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人はストレスでしか動かない ~やる気なんていらない~#5    



ストレスこそ行動原理

人は「やる気が出たらやる」と言う。
だが実際は違う。
ストレスを回避するためなら人はやる気を出すし、行動するのだ。
逆にストレスがなければ人は動かない
すべてと言ってもいいぐらいだが一応、めんどくさい人に絡まれたくないのでほぼすべてとしておきます。(笑)

人は“欲しいもの”や“快楽”を得るために動くのではない。
それを得られないことがストレスだから動くのだ。

つまり──行動のエネルギーは“欲望”ではなく“ストレス”なのだ。


💭 タバコが教えてくれる人間の正体

タバコを吸うのは気持ちがいいから?
いや、違う。
吸わないとストレスになるから吸うのだ。

タバコを吸いたい人の行動力はすごい。
喫煙所を探し、多少遠くてもそこまで行って吸う
タバコがなくなれば夜でも、雨でも、ちょっとした台風でも買いに行く。
お金に余裕がなくてもタバコはやめないし、自分で買えなくても知り合いにタバコを恵んでもらう行動をする。なにより吸わないストレスに耐えられないからだ。

これはつまり、“快楽を得る行動”より“ストレスを避ける行動”の方が強いということ。


💊 ストレスが行動原理の最たる例

この原理を最も極端に表しているのが「違法薬物」だ。
あれは“快楽を求めて続ける”のではない。
やめると強烈なストレスに襲われるからやめられないのだ。
理性を失ってでも、犯罪行為をしてでも手に入れようとする。

「欲しいから」ではなく「苦しいから」動く。
これこそ、人間の行動原理の本質である。


🍶 酒やタバコも同じ構造

酒もタバコも合法ではあるが、構造はまったく同じだ。
酔っぱらいたいから飲む──というより、
飲まないと落ち着かない・寝れない・やってられない。
そういうストレスが行動の根にある。

快楽を得るためというより、
“不快を避けるため”に行動しているのだ。


🍽️ それでもピンとこない人へ

「いや、そんなはずはない。
ストレスが行動原理じゃない」と思う方。
タバコやお酒の例でもピンとこない方へ。

お腹が減ったとき、人は“お腹が減った”というストレスで何かを食べ始める。
そして“お腹いっぱいでこれ以上食べたら苦しい”というストレスで食べるのをやめる。

眠くなければ寝ないし、
「寝なきゃ明日やばい」というストレスや、
寝ないと健康に良くないとか体に悪いとか生命維持に必要なければ
誰もわざわざ寝ようとはしない。

つまり──
ストレスは、生きるための最も原始的な行動原理なのだ。

※ぼーっと日向ぼっこしてくつろいで動かない野良猫。でもある程度近づいた瞬間とんでもないスピードで動いて逃げます。危機を予見したストレス回避の行動です。 


🍻 お酒をツールとして使う人

毎日飲むわけではない人は、お酒を「ストレス回避」ではなく
**「人と楽しむためのツール」**として見ている。

たとえば私自身、お酒は好きだが家では全く飲まない。
飲みたいとも思わない。
けれど友人と飲むときは、朝までだって飲める。

なぜか?
“飲まないと自分も楽しめないかもしれない”という
社会的ストレスがあるからだ。

行動のきっかけは、やはりストレスだ。


❤️ 恋愛もストレスでできている

恋愛も同じ構造をしている。
“好きだから付き合っている”というより、
**“離れたくないから付き合っている”**のだ。

好きな人に別れを告げられたら、
「悪いところ治すから!」と必死になる。
これは“愛”ではなく“喪失ストレス”による行動反応だ。

でも──
世界はそれを愛と呼ぶんだぜ! 💘


🧮 行動の計算式

人は無意識にこう計算している。

現在のストレス量+行動に必要なストレス−行動後の報酬(ストレス発散)

この結果が“マイナス(ストレス減少)”になりそうなら動く。
逆に“プラス(ストレス増加)”になりそうなら動かない。

体験がない人ほど、報酬を小さく見積もってしまう。
「どうせやっても大して変わらない」
だから、行動できない。
怠けているんじゃない。
行動後の快感を想像できないだけだ。

※ただし、今現在、特殊な状況下で正常な判断ができなくなっている人は
この理論の範囲には当てはまりません。あらかじめご了承いただきたい。


📱 現代人が動けない理由

今の現状で「こうなりたい」「ああなりたい」と思っていても、
行動に移せない人が多い。

それは、今の生活に心から満足しているわけではないが、
“行動・ストレス・報酬”のバランスがちょうど取れているからだ。
つまり、現状が“許容範囲のストレス”で保たれている。

しかも今は、ストレスを簡単にごまかせる娯楽がある。
それがスマホやインターネットの世界だ。
収入が少なくても、家があって、ご飯が食べられて、
スマホで面白い動画を見て笑っていれば、
生命を維持するストレスバランスは保たれる。

だから脳はこう考える。
「別にこのままでいいじゃん」
「変わらなくても死なないし」

つまり、新しい行動を起こすことで
今の“なんとか保たれているストレスバランス”が崩れるのを、
本能的に防いでいるのだ。

満足していないようで、実は“深層心理では悪くない”と感じている。
これが、現代人が動けない一番の理由だ。


🌐 情報によるストレス洗脳

しかし、現代社会にはもう一つの問題がある。
それは──情報過多による錯覚だ。

ネットを通じて膨大な情報が流れ込み、
深層心理では必要としていないものまで
「自分に必要なのかもしれない」と錯覚してしまう。

良い暮らしをしている人、
お金をたくさん持っている人、
ブランド品を並べている人、
楽しそうに生きている人。

そうした他人の情報を見続けるうちに、
自分と比べて“劣等感・嫉妬・妬み”を感じ、
「自分は幸せじゃないのかもしれない」という
**“情報による洗脳”**を受けてしまう。

