ブルネイ旅行記(2)
2026年5月12日(火)
景色もない狭っ苦しい部屋だけどチェックアウトの12時まではここにいる。朝飯は日本から持ってきたランチパックがあるし。ビールも飲めるし。なんか腹を下してるし。
昼になり部屋を出たと WhatsApp で知らせたらすぐにお礼の定型文が返ってきた。ここのオーナーは妙にレスポンスがいい。常にスマホを睨みつけているのかね。イマドキそうなのか。
今日から2泊はカンポン・アイール。
首都に流れるブルネイ川の中に広がる水上集落であります。
ダウンタウンからボートで川面に浮かぶ桟橋へ行く。川を渡るだけなので30秒もかからない。客引き親父に念のためボート代がいくらか訊いたら2ドルだという。1ドルだろと言ったらそれでいいとか何とか言ってた。ボートはまっすぐ桟橋の階段に突っ込むので舳先から乗り降りする。


前もって宿のオーナーから「忙しいから自分で入って」と細かな指示が WhatsApp で来てたのですんなりセルフチェックインできた。一応カンポンアイールで有名な唯一の宿泊施設だと思うのだが、ほぼ民泊だな。他の宿泊客もいないようで、猫が出迎えてくれる。

荷物も置いたしともかく散歩だ。


店番してた親父に昼飯を食べたいので、どこか開いてるレストランはないか訊いてみた
要領を得なかった


水上集落とはいえそもそもが住宅地で、平日昼間だし人が少なくて店も少ないうえに開いてない。
最初はこわごわ歩いてた板張り橋も、慣れてきたら見知らぬ路地裏みたいに感じてきた。あんまりジロジロ見るのも憚れる。
昼飯を食べてないのでなんとかしなきゃと、それっぽい建物の呼び鈴をならした。奥から可愛らしいお嬢さんが出てきて「テイクアウトしかダメなんだけどいいかしら?」といった主旨の事を言ったのでもちろんOKした。

OPENって書いてたけどドアは施錠されてた

ブルネイ名物「ナシ・カトック」弁当は1ドル。125円だ。
この国は石油で豊かだし税金かかってないからか、会計が明快。
可愛いお姉さんは私に「どこの国の人?」と訊いてきたので日本人だと答えたら、なぜか写真を撮らせてと言ってきた。何が珍しいのだろうな。坊主頭の皺枯れたおっさんが。手に持った弁当を素敵に抱えたポーズをした。
宿に帰りながら、あの姉さんの写真も撮らせてもらえばよかったと激しく後悔した。引き返そうともした。こんなチャンスは一生で3回もないのに。でももうあの扉は施錠されてる。切歯扼腕。ブルネイ川に飛び込もうかとも思うほどに。簡単に飛び込めるし。

骨付き唐揚げ、ごはん、サンバルソース(辛くない奴)
弁当は本当に美味かった。

宿の中はおしゃれ。そもそも女性オーナーは絵描きサンで、センスいいのです。

結婚指輪とか落としたらサヨウナラだな

大雨で霞んでるけど

上水道も通ってて水圧は高い
下水道は、まあそのまま下へ

音がうるさいし天井ファンで十分
ちなみに日中は余裕で30℃を超えます

客は私だけだしまあええか


夜になったらレストランがちらほらオープンしてくる。
カラオケ屋とかダーツ屋とか撞球屋とかイチゲンには入りにくいところが多い中、おしゃれで入りやすいのが ADRESTO です。

何せ前の道(?)が狭いので全体がうまく撮れない

観光客に向いてます




美味い、安い、サービスよし
ブルネイ名物アンブヤット(サゴヤシの樹液を乾燥させた粉をお湯で溶いたブルネイを代表する伝統料理)は、透明でぬるっとしてて味はしないし腹も膨れないけど、他は満足ですぞ。
酒が飲めないことがわかってると、注文にそんな悩むこともないな。
そして長居もできない。

オーナーの絵だろう
この壁の内側はトイレなのです
おしゃれ~って思ってたら・・・

いちいちおしゃれでかわいい
夜7時半には宿に戻ってきた。行くとこないし。
あちこちからカラオケらしき歌声と、アジテーションみたいなダミ声が聞こえてくる。
夜の水上生活は静かなのかな、なんて想像してたけど、実際は結構騒々しい。ヘタクソな歌とアジは深夜まで続いたみたい。ぐっすり寝たからその後は知らず。
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