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あなたの知らないピンプの世界〜粛清の夜を超えた高橋裕二郎の好きな試合をただただ語りたい

タイトルの通りです

はじめまして
普段から見ていただけている方はいつもありがとうございます。
高橋裕二郎を追い続けて、粛清の夜ほど満足感と充実感に満たされた日は久しぶりかもしれません。

この勢いをそのままに高橋裕二郎がトーキョーピンプとなってから、彼が後輩レスラー達を支え、影で暗躍する参謀的なバイプレイヤーとなってからの彼の好きな試合をただただ書き連ねるだけの回です。


それまでの高橋裕二郎はぶっこ抜きジャーマンスープレックス、東京ピンプスといったパワーファイトを活かした選手で、あの石井智宏からNEVER無差別級王座を奪うほどのギラギラとしたシングルプレイヤーでした。

しかしそんな彼に転機が、いや、アクシデントを襲ったのは2015年のG1クライマックス
当時ヤングライオンであったジェイホワイトに東京ピンプスを仕掛けようとしたところ、激痛に襲われます。
我慢強く、滅多に痛みや弱音を吐かない裕二郎が人目をはばからず痛みを訴え、うめきながらバックステージに引き上げたのです。
しかしそんな怪我を負いながらも一戦も欠場することなくG1を完走した裕二郎

その代償は復帰時期未定の首の大怪我でした。
※実際はこの年のワールドタッグリーグで復帰と約3ヶ月弱の欠場という驚異の回復力を見せつけました。

そんな彼はこれまでのパワーファイトを前面に押し出した試合展開が思うように出来ず、ゆったりとしたペースから大技を叩き込む、当時のハイスピード、切り返し合戦が主流であった新日本プロレスとは真逆となるファイトスタイル
相手の土俵に乗るのではなく自分の得意な舞台に相手を誘い込み、底なし沼に沈め込む狡猾な戦い方はこの時生まれたのです。
そんな彼のレスラー人生を変えたと言っても過言ではない大きな出会いが2016年に訪れます。

今や世界トップクラスのAEWで団体の最高王者として、AEWのエースとして牽引するアダムペイジです
当時はROHの期待の若手の1人で、直前のアメリカツアーにてROH軍を裏切り、バレットクラブに加入した新生でした。

手前味噌ではございますが、彼のROH時代と新日本プロレス参戦時をまとめたnoteがこちらです。

そんな彼は新日本でのデビュー戦にてヨシタツ率いるハンタークラブ入りを狙っていたキャプテンニュージャパンを倒し、同日に同門のGoD(タマトンガ&タンガロア)を倒し、新たなIWGPタッグ王者となったブリスコ兄弟を裕二郎と共に急襲

王者をハングマン(絞首刑執行人)のリングネーム通りに絞首刑とし、強烈なデビューを飾るのでした。

高橋裕二郎&ハングマンペイジvsブリスコ兄弟(2016年)

そして、ペイジと裕二郎、更にはトーキョーピンプを語る上で外せない試合はこの試合

なんと裕二郎ガールが一気に四人
しかも試合前のマイクまで見せつけます。
この試合ではペイジにとっては初の新日本プロレスでのタイトルマッチ
裕二郎自身もIWGPタッグ戴冠となればノーリミット以来の戴冠となる大舞台
ペイジの機動力を活かしながらも自身の東京ピンプスとペイジのダイビングエルボーを合わせた新合体技ドミネイトを放つなどあと一歩の所まで王者を追い詰めました。

高橋裕二郎&ハングマンペイジvs内藤哲也&ルーシュ(2016年)

2016年、ワールドタッグリーグにてロスインゴベルナブレスデハポンとして大人気となった内藤哲也、そのパートナーとして本家ロスインゴベルナブレスからルーシュを呼び込みます。

もちろん期待されるのは制御不能となった内藤哲也とバレットクラブの高橋裕二郎の再会
しかし両者ともに自由人かつマイペースなため特段意識してる素振りは見せません。

内藤、ルーシュがグータッチを見せれば裕二郎、ペイジがToo Sweetで対抗
試合は裕二郎と内藤で始まるもペイジ、ルーシュが互いに襲撃
その後も本家ロスインゴベルナブレスでよく見られたルーシュのエアサッカーも披露
野心溢れるペイジは血気盛んに攻め立て、裕二郎もそれに応えます。
試合権利のない内藤哲也に対して必殺のドミネイトを叩き込み、ペイジがルーシュを勝利するアシストを見せました。

そして試合後もただのリーグ戦ではあるもののピーターさんの肩に手を回して退場時に内藤とルーシュにストンピングを浴びせて勝利に酔いしれたのです。

高橋裕二郎vsジュースロビンソン(2017年)

