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【週末エッセイ】「大人がアニメなんて」と思っていた元消防士が、『葬送のフリーレン』で号泣し、小3の双子に見せる理由。

みなさん、こんにちは。「パパグチ」です。

平日はPTA会長としての悩みや、元消防士としての仕事術など、少し硬いお話が続きました。 週末なので、今日は私の「趣味」と「子育て」について、少しゆるく、でも熱く語らせてください。

ズバリ、テーマは**「アニメ」**です。

■ 「大人がアニメ=オタク」という偏見

実を言うと、私はもともと「いい大人がアニメや漫画を真剣に見るなんて、ちょっとオタクっぽいな……」と斜に構えていたタイプの人間でした。

そんな私の価値観を根底からひっくり返したのが、あの国民的アニメ**『ONE PIECE(ワンピース)』**です。

あるテレビ番組で、「ワンピースは大人が泣けるアニメだ」と紹介されているのを見ました。 気になった私は、当時一緒に仕事をしていた後輩に「ワンピースって知ってる? 本当に面白いの?」と聞いてみたんです。

すると後輩は、目を輝かせてこう言いました。 「パパグチさんは、絶対に好きだと思いますよ! 最近公開された『冬に咲く、奇跡の桜』という映画を見てみてください。これで泣けなかったら、もう見なくていいです」

半信半疑でその映画を見た結果……元消防士、見事に号泣しました。 そこから、私のアニメに対する偏見は完全に消え去り、「アニメは素晴らしい人間ドラマを描く芸術だ」と心を改めたのです。

■ 今一番熱い『葬送のフリーレン』

そんな私が今、一番心を持っていかれているアニメがあります。 それが**『葬送のフリーレン』**です。

まだ見たことがない方のために、少しだけ頭出しをさせてください。(ネタバレにならない程度に)

普通のRPGやファンタジーは「勇者が魔王を倒すまでの冒険」を描きますよね。 でも、この物語は**「魔王を倒した勇者一行が、旅を終えて帰ってきたところ」**からスタートします。

主人公のフリーレンは、1000年以上を生きる「エルフ」という種族。 共に魔王を倒した勇者ヒンメル(人間)は、旅が終わってから50年後、寿命で亡くなってしまいます。

1000年生きるフリーレンにとって、彼らと旅をした「10年」は、ほんの一瞬の出来事でした。 しかし、ヒンメルの葬儀で、フリーレンは初めて涙を流します。 「たった10年一緒に旅をしただけなのに……私、この人のこと何も知らない……」

この後悔をきっかけに、彼女は「人間の気持ちや、行動の意味を知るため」の新しい旅に出るのです。

■ 子供たちに「何を残すのか」

この物語を見ていると、親として、そして一人の大人として、深く考えさせられます。

「自分は残された人生を、どう生きるのか?」「この世に残していく子供たちに、何を残せるのか?」「一緒に生きている『今、この時』を、どうやって大切に過ごすのか?」

エルフのように1000年は生きられない私たち人間にとって、家族と過ごす時間は本当に限られています。 フリーレンの後悔は、そのまま「私たち大人の後悔」になり得るのです。

■ いつか、点と点が繋がる日まで

この素晴らしい作品を子供たちにも見せたいと思い、現在、小学3年生の双子の娘たちと一緒に見ています。

でも、正直言って小3には「命の短さ」や「後悔」といったテーマは、まだまだ難しすぎるようです(笑)。画面を見ながらポカンとしていることもあります。

でも、それでいいと思っています。 私自身もそうでしたが、子供の頃に見たアニメや読んだ本の「作者の本当の思い」なんて、当時は詳しくはわかっていませんでした。 ただ、**「よくわからないけれど、心に残ったあのシーン」**が、大人になって様々な経験を積んだ時に、突然「あっ、あれはこういうことだったのか!」と繋がる瞬間があるんです。

子供の時にまいた種が、大人になってから心の中で芽吹く。 娘たちがいつか大人になった時、ふと『フリーレン』の言葉を思い出して、人生の糧にしてくれたら。 そんな願いを込めて、今週末も双子たちと並んで、アニメの再生ボタンを押そうと思います。

みなさんには、「子供に見せたい(残したい)アニメや本」はありますか? ぜひコメント欄で教えてください!

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