形式はフィットしたと思います。
例えばTelc B2ではライティングはお題を2つから1つ選んで書けばよかったのでそこまでビビらずに乗り越えることができました。
また、リスニングパートも短く感じるほどでした。もちろん、リーディングの時間は比較的多めですが、タスクを最初にすべてチェックし、順番を決めて取り組めば時間通りにこなせるなという感じでした。
スピーキングはペアで行います。筆記試験後に休憩・スピーキングへの準備時間が設けられ、そこで自分のペアとなる人と話すことができます。
ここでペアとしっかり雑談、スピーキングの試験でどんなことを話すつもりかなど事前に確認すべきです。ボクは運良くペアや周りの他の受験者と楽しくおしゃべりして待ち時間(準備時間)を有意義に過ごすことに成功しました。
ボクのように自学でドイツ語を学んでいると、様々なアクセントに対応するのが難しく感じる場面もありますよね。例えばドイツ語圏の語学学校などに通っていれば日常的に様々な外国人の話すドイツ語になれることができると思います。
しかし、アクセントはやはり千差万別。自分のペアの特徴を掴んでおき、かつ試験で何を話すつもりか(最初のパート)など相談しておくとスムーズに試験に入れると思います。
B1、B2テスト向けの単語リスト作りました!!
目標のレベルに到達するための近道の一つが「言語の小さい単位を意識的に、集中して学習する」というものです。単語を覚えるというのもどちらかといえばそれに分類できるかと思います。
TelcやGoethe Zertifikatの目標レベルに合格するために勉強している方、またこれからこういった資格試験の準備をしようと考えている方に向けて、単語リストを作りました。以下の記事からご自身のレベルに合わせてリストを得られます。
『B2レベルの単語リスト』
『B1レベルの単語リスト』
まとめ
ここまでボクの経験をもとになぜTelcをおすすめするのかを書いてきました。
もちろん、本当に人それぞれで合う合わないはあります。私の友人にはGoethe Zertifikatの方がTelcよりもあっていたという人もいます。
まずはネットに転がっている、もしくは書店やオンラインで買えるモデルテストを両方やってから決めるのもいいかもしれません。
参考になれば幸いです。