2017年、2015年以来のG1出場を目指す裕二郎はニュージャパンカップに出場

対戦相手は本隊のジュースロビンソン
陽気なリズムに合わせてファンを盛り上げるジュースがこの年、ニュージャパンカップに初出場
躍進を目指す元NXTの若手を前に裕二郎が叩き潰すか
裕二郎はピーターさんを引き連れ、場外でペースを掴みます。

しかしジュースの上背を活かした蹴りや投げ技、切れ味鋭いナックルパートに苦しみ、パルプフリクションにて敗北
試合を終始支配しながらも勝ちきれなかった裕二郎
いわゆる"哀愁"が漂い始めた時期はこの辺りからでしょうか。

高橋裕二郎vsバレッタ(2017年)

ジュースロビンソンにニュージャパンカップの一回戦で敗れた事もあり、G1出場を逃した裕二郎
そんな彼に新たなライバル候補が現れます。

当時ロッポンギヴァイス、CHAOSのメンバーとしてロッキーロメロとタッグを組んでいたバレッタ
今ではAEWでドンキャリスファミリーで戦うトレントバレッタはこの時にヘビー級への転向、G1を明けた辺りからヘビー級戦線への殴り込みが始まりました。

アフターG1のシリーズにてバレッタと戦うこととなった裕二郎
出る杭を打って打って打って叩き潰そうと躍起になります。

バレッタに渾身のラリアットからフィッシャーマンズバスター、そしてバックスライドの状態からピンプジュースを叩き込んで、大の字のバレッタに「ヘビー級をナメんな」と挑発

二夜明けた試合では丸め込みでやり返され、バレッタも言われっぱなしでは終わらない姿勢を見せます。

その後もいつの間にかヘビー級に転向したパートナーのチェーズオーエンズと共にバレッタと抗争を続ける裕二郎
更にはロッポンギヴァイスファイナルマッチと銘打たれたタッグマッチで

ストロングゼロでオーエンズが3カウントを奪われ、英語でバレッタにヘビー級への転向を諦め、ジュニアに戻るかシングルマッチでぶちのめされるか選べと突きつけます。

両者ともにシングルマッチを希望したことで

神戸のビッグマッチのカードが変更

その後も激しくなる両者の抗争
迎えた神戸のシングルマッチ
バレッタはヘビーウェイトと書かれたTシャツを来て、自身のこれからを姿で示します。

この試合では査定マッチかのごとく余裕を見せて攻め立てます。
相手が上背があるとはいえ、ヘビー級に転向したてのバレッタなため普段では見れないような激しい技を連発
角度が急なこともあって危険でお馴染み、神戸の花道でフィッシャーマンズバスター、リングではマイアミシャインから雪崩式のフィッシャーマンズバスター
更にはかつての必殺技の東京ピンプスすらも解禁
それでもなお3カウントは奪えません
必殺技のピンプジュースをかわされ、パイルドライバー、ハーフ&ハーフスープレックス、ランニングニーからデュードバスターとまたしても試合を支配しながらも最後の最後を決めきれないまま逆転負けを喫したのです。

これでまたシングルプレイヤーとしてG1から遠ざかってしまった裕二郎
しかしまだまだ挽回の機会はあります。

高橋裕二郎vsジュースロビンソン(2018年)

翌年のニュージャパンカップ
対戦相手は同じくジュースロビンソン
ジュースは裕二郎への勝利を皮切りに勢いを持続させ、G1クライマックス初出場、シングル王座挑戦と充実した一年を過ごしていました。
本来ならばその場所は俺のものだったのに
裕二郎は半ば怨念のような気持ちを込めて、再びジュースと相見えます。

ニュージャパンカップ開幕を告げる両者の一戦はメインイベントで組まれた石井智宏vsマイケルエルガンにも負けない激しい戦いでした。
裕二郎はこの試合に対しての意気込みを"PAYBACK(復讐)"と話し、なりふり構わずピンプスティックで殴打し、前年のピンプジュースに繋げられなずに敗北した苦い経験を活かすような首攻めを敢行

ロープへのスタンガン、マットのない場所でのフィッシャーマンズバスター
更にはバレッタ戦でも見せた雪崩式のフィッシャーマンズバスターを決めます。
ヤングバックスばりにスーパーキックを叩き込むも屈しないジュースロビンソン
長い手足と上背を活かした左腕のラリアット、ガットチェックと反撃を見せますがそれも裕二郎の掌の上
レフェリーのブラインドをついた金的からマイアミシャイン、更には東京ピンプスと高橋裕二郎の全てを叩き込みます。
後楽園が湧いた東京ピンプスも3カウントには至らず、またしてもナックルパートからのパルプフリクションで3カウント
勝つために全てを出した裕二郎、苦しい結果が続きます。

