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高校生の好奇心に学ぶ、人生を面白くするスパイス

こんばんは、ぺくです。

対話やインタビューを通して、
楽しみながら自分を知り、
自分のストーリーを捉え直す
時間を届けています。


今回も、Break Timeシリーズで☕️

好奇心を持ち続けることが、
人生を面白くするのでは?

そう思ったお話です。


先日、韓国の釜山を訪れました。

釜山には、
私が大学生だった頃、
日本に留学に来ていた
韓国人のお姉さんが住んでいて、

学生時代や新卒で働いていた頃は
何度か遊びに行っていましたが、
しばらく足が遠のいていました。

最後に訪れたのは、ちょうど10年前。

当時はまだ小学生だった
お姉さんの息子さんは、
高校3年生になっていました。


受験を控えているのもあり、
普段なら夜遅くまで
学校で勉強しているとのことで、
会えないかもしれなかったのですが、

私が訪れた日は
たまたま学校行事の都合で
早く帰れる日だったとのこと。

その息子さんも含め、
お姉さんのご家族と
ご飯を食べにいきました。


息子さんは
どうやら私のことは
すっかり忘れていたようで(笑)、
最初はちょっぴり緊張気味。
黙々とご飯を食べていました。

ただ、しばらくすると、
聞いてみたいことや気になることが
どうやらたくさんある様子。

「母さん、〇〇の話、聞いてみてもいい?」
「母さん、〇〇って日本でどうなの?」

と、お姉さん経由ではありながらも、
少しずつ質問が出てくるように。


この「質問」が本当に幅広くて…!

日本の政治や教育、
文学や芸能・エンタメ、
在日コリアンとその社会の話、
北朝鮮の問題をどう捉えるか…

恥ずかしい話、
私自身も受けた質問に対して
「この回答で本当に適切なのか?」と
何度か唸ってしまうぐらい、

さまざまなトピックに関心を持ち、
自分の頭で考えようとしていることが
伝わってきました。


たとえば、
映画『国宝』の話。

大ヒットしたことは
映画にあまり詳しくない私でも、
さすがに知ってはいます。

でも、

「そのヒットの背景に何があるのか?」
「具体的にどこが評価されているのか」

そこまで行くと、
「ヒットしているんだなぁ」止まりの私では
何も伝えてあげることはできません。


お互いに言葉の壁もあるので、
「(彼が)本当に理解を深めたいこと」を
質問から掴みきるのが難しかったり、

意図を掴み取れてはいても、
それを私がうまく伝えてあげられるほどの
語学力がなかったり…

その点での難しさが
前提にあったとしても、

自分自身が
いかにアンテナが張れていないか

を思い知らされる時間でした。


友人と楽しい時間を過ごし、
ホテルに帰った後、
1日を振り返っていると、

やっぱり、
息子さんの「旺盛な好奇心」
心に大きく残っているなぁと
しみじみ感じる自分自身がいました。


いったい、なぜだろうか。


それはきっと、
私自身が忘れてしまったものを
彼がきちんと持っていたからだと思います。


対する私自身は、
歳を重ねれば重ねるほど、
「これはこういうものだ」と、
物事をわかった“つもり”になることが
増えてきました。

先ほどの『国宝』のように、
ある程度話題になっていることは、
表面的には“知っている”のでしょう。

でも、
それ以上は知らないし、
正直、知ろうともしてこなかった。


せわしなく過ぎていく日常のなかで

「なんでだろうなぁ」
「これって、みんなはどう思うんだろう?」

とか…
うっすらと思うことはあっても、

次の瞬間には、

「あぁ〜ヤバい。
 そんなことより、目先の〇〇が…」

に目が向いてしまって、
そのまま忘れ去ってしまうことも
本当によくあります。


だからこそ、
受験戦争真っ只中にいながらも、
自身の問いや好奇心を大切に抱えて
いまを生きる彼の姿が、
とても眩しく映ったんです。

そして、
彼が出してきた問いと向き合うなかで、
物事の奥深さを思い知ったことで、

「自分自身がアンテナを立て続ければ、
 この世界はもっと面白くなる!」

そんな感覚が、
自分の心のなかに
久しぶりに湧き上がってくるのを感じ、

好奇心を持って、
広い世界を見つめ続けることこそが、
人生を面白くするスパイスなのでは?

そう強く思いました。


何気なく過ぎていく日常。
なかなか「余白」が取りづらい日もあります。

恥ずかしながら、
「まぁ、もうこの歳だしなぁ」と
年齢を盾に物事を諦めることも
最近は増えてきた気もしています。

もしかしたら、
この記事を読んでくださった方のなかにも、
同じように感じておられる方が
いらっしゃるかもしれません。


でも、
視野を広く持って世界を見つめ続ければ、
私たちの可能性を広げ、
人生を豊かにしてくれるタネは
きっと、いくらでもあります。

忙しい日々のなかだと
見過ごしてしまいそうな
小さな問いや関心のなかに、
そのタネが隠れているかもしれません。


だからこそ、
彼がこの先も、
その旺盛な好奇心の灯火を心に灯したまま
人生を歩いていけることを
切に願っています。

そして、
この旅で彼が教えてくれたように、

可能な限り、視野を広く持ち、
自分の可能性を広げ続けることを
私はまだまだ諦めたくないし、諦めない。


そんなことを思った、釜山の夜でした。


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