“特別”じゃなくていい。“普通”の話が人を動かす。
「自分の話なんてたいしたことないから…」
「今の私(僕)に伝えられることなんてない」
周りにいる人が
キラキラとまぶしく見えて
それに比べて自分は…
そう思う気持ち、
とてもよくわかります。
私自身にも
そんな時期はたくさんあったし、
いまだにそう思う瞬間も
ゼロではありません。
それでも、
「あなたのこれまで生きてきた道のりは
きっと誰かの力になっている!」
そんなメッセージを
最近改めて伝えたくなったので、
この記事を書いてみます。
私が
インタビュアーとして活動を始めて
もうすぐ6年が経とうとしています。
この間、
どなたかから依頼を受けてお話を伺うよりも、
「お話を伺いたい!」と思った方に
私からお声掛けをしてお話を伺うことの方が
圧倒的に多かったと思います。
そのなかで、
ときどき直面しては、
悔しさやもどかしさを感じる瞬間があるんです。
「今の私(僕)にお話できることはないので…」
という言葉に触れる瞬間です。
もちろん、
断られることが悲しくないかと言われると、
その気持ちもゼロではありません。
でも、それよりも何よりも
そんな風に思わせる社会や環境が悲しいし、
そのせいで、
その方が届けられる
“素敵なもの”や価値が届かなくなることが
心から「もったいない!」と感じます。
なぜなら、
これまでインタビューを通して
150人以上の方にお話を伺ってきましたが、
どの方のお話を伺っていても、
「そこでこの選択、勇気あるなぁ!」
「その捉え方、素敵!
何がきっかけでそう思えるようになったの?」
などなど…
たくさんの驚きや感動があるのはもちろん、
お話を通して
得られる学びや気づきが
本当にたくさんあったからです。
インタビューを
重ねれば重ねるほど、
「どんな人の、どんな話にも価値がある」
その思いはどんどん強くなりましたし、
5年以上経った今でも変わっていません。
一方で、
「何者でもない自分の話なんて…」
そう思ってしまう気持ちも
本当によくわかります。
私自身が
それが理由で
誰かと話をする機会や時間を
いただくことすら申し訳ないと、
自分の殻に閉じこもった時期もあったし、
だいぶ前の記事にも書きましたが、
自分の力で“何か”をカタチにしようと
もがくなかでたどり着いた
コーチングスクールの課題のなかで
「今の自分で話せることなんて、何もない…」
そんな自分が惨めで、
ただただ涙を流した時間もありました。
でも、
どれだけ自分のことを
「カッコ悪い」と思っているときでも、
そんな自分が放つ
何気ない言葉やエピソードが
その場での共感を生んだり、
誰かに勇気や気づきを与えたり、
何かを考えるきっかけや
ヒントになったり…
そんな瞬間が必ずあったんです。
それに、
「ぺく☆ぺく図鑑」のなかでも
1回目に出てくださった金沢悦子さんが
人は他者との関わりから学ぶことから考えると、誰もが誰かの”先生”なんだよね。
とお話されていましたが、
まさにそのとおりで・・・!
自分の話がエールやヒントになるかを
決めるのは受け取る方たちであり、
人は一人ひとり違う以上、
自分にとっては
“何気ない”話や“当たり前にできる”ことが
誰かにとっては
「すごい!」「参考になる!」のオンパレード
ということもあります。
だから、
誰かと比べては
「自分の話なんて…」と思わず、
きっと誰かの力になれると信じて、
今のあなたで伝えられるものを届けて欲しい。
私はそう思っています。
「ぺく☆ぺく図鑑」も
そんな場所のひとつになれたら…
という想いで創り続けているもののひとつ。
目に見える“大きな何か”を残している方も
もちろん素晴らしいですが、
それだけではなくて、
その方がいま大切にしている想いや
そこに至るまでの道のりが
きっと誰かの力になると信じている方に
お声掛けをしながらお届けしています。
4年前にやりたかったことと
少しカタチは変わりましたが、
創りたい世界や
そこにかける想いは変わらない。
▼4年前の自己紹介記事
むしろ、
今年になって
もう一度noteで定期的に発信を始め、
悩み迷いながらも書き綴るなかで、
たくさんの方から
共感に溢れるコメントをいただくなかで、
「きっとそうだ!」という確信は
ますます強くなる日々を過ごしています。
「何者でもない市井の人たちの話がおもしろい」
目に見える結果や実績が
評価され、光が当たりがちな社会のなかで、
私が伝えたいメッセージであり、届けたいもの。
北海道砂川市で「いわた書店」を営み、
本の選書サービスを届けておられる
岩田徹さんのご著書『一万円選書』のなかで
印象的な言葉があります。
それがこちら。
本の中には、何者でもない市井の人たちが、悩みながらささやかな日常を生きています。
メディアやSNSを通して
何かを成し遂げたり、
自分にはないものを持っていたりする人を
目にし過ぎてしまって、
何かと人と比べてしまう方に向けて
岩田さんが送ったアドバイスのなかの言葉です。
ちょうど
小説を中心に
たくさんの本を読みながら
いろんなことを考えたり、
感じたりしていた時期だったこともあって
この言葉を目にしたとき、
「たしかに!」と思うと同時に、
本だけに限らず、
インタビューで伺うお話もそうだなぁ。
と、すごく腑に落ちる感覚があったんです。
それ以来ずっと、
この「市井の人たちの話が面白い」を
届け続けられるよう模索し続けてきました。
「今の私(僕)にお話できることはないので…」
その言葉に直面するたびに、
難しいチャレンジをしようとしているのかな…
と思うこともあります。
でも、
誰かと出会い、対話をするなかで、
何かしらヒントや気づきを得て
前に進む自分に気づくたびに、
インタビューを通して伺ったお話は
誰よりも私自身にとって
いつも大きな学びやエールになっているし、
その想いを届けたいという
熱い気持ちで届け続けるエピソードから
きっと何かを掴み取ってくれる方が
どこかにいらっしゃるはず。
そう強く信じながら、
前に進んでいきたいと思っています。
諸事情が重なって
最近は更新が滞っていますが、
諦めたわけではありません。
「あなたの話が誰かのエールになる!」
勇気づけの連鎖が生まれるような
場所を届け続けられるよう、
たとえ亀の歩みでも、
前に前に進んでいこうと思っています。
そんな想いで
届け続けている「ぺく☆ぺく図鑑」。
お声掛けさせていただいた際は
あなたの軌跡が誰かの力になれるよう
精一杯届けていきますので、
ぜひお力をお貸しいただけると嬉しいです。
今のところ、
更新の再開は年明けになりそうですが、
今年お届けした素敵なエピソードを
改めてご紹介します!
ご登場くださった方々のお話から
たくさんの勇気やヒントを
受け取っていただけると心から嬉しく思います。
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