高橋裕二郎&タンガロアvsランスアーチャー&デイビーボーイスミスJr(2018年)

続く富士大会では一回戦負けとなった裕二郎、ランス、スミスがそれぞれ激突(ロアはエントリーせず)
前年の2017年ではランス&スミスのK.E.S(KILLER ELITE SQUAD)として鈴木軍のメンバーでタッグ戦線を暴れ回っていた両者

ロアとスミスの激しいぶつかり合いから始まるもニュージャパンカップ初戦敗退のフラストレーションを解消するかのような暴れっぷりを見せるK.E.Sがリング上を支配
ロアがランスに対して器用にドロップキック、フランケンシュタイナーを決めると裕二郎が短い助走でスミスにトペスイシーダを敢行
更にはランスアーチャーにもフィッシャーマンズバスターを見せるなどコンディションの良さが伺えます。
最後はK.E.Sのハートアタック、キラーボムに屈するもシングル戦戦で結果を残せていなかった裕二郎、シングル戦線に呼ばれることすらなかったタンガロアの2人が奮闘を見せました。

高橋裕二郎&タンガロア&バッドラックファレ&チェーズオーエンズvsタイチ&ランスアーチャー&デイビーボーイスミスJr&飯塚高史(2018年)

そしてその次の大会で組まれたこの8人タッグマッチもケニーオメガやヤングバックス、コーディーがいないバレットクラブでは華やかではない4人の意地が見れるタッグマッチとしてとても好きです。
鈴木軍が右へ左へと暴れ回る中でファレを中心にドンと構えて対抗するバレットクラブ
ジュースロビンソン戦以来の後楽園ホールで再び躍動する裕二郎
制御不能な狂人飯塚高史の攻撃にロアが苦しめられると仲間のピンチに裕二郎は立ち上がります。
東西にいるタイチ、飯塚へトペスイシーダを2連発

調子に乗る裕二郎を咎めようとラリアットを狙ったランス、スミスもかわしてリング上で勝ち誇り場内大歓声
試合としてもファレとランスの巨体がぶつかり合い、オーエンズにロア、裕二郎とタッグの名手達がお互いを活かそうと連携攻撃を叩き込む好試合
最後はオーエンズがK.E.Sの暴力的とも呼べる連携攻撃の前に散りますがノーテーマのタッグマッチとは思えないほど高い熱量を生んだ試合でした。

高橋裕二郎&チェーズオーエンズvsヤングバックス(2018年)

ニュージャパンカップを終え、春の両国決戦にて組まれた第一試合
同じバレットクラブ同士の一戦がなぜここで組まれたかと言うと、当時バレットクラブは飯伏幸太を巡って、飯伏幸太と共に歩みたいケニーオメガvs飯伏幸太にリベンジをしたいコーディー(WWE コーディーローデス)の2人が揉めており、いわゆるケニー派とコーディー派に割れていました。
ケニー派の中心人物はケニーオメガ、飯伏幸太
コーディー派の中心人物はコーディー、ハングマンペイジ
オーエンズはなし崩し的にケニー、飯伏派に近い位置で、コーディー派にはマーティスカルが半ば無理矢理コーディーにより帯同
そんな中で誤爆などもあり意思を決めかねていたヤングバックス
裕二郎はタマ、ファレ、ロアと共に静観をしていました。

そういったイレギュラーな環境で組まれた同門対決

握手から始まった一戦も裕二郎とオーエンズが奇襲
2016年のBOSJ時にオーエンズより命名されたTOKYO TENDER(裕二郎とオーエンズのタッグチーム名)は世界的タッグを喰らってタッグ戦線のショートカットを狙っていたのでした。
しかしこの奇襲がヤングバックスを本気にさせ、兄弟の連携技を叩き込まれ続けました。
当時コーディーがしきりに言っていたBULLET CLUB IS FINE(バレットクラブに問題ナシ)といった言葉通り試合後はノーサイドで互いの健闘を称え合う2組
新日本プロレスの歴史上、2組しか達成者のいない"同一の組み合わせでジュニアタッグ、IWGPタッグを戴冠した選手"のうちの3人が揃ったレベルの高い第一試合試合です。
※ノーリミット(高橋裕二郎&内藤哲也)、ヤングバックス(マットジャクソン&ニックジャクソン)

高橋裕二郎&石森太二vs成田蓮&天山広吉/海野翔太/KUSHIDA(2018年)

これまでバレットクラブ唯一の日本人選手として戦ってきた高橋裕二郎
そんな彼に待望の日本人パートナーが現れます。

レスリングどんたくでREBORNしたボーンソルジャー、石森太二です。
プロレスリングノアを退団し、フリーのレスラーとしてTNAなどで活躍した実力者は参戦した次のシリーズのBOSJでもファイナリストとなり、好調をキープした石森は次なるキズナロードシリーズにて裕二郎とタッグマッチで後楽園3連戦を戦います。

