【PastGress Business School 特別編】アメリカ留学 その2:一番難しかった授業の乗り越え方
こんにちは!PastGress Business Schoolへようこそ。 アメリカ・ノースカロライナ州の州立大学でビジネス金融学部を卒業した筆者がお届けする、留学ノウハウ特別編の第2回目です。
前回は「出発前の英語準備」についてお話ししましたが、今回はついに現地での本番。私が留学中、「一番絶望し、一番必死に乗り越えた、ある難しい授業」についてお話しします。
これから留学する方、今まさに現地の授業に圧倒されている方のヒントになれば幸いです。
1. 留学中、最大の壁。それは「ビジネス法律(Business Law)」
ビジネス学部に入ると、避けて通れないのが「法律」の授業です。 私が受講したのは、ビジネスで扱う「契約法(Contract Law)」や「雇用に関する法律(Employment Law)」を学ぶ授業でした。
これが、留学生活の中で文句なしに一番わかりませんでした。
何がそんなに難しかったのか。それは、単に「英語がわからない」というレベルを超えていたからです。
2. 三重苦の絶望:英英でも、日本語でも意味がわからない
前回、私は「わからない単語はできる限り英語(英英辞典)で調べよう」とお伝えしました。しかし、この法律の授業ではそのルールが通用しませんでした。
専門単語が難しすぎる
英英辞典で調べても、その解説に出てくる英語すら意味がわからない
プライドを捨てて日本語で調べてみても、日本の法律用語になじみがないため、結局何を言っているのか理解できない…!
当時は今のように便利なAI(ChatGPTなど)もまだ普及していない時代です。目の前にある分厚い教科書を前に、完全に途方に暮れていました。
3. 生き残り戦略①:プライドを捨てて「オフィスアワー」に突撃
「このままでは確実に単位を落とす(Failする)。」 強い危機感を感じた私が取った行動は、教授のオフィスアワー(質問時間)への出待ちでした。
アポを取り、教授の部屋に突撃してとにかく聞きまくりました。一度説明されてもわからない問題が山ほどありましたが、そこは「 proactivity(行動力)」の見せ所です。「先生、本当にごめんなさい。でも理解したいから、もう一度説明してください」と、わかるまで粘り強く質問を続けました。
教授も、必死に食らいついてくる学生を無下にはしません。この「わかるまで帰らない精神」が、最初の突破口になりました。
4. 生き残り戦略②:泥臭く「Extra Point(加点)」を回収する
必死の努力を続けたものの、中間テストと期末テストの結果は、合格ラインギリギリの「B(またはC)」という冷酷な現実でした。
アメリカの大学では、GPA(成績評定平均)が下がると卒業や奨学金に直面する死活問題になります。「テストの点数だけでは足りない」と判断した私は、シラバス(講義要項)を隅々まで読み込みました。
目をつけたのは「Extra Credit(課外活動などに参加するともらえる加点チャンス)」です。
授業の枠を超えて、加点がもらえるボランティアや学内の指定イベントなどの課外活動に片っ端から参加しました。テストのマイナス分を、行動量による「ボーナスポイント」で必死に埋め合わせたのです。
結果、なんとか無事に授業をPass(単位取得)することができました。
賢くなくても、泥臭く動いた者が勝つ
留学中、自分の力だけではどうにもならないレベルの壁には必ずぶつかります。その時に大切なのは、スマートに解決することではなく、「使える手段をすべて使って泥臭く生き残る力」です。
わからないなら、教授の時間を限界まで奪う
テストがダメなら、泥臭くボーナスポイントを拾い集める
もし今、留学先で絶望している人がいたら、ぜひシラバスを読み直して教授の部屋のドアを叩いてみてください。道は必ず開けます!
次回のアメリカ留学編も、さらにリアルな体験談をお届けします。お楽しみに!
