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十人十色の“正解”を探して

おはようございます、ぺくです。

先週、noteを投稿しようとしたところ、
「#キャリアの分岐点」という
お題企画がふと目に入りました。

それと同時に、
自分自身に対して、

私にとっての
“キャリアの分岐点”ってどこだろう・・?

と、問いかけていました。


そのとき、
自分の中に湧き上がってきた答えは
いくつかありましたが、
今の私に通ずる体験をひとつ選んで
書こうと思います。



世の中の“良い”が
私にとってのベストだった


かつての私は、
自分自身が何を感じているかよりも、
世の中で一般的に「良い」とされるものを
“良い”と思い込んでいました。

良い学校、良い会社、良い生き方…

今考えれば、
「そんなの人それぞれじゃん!」ですが、
正しいとされるレールから
外れてしまうことがとにかく不安で、
必死でしがみついていた気がします。


そんな自分だから、
周りに対しても厳しかったのでしょう。

少しでも、
「こんなとき、普通は〜すべき」
「常識的に考えたら〇〇」
から外れる人がいたら、
猛烈に怒りを感じていました。

これも今となっては、

「そんなことで、
 怒るエネルギーがもったいない…!」

なんですけどね!笑


「予想外」の選択が転換点に


そんな私は、20代半ばで
予想外の選択をすることになります。

会社を辞めて、海外で生活する

です。


私が新卒で就職したころは、
「同じ会社で定年まで働く」が
まだ当たり前だったように思います。

実際、私自身も
定年まで働く気満々で入社しました。

当時いた会社も
大手企業ではないですが、
安定はしていたと思います。

でも・・・
いつもどこかピンと気が張り詰めていて、
上手く気が抜けない。

朝から晩まで働き詰めで、
身も心も疲れきっている。
家に帰ってくると、
ベッドにたどり着く前に
気絶している日もよくありました。

身も心もゆとりがないから、
イライラもするし、不機嫌にもなる。

振り返ると、
この時期は、笑っているよりも、
ムスッとしている方が多かった気がします。


そんなとき、
私は出会ってしまったんです・・・!

無理やりつくった
営業スマイルとは全然違って、
屈託なく笑う子どもたちに。


新卒で入社した会社で
働き始めてちょうど3年目のことでした。

ふと思い立って
ゴールデンウィークを使って
語学留学をしようと
フィリピンのセブ島に行きました。

そこで、
授業がない日に
語学学校の友人たちと訪れた
セブ近郊にあるオランゴ島。

オランゴ島で見た景色

ボートを降りたとき、
目的地に着いて遊んでいるとき…
島の子どもたちが
珍しそうに近寄ってきました。

その子どもたちの笑顔に
一切のかげりがなくて…!!

完全に
その笑顔の虜になってしまったんです。


留学を終えて日本に戻ってからは、
自分の仕事やキャリアについて
本当にたくさん悩みました。

仕事は大変ながらも、
担当させていただいたお客様のことは
とても大好きで、やりがいも感じていました。

でも、
夜遅くに営業先から戻る帰り道、
高速道路で車を走らせている間や
出張帰りの飛行機のなか…

ふとした拍子に

「このままでいいのかな・・・?」

と問いかけている自分もいました。


そして、
そんなときに決まって思い出すのは、
あの屈託のない笑顔。

あの笑顔の裏側には
いったい何があるんだろう・・・?


その答えを知りたいような気もするし、

留学中に出会った人たちのように、
思いきって海外に出てみれば、
何かが変わるかもしれない。


何度もそう思いながらも、

「同じ会社で働き続けるのが普通」
「レールから外れたら後から苦労する」

そう思うと、
どうしても怖くなって
なかなか踏み出せない。


そんなことを繰り返しているうちに、

出社しようとすると涙が溢れてきたり、
仕事中に胃痛で立ち上がれなくなったり…

身も心も疲れきってしまいました。

最終的に、
思いきって会社は辞めることに。

そして、
あの笑顔に吸い寄せられるかのように
フィリピン・セブ島をはじまりの地として
海外生活にチャレンジすることを選びました。


私にとって、人生で初めて
世の中的な“当たり前”から外れた瞬間です。


その「べき」って、誰が決めたの?


その後は
約1年半(合計)はフィリピン、
約1年はベトナムを拠点にしながら

合わせて2年半ほど、
東南アジア各国で旅をしながら
働く日々を過ごしました。


その間は
とにかく刺激や学びが多く、
とても充実していましたが、

そのなかで
特に印象的なことは、

仕事でも、日々の生活でも、
そして旅先でも…

自分の“当たり前”は
誰かにとっての“当たり前”ではない

と突きつけられる経験をしたことです。


たとえば・・・

仕事中、オフィスで
いきなり機嫌よく歌い始める同僚。

会社でパーティーがあれば、
その日はみんな仕事そっちのけで
オフィスで盛大にメイク&ドレスアップ。

モーニングをしようと
出かけたカフェで
明らかに焦げたパンを
“Is it OK, Ma'am?”
と言いながら笑顔で持ってくる

などなど。


正直なところ、
最初は自分にとって
受け入れがたいものもあって、
イライラしたことも、
怒りをぶつけたこともあります。

「勤務時間は常に仕事に一生懸命であるべき」
「お客様には完璧なものを提供すべき」

きっと、
自分のなかに無数の「べき」を抱えていて
それができないこと・できない人が
許せなかったのでしょう。


でも、
現地の方たちと深く話をしながら
その背景に目を向けてみると、

「なるほど!そんな風にも考えられるか!」

と思える瞬間が少しずつ増えてきたんです。


忘れられないのは、
仲が良かった同僚との何気ない雑談。

彼女は
家族のいるワーキングマザーでした。

同僚たちとの送別ランチ(彼女は右端)

