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睡眠中、脳は休んでいない? ノンレム睡眠とレム睡眠の本当の役割とは!?

こんにちは!
スモールジム ペインフリー代表トレーナーの高橋です。

私たちはよく「睡眠は脳を休ませるためのもの」と考えがちですが、実際には睡眠中も脳は活発に働いています。

特に重要なのが、ノンレム睡眠とレム睡眠という2種類の睡眠です。それぞれ役割が異なり、どちらも健康や脳機能の維持に欠かせません。

今日はその辺りを少し深掘りして記していきます。


ノンレム睡眠は脳の「整理整頓の時間」

ノンレム睡眠では、大脳皮質の神経細胞が活動と休止を一斉に繰り返す状態になっています。

そのため脳が完全に休んでいるわけではなく、脳の活動量自体は覚醒時とあまり変わらないとも言われています。

ただし外部からの刺激への反応が減少し、意識も低下するため、脳は内部の作業に集中できる状態になります。

この時間に行われているのが
•記憶の整理
•情報の処理
です。

例えば日中に得た情報は一度、海馬に一時保存されますが、睡眠中に「必要な記憶」と「不要な記憶」に仕分けされます。そして必要な情報は大脳新皮質へ移動し長期記憶になります。

イメージとしては、お店の閉店後に行う締め作業や翌日の開店準備のようなものです。

昨日も記しましてが、ノンレム睡眠は3段階に分かれます。

•N1(入眠初期)
眠り始めの段階で筋肉が緩み始めます。

•N2(中等度の睡眠)
体温が下がり、心拍数が安定します。

•N3(深い睡眠)
最も深い睡眠でデルタ波が出現します。この段階では成長ホルモンが活発に分泌され、身体の回復や修復が進みます。

またこの深いノンレム睡眠では、脳の老廃物を排出するグリンパティックシステムが活発に働き、アミロイドβなどの不要な物質が除去されると考えられています。これは将来的な脳の健康にも重要な役割を果たしています。

レム睡眠は「脳が活発に動く睡眠」

一方、レム睡眠はノンレム睡眠とは全く異なる特徴を持っています。

レム睡眠中は、
•眼球が素早く動く
•脳の血流量が増える
•脳の活動が覚醒に近い
という状態になります。

ただし体は動かないように眼球と呼吸筋以外の筋肉が完全に脱力する「レム脱力」が起こります。

夢を見るのもこのレム睡眠中です。

外部刺激への反応の鈍さは、ノンレム睡眠のN2〜N3とほぼ同じです。そのためレム睡眠は「浅い睡眠」というよりも、ノンレム睡眠とは別種類の睡眠と考えた方が理解しやすいでしょう。

レム睡眠が減ると健康リスクが上がる!?

興味深い研究として、レム睡眠の減少と健康リスクの関係があります。

研究によると、
•レム睡眠が1%減ると認知症リスクが約9%増加
•レム睡眠が5%減るごとに死亡率が13%増加
すると報告されています。

レム睡眠の割合は加齢とともに減少していくため、年齢とともに睡眠の質を意識することが重要になります。

特に認知症の一種であるアルツハイマー病との関連も研究されています。

まとめ

睡眠は単なる休息ではなく、脳と体のメンテナンス時間です。

•ノンレム睡眠
→ 記憶整理、身体回復、脳の老廃物除去

•レム睡眠
→ 記憶の統合、脳のネットワーク調整

この2つがバランスよく繰り返されることで、私たちの脳は健康を保っています。

質の良い睡眠は、将来の認知機能や寿命にも影響する可能性があります。

毎日の睡眠を、単なる休息ではなく「脳のメンテナンス時間」として大切にしていきたいですね(^^)


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