Take-61 映画『トロン:アレス(2025)』は面白かったのか?
【この映画のキャッチコピー】
『29分間しか“存在”できないA.I.兵士。彼らの暴走が現実世界を“侵食”する…』
【この映画の舞台・背景】
“時代が映画に追いついた”不思議なシリーズ『トロン』──
映像から『トロン:アレス』の時代設定は「近未来」のようであり、またそう勘違いしてる方も多いのですが実は現在、2025年が舞台となっております。
少しややこしいので逆算していきますと、前作に当たる『トロン:レガシー(2010)』は新作『トロン:アレス(2025)』の15年前が舞台でした。リアルタイムでも2010年に公開なので15年前となりますね。
ただ、その前作、1作目の『トロン(1982)』は『トロン:レガシー(2010)』の20年前という設定なのですが、公開年数同士を引き算すると
「2010-1982=28」
──となり8年の誤差があるわけです。つまり1作目の『トロン』は公開時より8年後の近未来を描いていたはずなのに、いつの間にか『トロン:アレス』では現在になっているのも面白いですね😊
文字通り「時代がようやく映画に追いついた」ともいえるシリーズなのであります😸

【原題】
『Tron:Ares』
wikiによると、この『Tron』というタイトルはBASIC言語の命令文の1つ「TRON」──「trace on」からきている。そう書かれてますが1作目の監督によると「electron(電子)」の「トロン」だ──という話もどこかで見かけた気がします。ソースが見つかればこちらに追記で貼りたいと思います🐈️
“アレス”は本編でも語られてましたがギリシア神話の「戦を司る神」ですね。ゼウスとヘーラーの息子でオリュンポス十二神の一柱で「荒ぶる神」として畏怖されます。
一方“アテーナーも「戦の神」ではありますが「戦争における栄誉や計略」といったやや知的な部分を備え持った神とされているようですね。
【上映時間:119分】


𓃠皆さま、よき映画ライフをお過ごしでしょうか?
N市の野良猫、ペイザンヌです。
もしも宇宙人というものが存在したり👽️人類の発生起源が宇宙だとしたら様々な宗教哲学が覆されるため、キリスト教などはその思想を阻止したがる──コレはよく言われてることです。
『トロン:アレス』も“人類はなぜ存在するか?”を「プログラムという鏡像」を使い、なかなか深い思想を二重構造で映し出した快作でした!👍️
単に「A.I.の反乱」とするだけでは面白さが単調となるのでこの「二重構造(人間は誰が作ったのか?)」を意識するかしないかで面白さが違ってくるかもしれない──その辺りが肝のような気もします。
もちろんアレス、そしてアテナという名前から神と人間のギリシア神話もモチーフにされてるのは確かですし、
現実世界で“29分”という限られた時間しか存在できないプログラムたちが「永遠の命」を求める姿は当然ながらSF映画の金字塔『ブレードランナー(1982)』のレプリカントたちを思い出させるわけで……🙄

はたまた追う者が追われる者となったり共闘していくのは近年のエンタメの基本構造と言いますか😸「時間軸」を“タテ”とするならまさに本作は“ヨコの『ターミネーター』”とも言っても過言でなく、しかも『1』と『2』を連続上映!──そんな感じでもあります😂
本作は単体、むしろ『トロン・アレス』の“パート1”といった感じで楽しめますね😀
「水槽の中で天敵に襲われた魚を助け、別の水槽に移す」感(謎)がまた良くて😂
ドットやビット、第一世代コンピューターを“祖先”と言ってるのも面白いね😸彼らにすればウガウガ時代🦖原始時代みたいな感覚なのかな😂
本来ならばIMAXや4DXで観る作品であるのは重々わかってはいましたが、時間の都合上ボクは「通常版」で観ました😅逆にいえばその分ストーリーに没頭できたのもあるのですが、始まって30分で「ぐあぁやっぱ3Dで観てぇ❗️」と超・大後悔🤣
やっぱいちいちヴィジュがカッチョいいのよね😲!
『アバター』などを観た時の記憶をなんとか必死に思い出し「(;´Д`)た、たぶん3-Dならこんな風に見えてるのではないかなぁ……」と脳内、記憶を司る“海馬”あたりに3-Dメガネを装着しながら観ておりました。
まあ『AKIRA(1988)』は当然ながら、あの飛行ユニットみたいな感じで『最終兵器彼女(2006に一度実写化してますね)』とかももう一度実写化できないのかなと思ったり😸