ある日、とても嬉しそうに

「明日から有休をとって旅行なんだ!」

と話してくれたので、
てっきり家族旅行だと思いましたが、
どうやら一人旅とのこと。

「えっ!? お子さん、まだ小さいよね?
 その間、どうするの?」

と聞くと、

「もちろん、家族が見てくれるよ!
 ママだって一人になる時間は必要じゃん!」

という言葉が返ってきました。

それまでの私は、
「家族ができる」ことは家族に縛られて、
我慢が増えることだと思っていました。

自分の親の影響もあってか、
「母親は子どものそばにいるべき」
と思い込んでいた節もあります。


でも、それって誰が決めたの?


そう問われると、ハッとしませんか?


自分が「〜べき」と思っていることは、
必ずしもそうでないこともあるし、
そう考えない人もいる。

“普通”とか“常識”とか…
それを“当たり前”として、
自分や誰かに押しつけるのは違うのでは?

私自身も、
これまでとは違う世界で、
今まで出会ったことのなかった
考え方・捉え方にたくさん触れるなかで、
そう思うようになりました。


“自分色”の生き方でOK!
可能性は無限大!


約2年半の海外生活で
もうひとつ、印象的なことは、

いろいろな
生き方や働き方に触れたこと

です。


それまでの私は、
「会社で働く」以外の選択肢なんて
考えたことすらありませんでした。

そのレールから外れたら、
とんでもない苦労が待っていると
信じて疑わなかったぐらいです。

でも、
単純にそれまでが
「ひとつの会社で長く働くべき」
という価値観を持つ人に
囲まれていただけの話であって、
それが“絶対”ではなかったんです。


海外にいる間、
本当にたくさんの方に出会いました。

起業した人はもちろん、

まったくの異業種から
海外転職をきっかけに
別の職種にキャリアチェンジした人、

自分の「好き」や「得意」を
上手に掛け合わせながら
フリーランスとして活躍している人

など。

さまざまな生き方・働き方に出会って、
自分自身の選択肢が広がるなかで、

「もっと早くから知っていれば…」

と思う気持ちが強くなりました。


その思いから、
海外生活の後半は
旅するインタビュアーとして
海外で活躍されている方たちの
ストーリーを届けました。

取材の旅、最後の地はインドでした

さまざまな葛藤や困難を乗り越えながら
勇気あふれるチャレンジを重ねてきた
多くの方たちの軌跡に触れることで、

生き方に“正解”なんてない。

自分が思うまま、感じるままに行動し、
その経験を力にして、
自分だけの“正解”を創り上げていこう。

可能性は、いつだって無限大。

私自身が
そう思えるようにもなったことはもちろん、

誰かに対して、
私自身が、届けたいメッセージにもなりました。


十人十色の“正解”を探して
〜分岐点を越えたいま〜


コロナ禍により海外生活を終えて
5年半の月日が流れました。

その間、
海外で得た気づきであり、
届けたいメッセージでもあった

「可能性は無限大!」
「自分の道は自分でつくる!」

を信じきれなくなるぐらい、
悩みもがいた時間も
たくさんありました。


ただ、
この1年ほどで、もう一度
いろいろな方と出会う場所に向かい、
対話を重ねていくなかで、

あの分岐点での選択と
そこから得た経験・気づきが、
今の私のベースになっているし、
伝えたいもの・届けたいものも
まったく変わっていないと気づきました。


生き方や考え方に“正解”はない。
なるだけたくさんの選択肢に触れて
自分らしい選択を重ねていこう。


やっぱりそう伝え続けたい。

そして、
自分らしい選択ができるよう

  • 自分を知る

  • 選択肢や視野を広げる

  • 思い込みに気づいてゆるめる

そんなきっかけになる
場所や機会を届けていきたい。


だからこそ、
またnoteに戻ってきたし、
「ぺく☆ぺく図鑑」を通して
自分らしく生きる人たちのストーリーを
届け続けています。


同時に、私自身も
自分にとっての「ベスト」
今もなお探し続けています。

「どうなればもっと心地よい?」
「どうすればもっと自分らしい?」

周りの方にも助けてもらいながら、
日々問いかけて、
何か気づいたことがあれば、
小さくてもいいから行動する。

その積み重ねのなかで、
自分らしい道を
創り続けていこうと思っています。

いつかまた、
思いがけない分岐点に出会う日まで。


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