でも、本来そんな情報を一切知らなければ──
家に帰ってご飯を食べて、寝るだけで十分幸せなのだ。


🌀 必要の錯覚と自己否定のループ

そして怖いのはここからだ。

本当は必要でないものを、「必要なのかもしれない」と思い込んでしまう。
だが、深層心理ではそれを求めていないから、実際には行動できない。

そうすると人は、
「動けない自分はダメなんじゃないか」
「周りは頑張っているのに、なんで自分は…」
と、根拠のない自己否定を始めてしまう。

動く理由がないのに「動かないといけない」という
社会の無言の圧力が追い打ちをかけ、
どんどん自分を追い詰めてしまう。



🏳️‍🌈 ストレスを排除する社会の副作用

そして、今の時代にはもうひとつの流れがある。
それは──ストレスをできるだけ感じさせないようにする社会だ。

“多様性”とか“優しい社会”とか、いろいろな言い方があるが、
要はどんなストレスにも耳を傾け、排除してあげようという風潮が広がっている。

もちろん、それ自体は素晴らしい。
弱者にとっては救いになるし、社会全体の優しさでもある。
だが同時に、**「弱者じゃない者まで弱者にしてしまう」**という副作用もある。

昔は、上司に怒鳴られるのなんて当たり前だった。
みんな怒鳴られていたから、そこまで落ち込む人もいなかった。
でも今は、少し言葉を間違えるだけで「パワハラ」「○○ハラ」となる。

結果どうなるか?
上司は怒れない。注意もできない。
そして、元からやる気のない人には“やる理由”がどんどんなくなる。
やらなくても怒られないし、やらなくても自分は困らない。

つまり──
ストレスが行動原理なのに、社会がストレスを“消そう”としてしまった結果、
やる気がない人は“行動しないということが最善のストレス回避法となっているのだ。

今の世の中は、
“行動すること自体が難しい構造”になっている。


💢 ストレスの矛先がズレるとき

誰かに年収マウントや自慢話をされたとき、
不快に感じることがあるだろう。
でもこのとき、人は自分の現状にストレスを感じているのではない。

本当のストレスの正体は、
**“マウントを取ってくるその相手”**だ。

だから人は、その人を避けたり、関係を絶ったり、
ミュートにしたりといった“排除行動”を取ってしまう。

本来は、自分を見つめ直すチャンスになる場面でも、
ストレスの矛先を“相手”に向けてしまうことで、
行動が止まってしまう。


⚡ ストレスを味方にすれば人生が動き出す

ストレスは敵じゃない。
正しく使えば、最高の原動力になる。

  • ストレスがない → 停滞

  • ストレスが強すぎる → 崩壊

  • ストレスを理解して利用する → 行動が自動化

やる気を出そうとするから苦しくなる。
やる気なんて存在しない。
あるのは、ストレスだけだ。


成功者はストレスだらけだ、お金がないとストレスだからめっちゃ働く
ライバルに負けるのはストレスだから勝つように動く
欲しいものを手に入れないとストレスだからなんとしても手に入れる為に行動する。成功者としての生活、環境、周りの目それらすべてが手に入らないと、とてつもないストレスだから頑張って働いているのだ。

ストレスを消すな。
ストレスを使え。成功者はストレスを飼いならしている

それが、怠け者でも動ける唯一の仕組みだ。
どんな成功者でやる気がある人でも自分が必要としていない事、なくてもストレスを感じない物に関しては一切がんばれないのだ。ゲームの面白さに価値を見出せない者にドラクエのレベル上げをひたすらやらせるのは耐え難い苦痛なのだがナマケモノでゲーム好きの私は明日早く起きないとやばいとわかっていてもレベル上げをしないことがストレスなのでレベル上げをするのだ(朝方まで、、、) 

やる気があってめっちゃ成功している人は、もちろんすごい。
才能もあるかもしれない。努力できるのも才能とも言うが
でも本当は“やる気がある”というより、
やる気がないと言われる人より、より多くのことにストレスを感じるだけでそして行動することこそがそのストレスを解消するのに最善だと知っているだけなのだ。

それを理解せずに、
「やる気がない人」に対して“やらないとストレスになる仕組み”を作らず、
ただ“小さいことからでも行動しろ”というストレスだけを与えるから続かないのである。


✍️ 作者あとがき

今回の内容を読んでもらえれば、
第4話で書いた「やる気がないのは自分のせいじゃない。
まわりのせい、環境のせい。」
──という話の意味がなんとなくわかってもらえたと思う。

行動を起こせる能力は、みんな十分にある。
理由がないだけ。ストレスが足りないだけ。

だから今、何となく現状維持というか停滞している人
現状に不満はあれど日々ダラダラ生きていけてる人は無理して動かなくてもいいと私は思っています。むしろ正常な体の防衛本能が働いていて健康だと思います。(笑)

ただ

それでも自然と行動できるように稼ぎが増えたり、楽に変わりたいと思うなら次回の実践編は要チェックだ。そしてやる気がない人はそもそも私のこの記事に辿り着かない恐れがあるのでやる気がある人で共感してくれた人は周囲のやる気ない人にこの記事を教えてあげてほしい。最初は課金制にしようと思ったが無料で公開して少しでも生活が良くなる人や行動が変わる人が増えれば、日本がまた元気を取り戻すのではないかと壮大なことを願っております。


💬 次回、第6話:「ストレスの上手な使い方」へつづく



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