PMDD対策で飲み始めたジエノゲスト:副作用体験記
生理前の強い気分の落ち込みを相談したところ、PMDDと診断され、治療を続けてきました。
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生理周期をなるべく長くする、ヤーズフレックスを服用していましたが、それでも防ぎきれない気分の落ち込みがあり、生理を起こさなくする薬、ジエノゲスト(ディナゲスト)の服用を始めました。
服用してみて私が経験した副作用やその長さなど、参考になればと思い、まとめてみました。
ヤーズフレックスでも抑えきれなかった気分の落ち込み
ヤーズフレックスを服用し始めて半年ほど経ち、飲み始めてからかなり顔を出す回数が減っていた希死念慮。
久しぶりに顔をだし、3〜4日居座りました。
抑えられるようになってきていたのに、なぜまたやってきたのか、どうしたらやり過ごせるか。
考えてもわからなくて、また体調が悪化したように感じて、とても苦しみました。
ヤーズフレックスは3日間出血があったあと、4日間の休薬をし、一旦子宮の内膜をはがします。
久しぶりの希死念慮に苦しんだあと、出血が起き、今までの苦しさが嘘のように落ち着きました。
このとき感じた苦しさは、ホルモンバランスの変化によって起きたPMDDの症状だったことに、後から気づきました。
ヤーズフレックスを飲んでいれば安泰と思っていたこと、
3日間の出血前に大きなホルモンバランスの変化はないと思っていたこと、
この2つの思い込みのせいで、PMDDの症状だと気づくことができず、また自分が希死念慮をコントロールできない状況に逆戻りしたのだと、自分を責め、余計苦しむことになりました。
生理を起こさないという対処
起こったことをかかりつけのレディースクリニックに相談したところ、生理を起こさないことで、ホルモンバランスの変化を極力起こさないようにすることができると医師から言われました。
ジエノゲストと呼ばれる、主に子宮内膜症や月経困難症の治療に、使われる薬を服用することで、生理を起こさないようにすることができるとのことでした。
その選択肢は今まで想定もしなかったものでしたが、合わなければまたヤーズフレックスに戻せることと、働けず収入のない私にとっては、何より薬の値段がヤーズフレックスの3分の1であることが後押しし(※薬価については後述)、ジエノゲストを試してみることにしました。
経験した副作用
薬に副作用があることは、今まで飲んできた抗うつ剤や、ピルなどで経験済みだったので、ジエノゲストを服用することで副作用が起こることも想定済みでした。
しかし、その副作用の強さは私が想定していたものを上回り、服用をやめようかと思うほどのものでした。
飲み続けてみて、その副作用も落ち着くことがわかったので、どんなことを経験するか、どのぐらいで落ち着くかを書くことが、今服用中の方の助けになればと思い、詳しく書いてみようと思います。
ちなみに、ピルの服用歴は
マーベロン:2年半ぐらい
ヤーズフレックス:半年ぐらい
です。
常にイライラする
飲み始めてからの1週間は常にイライラしていました。
些細なことにイライラし、昔のことを思い出してはイライラし、しまいには怒りに任せて自分のことを傷つけそうになりました。
このままではいけないと思い、処方されている頓服を飲み、やり過ごしましたが、この副作用が1番つらかったです。
生理前の爆発的な希死念慮を抑えるために服用を始めたのに、毎日イライラ、うっすら希死念慮では、飲む意味があるんだろうか、どっちの方がまだマシなんだろうか、と思ってしまいました。
頭がシャッキっとしない
とても抽象的で表現が難しいのですが、常に頭がぼやっとしているような感覚でした。
今までは体調が悪いながらも2〜3日に1回は、「お、今日は頭がシャキッとしているぞ」と感じられる日があり、そういう日はいつもよりも活動的になることができました。
でも服用を始めてからは、毎日頭がぼやっと、どんよりとしていて、だるいような感覚でした。
強烈な眠気に襲われる
ピルを服用する前は、生理前に目も開けていられない程の眠気を経験することが多かったのですが、最近は不眠症もあってめっきり昼寝をすることはなくなっていました。
でも、服用を始めた1週間はとにかく眠い。
夜寝ているはずなのに、昼間も起きていられなくて、数時間こってり寝る、ということが多々ありました。
常に何か食べていたくなる
ここが、多くの方が最も気にする副作用かと思います。
(予測変換で薬の名前と一緒に、太ると表示されるから)
今までは体調不良が続き食欲がなかったのですが、服用を始めてからは、常に口寂しく、間食がやめられなくなりました。
食事量も増えたと思います。
副作用にはむくみも書かれており、食欲増進と合わせて、2週間ほどで2〜3kg太りました。
こういうときのために、体重は常にモニタリングするようにしています。
