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変わらない居場所がある幸せ

6月最初の金曜日。
夜は20時を少し回ったところ。

私はちょっぴり緊張した面持ちで、
オンラインミーティングのURLをクリックした。


つかの間の待機時間。
緊張で鼓動がまた少し速くなる。

しばらくして画面が切り替わると、
画面越しには、
いつもと変わらない笑顔が待っていた。



この日、私は
およそ2ヶ月ぶりに
ボリウッドダンスの
LIVEレッスンに戻ってきた。


私が通っている
ボリウッドダンススクールは
都内を拠点としており、

地方に住む私は
週に2回、金曜と日曜に
オンラインでレッスンを受けている。



3月末から2ヶ月近く、
あまりにも仕事が終わらず、
金曜20時過ぎからのレッスンには
参加できない日が続いていた。

その間、
日曜クラスには参加してきたが、

これまで一緒に舞台に立ってきた
友人たちの多くは、
金曜のクラスに参加している。


金曜クラスに参加し始めて
これまで2ヶ月も間を空けたことはなく、

日頃あまり会えない
先生や友人たちとの再会に、

人見知りの私は
レッスンが始まる直前まで、
なんだか妙に緊張していた。


でも、
そこにはいつもと変わらず、

「こんばんは〜!」と
笑顔で迎えてくれる先生と、

そのそばには、
手を振って迎えてくれる
たくさんの友人たちがいた。


その光景を目にしたとき、
いつも以上に胸が温まったし、
あまりの嬉しさに笑顔が弾けた。

きっと、私の心も
この場に帰ってくることを
心待ちにしていたのだろう。


そのなかで
始まったレッスンでも、

画面越しに
賑やかな様子を見ていると
私も思わずニッコリしちゃうし、

「ここの振り付けが難しい!」
という言葉と併せて質問が出ると、

これまた画面越しに
「それな!」「わかるー!」と
思わず頷いてしまう私がいる。


そして…
1時間のレッスンの最後には、

「今日もありがとうございました!
 またねー!」

そんな先生の言葉と併せて、

この1時間の頑張りを
お互いに労い合うかのように
周りで手を振ってくれる友人たちがいる。


その姿を目に焼き付けながら、
幸せな気持ちで、
そっとミーティングを閉じた、
6月最初のレッスンだった。




その後、
ゆっくりとお風呂に浸かって、
その時間のありがたさを
改めて噛み締めながら考えていた。

どうしてこんなに、
心がほっこりする時間だったんだろう、と。




都内を拠点とする
ボリウッドダンススクールに
通い始めて4年半が経とうとしている。


「通う」とは書いたが、
私自身は習い始めたときから
地方に住んでおり、
ほとんどのレッスンを
オンラインで受けてきた。

スクールも、
コロナ禍にスタートしたこともあって、
かつてはオンラインレッスンを
メインにしていた。


仕事もリモートで
家から一歩も出ない日も多い私。

社会人になって
長く続けてきたダンスも、
コロナ禍ですっかりお預けになっていて、

健康のことを考えると、
この状態は、さすがにマズいと思っていた。


「どうにかして、
 良い運動の習慣が身につけられないかな」


頭の片隅で
そう考え始めた頃、
たまたまSNSで流れてきた
ダンス動画に釘付けになった。

よくよく調べてみると、
オンラインで習えるらしい…!

そこから思い切って
体験レッスンを受けてみたことが
始めるきっかけとなった。


インド映画で使われる
幅広いジャンルの曲に合わせて
(曲調も本当にさまざま!!)

全身をバランスよく使いながら
しっかりと汗をかいていく。

レッスンを終えた後の
爽快感が溜まらなくなり、

週1回ぐらいで…と思って始めたが、
気がつけば、週3〜4回参加するぐらい、
夢中になっていた。


先生方も
明るく楽しく教えてくれるし、

よく参加されている方のことは、
たとえ画面越しであっても、
お互いになんとなくは認識している。

それでも、
完全オンラインということもあって、
心の距離でいうと、
当時は少し遠かったように感じる。

ということもあって、

最初の1年間は、
どちらかというと、
「カラダを健康に保つ」を目的に
続けていた向きが強かった。



だが、
2年目からは
少しずつ変わってきた。

というのも、
発表会や野外でのステージ出演…
「舞台に立つ」機会が増えてきたからだ。

舞台出演自体は任意だが、

せっかく習っているんだから、
人前で踊ることにもチャレンジしたい。

そう思った私は、
積極的に舞台で踊ることを選んできた。


舞台で踊ることは、
そのプロセスも含めて、
コツコツとレッスンを重ねる日々とは
また違った魅力があった。

ひとつの舞台を
一緒につくりあげる魅力
、だ。


舞台に立つ日までの練習は、
通常のレッスンとはまた別で、
リハーサル用のレッスンが組まれる。

その過程で、
最高の舞台を創り上げるために、
みんなで話し合い、協力し合いながら
作品を仕上げていく。

振付が難しくて苦戦する日も、
オンラインで練習しながら、
「ここ、本当に本番で揃えられるのか…」
と、不安なときもある。

その過程を経て
本番を成功させたときの
高揚感、達成感、名残惜しさ…

いろいろな気持ちを
みんなで分かち合える瞬間が、
たまらなく嬉しくて、

ひとたび経験すると、
これまた私は虜になった。

そこから今日に至るまで、
コツコツと日々のレッスンを重ねながら、
年に数回、舞台で踊り続けている。


そうするうちに、
一緒に続けている方たちとの
心の距離感も、大きく変わったように思う。

ただ画面越しに
一緒にレッスンに励むだけの頃は
“顔と名前を知っている”ぐらいの間柄だった。


でも、
舞台遠征を通じて

苦楽を共にしながら練習に励み、
一緒に最高の舞台を創り上げる
経験を積み重ねていくなかで、

自然と
お互いの話をする機会も増えたし、

いつもより密に関わるなかで、
レッスンでは垣間見れない
人柄に触れることも多くなった。

気がつけば、いつしか
「ボリウッドダンスが好き!」という
気持ちでつながれる仲間になっていた。



「コロナ禍」という言葉も
すっかり使われなくなった頃、
スクールのレッスンは、
スタジオ開催がメインになった。

それでも私は、
毎週コツコツとオンラインで
レッスンに参加し続けている。


仕事で「疲れたなぁ」と思う日も、
何かと気になりごとが多い日も、

レッスンに行けば、
「こんばんは〜!」と
笑顔で迎えてくれる先生や仲間がいて、

画面越しではあるが、
ともに汗を流しながら
同じ楽しみを思いっきり共有できる。

そして、
レッスンが終われば、
「また来週〜!」の一声で、
お互いの日常に戻っていく。


しばらく離れていたからこそ
改めて気がついたが、

この時間の存在が、
私にとってはきっと、
大きな心の支えになっている。

そんな
素敵なサードプレイスに
巡り会えたことに、
じんわりとあたたかくなった。

久しぶりのレッスンは
そんな時間だった。



この記事は、
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のぞみんさん、
いつも素敵な企画をありがとうございます❤️

企画に参加されている方の記事は
以下のマガジンに集まっているので、
併せてぜひご覧ください!!



私が今回囁いたのは、
約4年半通い続けている
ボリウッドダンススクールへの「スキ」でした。

気になった方は、
ぜひ覗いてみてください💃

7月から
神保町でのクラスもスタートします。
お近くの方がいらっしゃればぜひ^^

ダンス初心者の方も大歓迎です!!


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