【和訳】英国国防省 ウクライナ情報 2025.07.31
Latest Defence Intelligence update on the situation in Ukraine - 31 July 2025.
— Ministry of Defence 🇬🇧 (@DefenceHQ) July 31, 2025
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Latest Defence Intelligence update on the situation in Ukraine - 31 July 2025
日本語訳
2025年6月にロシア国防省隷下のアフリカ軍団が、ワグネル・グループと完全に置き換わるかたちで、マリに投入された。アフリカ軍団は現状、マリに2,000人ほどの兵力を展開させている可能性が高い。なお、比較として示すと、ワグネルは以前、2,500人程度の要員をこの地に配置していた。
アフリカ軍団は100点を超える主要戦闘装備品をマリに持ち込んでおり、そのなかには、主力戦車、多連装ロケット砲システム、戦術爆撃機も含まれている。その結果、マリのロシア軍が使用可能な火力は、大きく増大している。
ワグネルという組織はかつて、ロシアの刑務所から5万人ほどにもなる受刑者を登用し、ロシアの対ウクライナ戦線のなかのかなり大きな範囲で作戦行動を行っていた。2023年の一年を通して、ワグネルは、ロシア国防省からみて信頼できる補助部隊であったものから、ロシアの体制維持にとっての主たる脅威の一つへと急速に変わっていき、2023年6月には決起し、モスクワに向かって進撃したが、この蜂起は未遂に終わった。
この出来事を経てから、ロシア国防省はロシア側治安部隊の国外派遣に関して、中央集権的な統制を目指すようになり、独自性の強い民間軍事会社がロシア政府に脅威を及ぼす可能性を減らしつつ、友好国とロシアの治安協力関係を、ますます正式なかたちに変えつつある。
2023年後半にシリアで、2024年の初めにリビアで、そして、現在はマリで、ロシア国防省はワグネルを任務から外してきたにもかかわらず、ワグネル・グループはそれでもまだ中央アフリカ共和国とベラルーシの2国で独自に活動し続けている。なお、中央アフリカ共和国には約2,000人、ベラルーシには約300人のワグネル要員が、それぞれ配置されている可能性が高い。
