ジェンダー、痛み、希望…『夜をめくる星』をめぐって。齊藤由香×青海エイミーのクロス・トーク
「小さな声を、どう聴けばいいのだろう」
「声を出すことだけが、正解ではないかもしれない?」社会構造の話と、個人の人生は、スムーズにつながるのでしょうか。
仏教哲学者で社会活動家のジョアンナ・メイシーに師事し、東京大学大学院の斎藤幸平氏のもとで「脱成長」とフェミニズムをテーマに研究している、齊藤由香さんと、先日お話ししました。あっという間に時間がすぎ、もりあがってしまったので笑、日を改めてまたお話しすることになりました。(明日の午前中です)
それで、今日は、どうして由香さんと「話が通じる」感じがするのかなと考えていました。
ジェンダーの問題について、私は、ずっと考えてきて、大学院で様々な文献にも触れました。そして、私の場合は、そのあとクンダリーニヨガに出会います。それは、まったく違うことだと思っていたのですが、「神聖なもの」の存在を信じることは、私のなにかを変えたような気がしています。
また、クンダリーニヨガの学びで、強く心に残ったものは、このヨガは、山の中にひとり籠った「仙人」になるためのものではなく、俗世のなかで、その人が十全に生きるためのものだ、ということでした。
私は、暴力、社会構造に関心があります。『夜をめくる星』は、具体的な「暴力」(性暴力ともいえるし、職場でのパワーによる搾取ともいえるでしょう)を扱っていて、それはまったく現実的な具体の話であるともいえます。
しかし一方で、この小説は、想像力をつかい「希望」や「人はどう生きていくのか」といった抽象的なテーマを扱っているともいえます。
齊藤由香さんは、ジョアンナ・メイシー(仏教哲学者・社会活動家)を師事し、さらに大学院で研究を始めました。そのことは抽象と具体の両方をみて、それらをつなげる回路を考えているのかもしれない、と想像しました。
だとすると、どこかひとつのことで「よし」と終わる態度にはならないですよね。「つながる」「つなげる」ことと関係がありそうです。・・・
そんなことを思ったときに、齊藤由香さんと、初対面でもりあがったのも「そりゃ、そうか」と思いました。
というわけで、明日、とても楽しみにしてます。
話すときの空気感、間などを、テキストでは完全には再現できないですよね。ご興味を持たれた方は、ぜひ明日、どうぞ。
質問などできる時間もあると思うので、齊藤由香さんや私とちょっとしゃべりたいという方も。
由香さんをご紹介くださったのは、仙田典子さん。彼女は、ニュージーランドに滞在中、ジョアンナ・メイシーの著書に出会い、大きく感銘をうけたそうです。
典子さんは「1987年に「「絶望と再生のワーク」に参加(F メアリーベス・ウェブスター)。現地でジョアンナ・メイシーの著書「Despairwork」に出会い瞠目。これを日本に紹介するために1988年に帰国。」(「つなとり年表」より引用)
お申込みは本日3/13金〆切!

齊藤由香さんの翻訳された、ジョアンナ・メイシーの『(新版)カミング・バック・トゥ・ライフー生命への回帰 つながりを取り戻すワークの手引き』
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ありがとうございます。
