劇場版ベルばらを観て、アンドレに沼る。
母がちょうど世代だったので、漫画が実家の本棚にあるのは知っていた。
絵柄が綺麗だよなぁ、とは思っていたので、母と一緒にベルサイユのばら展なども行った。
漫画は読んでいないのに、内容はなんとなく知っているという、中途半端な状態。
映画化が決定してから母が楽しみにしていたので、今回は一緒に映画鑑賞へ。
とにかく彼女は口を開けばアンドレアンドレ・・。
アンドレってそんなに刺さるの!?
どんな人なの!?アンドレ!?
と想いを馳せながら、いざ鑑賞。
鑑賞後。
アンドレーーーー!!!
ってなった。
アンドレすごかった。
序盤はけっこう地味な感じ(失礼ですよねすみません)だと思ったのだが、後半にかけて畳みかけてくる感じがした。勝手な所感。
特に髪を切ってからの!アンドレ!!良い!!
母にしてみれば、髪を切るまでの経緯が略されていて、物足りない感じはしたらしい。
え!知りたい!
その詳細を、知りたい!!
そして終盤のシーン。伝説のシーンと呼ばれているのだろうか。
親子で見るには少しばかり恥ずかしかった。
けれど、あのアンドレさんが、こんな男らしさを見せるなんて。
ときめかざるを・・・、えないじゃないか!!
こんなに悶えちらかす作品だったなんて・・。
いまさらになって、思いもよらぬ出会いを果たしてしまった。
🌹
漫画版はフランス革命をしっかりと描写しているイメージがあったので、映画もわりとそんな感じかと思っていた。
しかし劇場版では
マリー・アントワネットとフェルゼン、
オスカルとアンドレ、
という2組の心情にフォーカスされていたようだ。
宮廷での確執や首飾り事件、アントワネットの処刑など、史実に関することはサラッと説明する程度だった。
私からすると、ざっくりではあるが、2時間で多少の流れを把握し、かつ楽しく観るには分かりやすい構成だと感じた。
多分一つ一つの事件や多くの登場人物を細かくクローズアップしていったら、
2時間では主要人物に感情移入しにくかったかもしれない。
全てを盛り込むなら三部作とかにした方がいいんだろうけど、このご時世では難しいのかなぁ、と思ったりした。
そして、ミュージカル調の演出が多かったのも楽しく観れた要因の一つかもしれない。
私はエイティシックスというアニメが好きで勝手に神作品だと思っているのだか、そのアニメの楽曲を担当されていたのが、澤野弘之氏だった。
昔のアニメだと、ギルティクラウンとかも好きだった。
そして今回はベルばら劇場版の楽曲も澤野氏が担当されているとのこと。
これは期待大じゃないか!という点も、足を運んだ要因の一つだった。
あの音響に包まれながら作品に浸ると、より一層感動が深まった気がする。
時間の経過や出来事、登場人物の心情を音楽に乗せてミュージカル調に進めてくれるので、最後まで楽しく観れた。
音楽の良さも作品を盛り上げる素晴らしい要素だった。とにかく良かった。劇場に足を運んで観れてほんとに良かった(小並感)
なんならもう一回見たいくらいまである。
劇場内の端々からは、人々がすすり泣く様子も伝わってきた。
あまりに切なくて苦しくて、私も感動して泣いてしまった。
あんな作品をリアルタイムで少女時代に浴びてしまったら、正気を保てる気がしない。
まだ片足も突っ込んでいないけど、根強く愛される作品のすごさを感じた。
漫画も読みたいし、アニメも見たい。
宝塚劇場は今まで伺ったことがないけれど、宝塚版ベルばらも、ぜひ一度は観劇してみたい。
ベルサイユのばらの沼は、とんでもなく深そうである。
未だに愛される作品だもんなぁ。やはり求心力はすごいよなぁ。
グッズを集めるつもりはないけど(そう言い聞かせている)
ベルばらとアンドレの動向は今後も注視していきたい。
アンドレのグッズは案外少ないのよ、と母は言っていたが、本当なのだろうか・・。いや買わないけど。自分が欲しいからって、煽ってくるのはやめてほしい。
映画を観てここに誕生したにわかファンは、深淵を覗いてみたくなったのであった。

