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「TATEditor」の罠。

前回投稿した直後にnoteのお知らせに気付いた。なんとルビが振れる!…しかも投稿前にす作業を止めれば丁度その表示指示方法であった。な~んだ。

投稿は一度別のアプリで文章を打ちコピペしている。──小説を書くなら時代と逆行を承知で縦書きが良いと考えていた。人間の目は横書きの方が読み易いそうだがその分、言葉を素通り仕勝ちになる。折角縦書き文化が在るのだから言葉とじっくり向き合ってほしいと選んだアプリが「TATEditor」だった。このアプリは傍点も付けられればPDF化も出来る。勿論ルビも振れる。TATEditorからnoteへコピペするとルビの部分が記号表記に変わるので余分な縦棒を削除していた処に冒頭の告知…全く徒労であった。因みに難解漢字をルビ振ってまで用いる理由は意を得る為でもあるが稀覯きこうな訪問者が何かの折に「この言葉知ってる!」と知識加算に樗才ちょさいの記事が役立てばという婆心ばしんである。

「TATEditor」の使い方は手探りで習得していった。「サンプルプロジェクト」なるものが置いてあって開くと既に文章が書かれていた。「其処そこに山が在るから」的に読み始める。
不思議な読み物であった。漫ろラノベ風設定なのに時折用いる言葉は高水準。柔軟な感性持つ御年輩の著者像を浮かべ記載分の最後に辿り着き吃驚きっきょうする。出典が明かされていた。──夢野久作著「ドグラ・マグラ」。読むと発狂すると噂の三大奇書の一つである。無論、噂を盲信などしてはいない。だが、文章を折々に反芻しやすい質であるので敬遠していたのだ。「やられた!こんな不意討ちを喰らうとは!」此れがアプリの第一印象であった。念の為書き添えるが発狂してはおりませぬ…多分(笑)

開発者・野中涼氏を調べてみる。…世の中に同姓同名も多いし断定は出来ないがピクシブ(株)のエンジニアとして紹介されている野中涼氏が話の内容とも符合する処から同一人物と推察される。実に使い勝手の良いアプリを有難う。奇襲の御陰で「ドグラ・マグラ」読む決心が付きました(笑)

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