ほてり、冷や汗が続く
更年期障害に似た症状が出るというのは聞いていたので、ある程度覚悟はしていましたが、わかっていても、ほてりや冷や汗はつらかったです。
少し歩くだけで汗が出て、暖房をつけずに部屋にいるのになぜか暑いし、汗をかく、でもそのあと、汗で体が冷える、という感じでした。
体が冷えるほどの寝汗をかく
服用を始めてから、今までの経験したことのない寝汗をかくようになりました。
夜中に体が寒くて目が覚めるほどで、朝起きるとパジャマがぐっしょり濡れていました。
慌てて汗の吸収がいい、コットンのワッフル生地のパジャマを購入し、毎日着替えることで対処しました。
喉が痛いほどの口の渇きを感じる
寝汗を大量にかいているからか、寝ている間、強い喉の渇きを感じるようになりました。
喉の奥が乾いていたいほどでした。
枕元に水を置いてしのぎました。
ストロー付きの容器だと、寝ぼけていても飲みやすいので安心です。
寝ていると唾が湧いてきて吐きそうになる
これを経験した回数は多くはありませんでしたが、かなり不快でした。
眠っていても、唾がじわじわ湧いてきて、なんとも言えない不快感で吐き気を覚えました。
聞いてみるとつわりの唾づわりという症状に似ているらしいです。
髪の毛がゴワゴワする
ジエノゲストは他のピルと異なり、女性ホルモンであるエストロゲンを含んでいません。
今までピルで摂取していた分の女性ホルモンが減り、さらに生理を抑えることで女性ホルモンが減り、体は急激な女性ホルモンの減少を経験することになります。
そのため、女性ホルモンの働きによって維持されている、髪の毛のツヤ、肌のツヤ、胸の大きさなども影響を受けることになります。
私はショートヘアなのですが、髪の毛が頭の輪郭に沿わずに、針金のようにピンピン立つようになり、見た目もツヤが減りました。
内的な副作用は覚悟していたのですが、見た目に大きく変化が出るとは思っていなかったため、地味にショックを受けました。
副作用の経過
個人的に1番心配していたダラダラと続く不正出血は今のところ、そこまでひどくなく、飲み始めて1カ月経って、ちょこちょこで始めたかな、という感じです。
(おりものシートでおさまるぐらい)
ピル服用経験が約3年間あったことも関係しているかもしれません。
最初の1週間はとにかくイライラし、過食気味、とにかく眠いのが目立ち、
次の1週間から寝汗や口の乾きを強く感じるようになりました。
髪の毛のゴワゴワ感や胸がしぼんだ感じは1週間経つ前に自覚したような気がします。
「あと1週間我慢して、副作用が収まらなかったら、ヤーズフレックスに戻してもらおう」
と思っていた3週間目。
祖父の見送りなどもあり、病院にいくことができず、気づいたら4週間目。
「あれ?今日は頭がシャキッとしてるぞ」と感じる日がありました。
慌ただしくて自分の体調の変化など気にしてもいられなかったのですが、髪の毛のゴワつきも気にならなくなったし、寝汗もそこまでひどくなくなっていることに気づきました。
私の場合は、副作用は約1ヶ月で落ち着き、特につらかったのは最初の2週間でした。
今後新しく副作用が出たり、今までの副作用がぶり返したりしないか、注意して観察していく必要がありますが、今のところ、ジエノゲストの服用を続けていく予定です。
もちろん、我慢できないほどの副作用を経験しているのであれば、服薬中止、別の薬への変更も検討が必要ですが、副作用はだんだんと落ち着いていくものなので、それを待ってみるのもいいかもしれません。
追記:
副作用があったものの、1ヶ月程度で落ち着いて服薬を続けられている、ということを病院で伝えたところ
「合う薬が見つかって、本当によかったですね」と本当に心からの言葉で言っていただきました。
自分の経験した症状(PMDD)を「甘え、生理は病気じゃない」なんて一蹴されたらどうしようと、受診をためらっていた自分に教えてあげたいぐらいです。
おわりに
ホルモンバランスはさまざまな要素が複雑に絡み合っているため、その時の状況によって体調が大きく変化したり、個人差も大きいものです。
ここに書いたことが、少しでもご自身の健康状態を考える上での判断材料になれば幸いです。
※ヤーズフレックスの薬価について
ヤーズフレックスのジェネリックであるドロエチフレックスの薬価決定日、販売開始日が発表されました。
https://www.hisamitsu-pharm.jp/product/whatsnew/pdf/260310_2.pdf
これにより、ジエノゲストと自己負担額が大きく変わらず、ドロエチフレックスを服用できるようなると見込まれます。
検討の一助になれば幸いです。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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