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“もう終わったこと”に、光を当ててみた

「逃げた」と思っている出来事。
大好きだけど、そっと離れることを選んだ人。
選びたかったけど、選べなかった選択肢。

そして、
そこに伴う未練、悔しさ、痛み、悲しさ…。


それらを、
“もう終わったこと”として
心の奥にしまいこんでいませんか。


今日は、
そんな“未解決事案”に
光を当ててみた話をします。



こんばんは、ぺくです。

普段は
対話やインタビューを通して、
楽しみながら自分を知る
サポートをしています。


先月のことですが、
ひとつ、場をひらいてみました。

その名は、
「ワタシの“未解決事案”」

きっかけは、

まさに私自身が
もう“過去のもの”にしていたことを
見つめ直さざるをえなくなったことでした。


特に
コロナ禍に突入し、
やり残したことも多い
“消化不良”状態のまま
海外生活を終えて日本に戻ってきた後、

何度か
悩み迷う期間がありましたが、

その間、
ほとんどずっと

「今の状態からどうにか脱出して、
 とにかく前を向かなきゃ!」

が自分にとって最優先で、

前を向き、
前に進むために
必要なことにとにかく邁進する

みたいな
歩き方をしてきた気がします。


やると決めたことに
淡々と向き合うし、

20代の頃よりも
リスクは取らなくなったとはいえ、
必要な変化を加えたり、
小さく挑戦したり…。

他の人からは、
そう見えていたかもしれないし、

私自身も、
そういう自分で
あろうとしていた気がします。


だけど・・・

そうするために、
見て見ぬフリをしたり、

「とにかく前に進まなきゃ!」で、
心の奥底にぎゅっと押し込んで
頑張って忘れようとしたりした

出来事や気持ちも
本当はたくさんありました。


「今が楽しいから、もう全然平気!」

特に最近は
そんな風に過ごせる時間も多く、

もう“過去のこと”にしたことを
思い出すこともほとんどなくなり、

自分のなかでも、
「あ、もう吹っ切れたんだな…」と、
正直、思い込んでいました。


でも・・・

SNSで見かける、
会話のなかで話題が出る、
関連する記事をつい見てしまう、

本当に
何気ない瞬間がきっかけで、

心は、
チクチクと
また痛み出すものなんですね。


年明けから
少しモヤモヤする日々を
過ごしていた時期があり、

“未解決の過去”は、
自分の心が気持ちを感じきるまで、
とことん追いかけてくるんだな

そんなことを思いました。


これは・・・

ここで一度、
まっすぐ見つめ直さないと、

きっと
ふとした拍子に
またチクチクと
自分の心をかすめてくる。


そう思った私は、

今の気持ちに加え、
そこに至るまでの話を

シェアできる場や
シェアできる人に対して、
ポツリポツリと
話すようになりました。


あえて
誰かに話すことを選んだのは、

自分の弱さや甘さから
ひとりで見つめ直そうとしても、
忙しさで逃げたり、
はぐらかしたり
してしまいそうだったからです。


実際、
初めて誰かに話すこともあり、

シェアするまでは
嫌な動悸のようなドキドキが
あった瞬間もありましたが、

受け止めてもらえたことで、
心が少し落ち着いたり、
ホッとしたりしましたし、

併せて
「それを聴いて何を思ったか」を
フィードバックしていただいたことで、
自分の気持ちやモヤモヤが
少しずつ整理されていく感覚がありました。

ときには、
もう一度じっくりと、
自分の心と向き合えるような
問いをいただくこともあり、

いただいた問いを起点に
新たな視点や角度から、
過去を見つめ直すこともできました。


その過程で

もしかしたら、
“未解決事案”を解くうえで、
「放つ → 受け止めてもらう」は
大切な一歩になるのでは・・・?

と思ったんです。



そう思ったとき、
ふと思い出したことがありました。

そういえば・・・

ポツポツと
シェアをし始めた最初のころ、

ぺくちゃん自身が
いま抱えている
モヤモヤを解くための場を
ひらいてみてもいいかもしれないよ

と言われていたなぁと。


率直に、
フィードバックをいただいたときは、

「なるほど!」
とは思ったものの…

「自分のため」
起点となる場をつくることに
どうしても抵抗があって、
実行に移せずにいました。


でも、
シェアを重ねていくなかで、
共感をいただくことも多く、

もしかしたら…
まったく同じではないにせよ、

何かしら
私と同じように
過去の“未解決事案”による
モヤモヤを抱えたまま、

前に進もうと、
一生懸命に生きている人たちも
思っている以上に
いらっしゃるのかもしれない

と思うようになったんです。


だったら・・・

いきなり
解決や解消はしないかもしれないけど、

「放つ → 受け止めてもらう」が、
小さな一歩かもしれないと思うなら、

同じようなモヤモヤを
抱えている人たちどうしが集まって、
それぞれの“未解決事案”を
持ち寄ってみたら、

何かにつながることも
あるのではないだろうか。

そんな思いから、
生まれた場でした。



テーマがテーマなので、
少人数でじっくり味わう会に。

当日は、
ぺくを入れて3名で
場を囲みました。

▼当日の流れはこんな感じです

1. チェックイン(自己紹介 & 今の気持ち)