(-_-;)アレやね、予告でもあったけど「光の残像」が物質的に刃のようになり脅威となる──というのは、いざ目で見るとやっぱ斬新ですやね😮
今の人には通じないかもだけど、子供の頃に缶詰めの“コンビーフ”、あのネジのようにクルクル巻いて開ける缶切りで指に大怪我したことあるんで、ボクなどはついアレを思い出したりしてました😂


さて今回あまり情報を入れて行かなかったてのもありますが、イヴを演じたグレタ・リー、どこかで会った気がしましたが『パスト・ライブス/再会(2…23)』でノラを演じてたあの人だったのね──と、鑑賞後しばらくしてから気付きました😂


一方、女A.I.兵士アテナを演じたジョディ・ターナー=スミス……彼女もどこかで──思いきやコゴナダ監督の『アフター・ヤン(2021)』でコリン・ファレルの奥さんを演じてた人ですね。なるほどなるほど。それくらいは事前に調べておくべきだったなと😸

劇中では──A.I.時代においては「いかに“作るか”でなく、いかに“操るか”だ」──そんな台詞もあり🙄絵、イラスト、小説、様々な「創作」にもそれらが関わってきてるのをここ数年でヒシヒシ感じますやね。先日、江口寿史先生の「模倣」騒動などもありましたが、著作権問題なども現在ではまだかなりグレーな領域もありますが、これから本格的にA.I.時代となると様々な取り締まり法が強まっていくのかもしれません。
また本作の“とあるシーン”のように、時には「スマホを捨てよ、街に、自然に出よう」──とそんな心の洗浄とも共生していかねば、それこそ精神的にA.I.の奴隷化してしまいそうになる──なんてこともないとは言えないわけで😺
もし人類も「“誰か”によるプログラムだとすれば“優しさや共感”などといったものはプログラムの進行を妨げる『エラー』だ」そんなことを匂わせる場面もありましたね🙄実はボク、現在公開中『8番出口(2025)』が映画化する際、もしストーリーやテーマがあるとすればその辺が軸になるのかな?……なんて期待してたんですよね😁
もし『8番出口』にこの要素──いわゆる“人類シミュレーション仮説”のような要素があるのなら少し「観てみたいな」と思ってたんですが😸(まだ観てませんw)まあ、噂だけ聞いてると全くそういう話とは違うようですね😂

一作目の『トロン』の時はまだSFX(Special Effectsの略)と呼ばれていましたが中でも画期的だったと言われるものがバックライト・コンポジティングと呼ばれるアニメーション・エフェクツであります。気になった方は調べてみるのも面白いかと思われます。
『トロン:レガシー』の時は丁度ジェームズ・キャメロン監督による『アバター』で革新的な3DやVFX(こちらはVisual Effectsの略)が登場し、今ではすっかり定着してしまったIMAXなどなど、何か革新的な新しい技術・時代が訪れるたびにこの『トロン』という作品が立て役者的に現れる──そんなイメージを持った映画でもあると思っております。
ひょっとするとまだ観ぬ、想像もつかないような“新しい何か”がまた「すぐそこ」まで来ているのかもしれませんね😺
まるで災厄が訪れる前に姿を現すといわれる「件(くだん)」や「モスマン」のように……(イヤ、何か他にいい例え、なかったのかよ!😂)
では、また次回に!

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