lead という動詞で学ぶ英語
自動詞と他動詞があります。
自動詞・・・主語自身の動作を述べる
他動詞・・・主語が目的語に働きかける動作を述べる
この2つをわかりやすく説明できるのが、lead です。
lead は「人をリードする」という形で日本語化しているので、他動詞のみと誤解されがちですが、実は自動詞でもあります。
・ This road leads to a pond.
この道は池に通じている
これは、「road が自ら池に至っている」という主語(road)の動作を述べています。
ですから、lead は自動詞。
・ This road leads you to a pond.
この道はあなたを池に導く
↡
この道を行けばあなたは駅に着く
これは、主語(road) が目的語(you)を池に導いてくれる、という働きかけの動作を述べているので、他動詞
これら2つの文章は結局は同じこと(この道は池に通じている)を述べていると思いませんか?
つまり、This road leads you to a pond の「 you」 を省いても、同じことが伝えられるという不思議な文章です。
・you を入れれば、lead は他動詞
・youが入れなければ、lead は自動詞
you がない方がワード数が少なくて済むし、それでいて同じことを伝えられるなら、ない方がよいということになります。
ということで、シンプル英語のためには、なるべく「自動詞を使いましょう」ということになります。
you 以外だったら?
しかし他動詞の文章が全く不要、というわけではありません。
This road leads tourists to a pond.
この道は、観光客らを池に導く
↡
観光客らはこの道を行けば池に着く
目的語が観光客など、「you」以外の者だったら、この他動詞の文章は必要になります。
自動詞で表現することはできないからです。
you は話し相手を指しているので、訳さないことが多いですが、「観光客」が目的語であれば、「観光客らはこの道を行けば駅に着く」という客観的事実を述べることになるので、他動詞の文章が意味を持ってくるわけです。
まとめ
◇ シンプル英語のためには、
This road leads to a pond
のように自動詞の文章をなるべく書くことが必要(This road leads you to a pond の代わりに)
◇ you 以外の目的語(例 tourist)のときは、他動詞の文章を書かざるを得ない
ということになります。
自動詞、他動詞をその都度調べることが、正しい英語、シンプルな英語を書くためには必要です。