2. ”未解決事案”に光を当てる時間  
※それぞれが”未解決事案”を語る → 感じたことを共有するスタイルで進行

3. オンライン焚き火を見ながらのフリートーク

4. チェックアウト(今の気持ちをひとこと)

実際にいただいた
感想の一部をご紹介します。

・なんとなく思い至っていたことを改めて言葉にできたことで、明確に気づきになった。
・個人的なテーマではありますが、私はここで受け取ってもらった、という体験が何より大事でした。

・「一人で」「解決しようとする」ことをしなくてもいいのかもしれない。

・(前略)外に出すことで諦めに向かったり外からの観測の対象にすることで障壁としていたものが見えてきたりするかもしれない。

・はじめましての方との意見交換は新鮮
(見知った関係のコミュニケーションの方が楽ではあるがそれ故に描写を雑にしてしまう→思わぬ見落としが生じることもあるかもしれない)

そして
当日、私自身が
場を通して感じたのは、

・無理に「わきに置こう」としないでいいんだなぁ。
「相手や周囲にも何か事情があるんだろうけど」みたいな前提をつけて物事を見る必要があることも当然あるけど、そこで自分の気持ちを追いやってしまうのではなく、自分の気持ちにも等しく目を向けてあげていいのでは・・・?

他の人の“未解決事案”を聞くと、まだまだ自分のなかに眠るものがある気がした。でも、他の人のシェアを聴き、それに対してフィードバックする過程のなかで、自分のなかに眠る“未解決事案”もまた少し、放たれた気もするなぁ。

でした。


私自身が
この場を通して感じたこと、

そして
いただいた感想を踏まえて
改めて感じていることは、

ひとりで
背負い込んできた
引っかかりやモヤモヤに
光を当てるとき、

シェアして
受け止めてもらうことは、
たしかな一歩になるのでは?

ということです。


「明るい人でいたい!」
「周りに心配をかけないよう
 前を向いて頑張らなきゃ!」

いろんな理由があって、
「陽」の部分以外は見せにくい、
あるいは、見せたくないかもしれない。

でも、
明るく元気でいられる日
ばかりではないのが人生です。

モヤモヤする、
心にチクチクと刺さる、
痛い、悲しい、苦しい…

そんな日もあります。

そんな「陰」の部分を
頑張って無理やりに
押し込もうとしなくていいんです。


それに・・・

思い切ってシェアすることで
自分の気持ちを整理するだけでなく、
誰かの力になることもあるんだなぁと、

場をひらくまで、
そして場をひらいたことで
改めて感じています。


とはいえ、
関係性が近すぎると、
シェアしづらいのもまた事実です。

今回も
「初対面」や「1回限り」
だからこそ出せたお話も、
もしかしたらあったのかもしれません。


同時に、
感想のなかで
個人的にも興味深かったのが、

初対面の方に
シェアする体験から得た気づき

でした。

「過去を見つめ直す」とき、
過去をもう一度思い起こしながら、
整理していく過程を踏みますが、

その過去を
すでに知っている人に話す場合、
「わかっている」前提で
話をしてしまうことで、

じつは大切な部分が
抜け落ちてしまうことも
あるのかもしれない。

初めての人にもわかるように
伝えようとすることで、
より鮮明に過去が思い起こされ、

だからこそ
見えるもの、気づけることも
あるのかもしれません。



もうひとつ
伝えたいことはーー

無理に今すぐ
光を当てようとしなくていい

ということです。


今回扱ったのは、
過去の“未解決事案”でした。

一定の時を経ることで、
その出来事や気持ちと
少し距離を置いてみたからこそ、

ようやく
「出してみてもいいのかも…」
と思えた側面もあるのかもしれません。


向き合うタイミングは、
きっと人それぞれ。

ただ、
もし「向き合ってみよう」と
思うタイミングが来たら、

そのときは
ひとりで抱え込まず、

誰かに
言葉にして放つことで、
“未解決”に光を当て、
そっと受け止めてもらうことは

からまった過去を
少しずつほどいていくための
一歩になるかもしれない。

そんなことを
ここに書き残しておきます。



今回のテーマで
もう一度場をひらくのかは、
まだわかりません。

ただ、
日常では
フォーカスされにくいけれど、
私たちの人生をつくる大切なピースに
静かに光を当てる機会を
またどこかで持てたらと思っています。

今後開催する折には、
noteでもご案内できるようにしますね。


複数の人が集う場よりは、
誰かにそっと聴いてもらう方が
合っているなぁと思う方は、

1対1の対話の場を
普段からひらいています。

思い出したときに
いつでも立ち寄れるよう
そっと置いておきますね。


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