作業療法士がブロックチェーンにコントラクトをデプロイした日
テストPOLが届いた。
ずっと待っていた、それだけのこと。でも画面に「デプロイ完了!」の文字が出たとき、思ったより胸に来るものがあった。
まずPOLって何?という話
少しだけ補足。
ブロックチェーン上でスマートコントラクトを動かすには、ガス代と呼ばれる手数料がかかる。Polygonというブロックチェーンのガス代はPOLというトークンで払う。
今回使ったのは「テストネット」と呼ばれる本番前の練習用ネットワーク。そこではPOLも無料で配布されている(Faucetという蛇口から)のだけど、これが一回に配布される量が少ない。
昨日の時点でガス代がギリギリ足りなくて止まっていた。今日それが届いた。
DawnSeedをデプロイした
最初にデプロイしたのはDawnSeed。コミュニティへの参加証になるSBT(Soulbound Token)だ。
SBTというのは、譲渡できないNFTのこと。売れない。渡せない。ウォレットに刻まれる、その人だけの記録だ。
コマンドを実行して数十秒。
DawnSeed デプロイ完了!
コントラクトアドレス: 0xaFf4Fee8f3714C2A77675b1cc6489e74A89e382C
ブロックチェーン上に、自分が書いたコードが刻まれた。
Polygonscanというブロックチェーンの取引履歴サイトでアドレスを検索すると、ちゃんとそこにある。誰でも見られる。改ざんできない。不思議な感覚だった。
トークンの名前を変えた
次のATSToken(コミュニティトークン)をデプロイする前に、ひとつ仕様変更をした。
もともと名前は「朝ツイ活シェア」、シンボルは「ATS」にしていた。日本語名で愛着があったのだが、実際にPolygonscanなどの外部サービスに表示されることを考えると、英字・スペースなしの方が安定する。
名前:ATSCoin、シンボル:ATSC に変更した。
コードを直してコンパイルし直す。エラーなし。
ATSCoinをデプロイした
続けてATSCoinをデプロイ。
ATSCoinは、このコミュニティのメインのトークンだ。総供給量は100万枚。追加発行の手段はコードに書いていないので、永遠に増えない。
朝活に参加すると1日3枚もらえる。メンバー同士で感謝を込めて渡し合うこともできる。そして自分のdNFT(育つNFT)を成長させるときに消費する。
ATSCoin デプロイ完了!
コントラクトアドレス: 0x41f2aF2B85b34757bC853f92B9e3cB77fe2A2F49
2つ目のコントラクトが、ブロックチェーン上に立った。
BioNFTの直前で止まった
最後の1つ、BioNFT(育つdNFT)をデプロイしようとして、POL不足のエラーが出た。
BioNFTはDawnSeedとATSCoinの両方のアドレスを知っている必要があるので、デプロイスクリプトに2つのアドレスを設定してから実行する。設定は終わっている。あとはガス代だけだ。
またFaucetに申請して、補充を待っている。
今日起きたことを整理する
コントラクト 状態 DawnSeed(参加証SBT) ✅ Polygon Amoyデプロイ済み ATSCoin(コミュニティトークン) ✅ Polygon Amoyデプロイ済み BioNFT(育つdNFT) ⏳ POL補充後デプロイ予定
3つのうち2つが、今日ブロックチェーン上に存在するようになった。
思ったこと
作業療法士をしながら、自分でスマートコントラクトを書いてブロックチェーンにデプロイする日が来るとは、正直1年前は想像していなかった。
むずかしいことをやっているとは思わない。ひとつずつやれば、ひとつずつ動く。
BioNFTがデプロイできたら、3つのコントラクトが揃う。そうしたら次は、Discord Bot「ひまりちゃん」をオンチェーンに繋ぎにいく。
合言葉を入力するだけで、ウォレットにATSCが届く仕組み。技術を意識させないまま、ブロックチェーンが裏で動いている世界。
そこを目指して続ける。
2026.04.25 | まだBioNFTは待機中。POLが届いたら続きを書く。