初日では天山広吉と組んだヤングライオンの成田蓮を倒し、

石森はヒロムへのアピール、裕二郎は日本語でコミュニケーションをとれることの嬉しさを満面の笑みでアピール
そして2日目は海野、成田のヤングライオンタッグ

成田はジュニア戦士として石森を執拗に攻撃
成田もヤングライオンらしいドロップキックで反撃を見せ、海野も綺麗なミサイルキックで攻めまくります。
しかし先輩として負ける訳にはいかない裕二郎、石森もしっかり格の違いを見せつけます。

3日連続の後楽園で何かを違いを見せたい裕二郎
なんと裕二郎ガールの投入を宣言
石森もおお!!楽しみだなあ!と乗り気になる中で裕二郎は「石森さんそういうの好きなの!?」と先輩後輩ムーブを咄嗟にしてしまい、意図せずとも梯子を外します
石森はそっち(裕二郎ガール)に流れたい気持ちはあると言うものの真面目な後輩、高橋裕二郎はそういうのに振れない石森太二でいてほしいとまさかのスルー

迎えた3日目宣言通り裕二郎ガール(ダンサーのNANAさん)を伴っての入場をした裕二郎
前日裕二郎に言われた通り、裕二郎ガールに流れない石森太二であり続けようと裕二郎から一歩前に出て裕二郎ガールが視界に入らない位置でKUSHIDA、成田蓮を待ち続けました。

若手ながらいい動きを見せる成田に上から目線で叩き潰す裕二郎
KUSHIDAも懸命にサポートを続けますが、ラリアットからピンプジュースで裕二郎が成田から勝利
そしてこれまで2人で楽しくコメントをしていた両者
なんとこの日は別々にコメントを見せます。

先輩の石森に気を利かせてかそそくさと帰る裕二郎
石森は高橋ヒロムに向けて、次期挑戦者に指名したドラゴン・リーをなぞったイシモ・リーを自称

そしてこのツアーの終盤、山形大会では

英語で意気揚々とコメントをする裕二郎
彼の顔が本当にこのタッグを楽しんでいる事が伺えます。

高橋裕二郎&石森太二vsカイルフレッチャー&マークデイビス(2018年)

そんな裕二郎&石森タッグにイギリスのREV PROとの合同大会、STRONG STYLE EVOLVED UNITED KINGDOMにて対戦

まだまだ線の細いカイルフレッチャーと渋みが薄めなマークデイビスという若きオージーオープン
それに対して裕二郎は裕二郎ガールを現地調達し、2名の英国女性を侍らせて入場
裕二郎、石森は低空ドロップキックを連続で叩き込む連携技や合体フラップジャックも見せ、タッグとして2人が大事にしているのかが伝わります。
試合は石森太二がカイルフレッチャーにサイファーウタキからブラディークロスを叩き込み完勝
しかしここでも石森ははにかみながらも裕二郎ガールと距離を置くのでした。

そして翌日には石森太二がエルファンタズモと4WAYで激突もスターの急所攻撃にあい敗北

更に裕二郎は現在WWEでグンターのリングネームでチョップの音を響き渡らせるウォルターと激突

前日同様に2人の現地調達裕二郎ガールと共に入場
リングジェネラルと言われるほど硬派なウォルターに対し、目潰し噛みつき裕二郎ガールを身代わりとピンプの名に違わぬ姑息な戦い方を見せるも幾度となくチョップを喰らってヘロヘロに
ウォルターの左脚に狙いを定めるもウォルターの壁は高く、ショットガンドロップキックからのパワーボムで惨敗を喫したのでした。

高橋裕二郎&飯伏幸太vs内藤哲也&SANADA(2018年)

しかし裕二郎にとって大切なバレットクラブに異変が起こります。

アメリカ大会にてどちらがバレットクラブのリーダーかを決めるケニーオメガとコーディーのIWGPを賭けた一騎討ちが行われます。
その試合後、ケニー、コーディーが結束を高めたところにこれまで沈黙を貫いてきたタマトンガ、タンガロア、そして彼らの父のキングハクが急襲
タマやロアがケニー達ELITEと呼ばれる面々をボコボコにする中で、異変に気付いた裕二郎とオーエンズが倒れているケニー達の様子を伺います。
それを気の立ったタマは"裕二郎とオーエンズは自分達ではなくケニーをとった"と思い、2人を攻撃
兄弟、名誉トンガ人としてバレットクラブを支え合ってきた面々に亀裂が入ったのです。

それに伴い、G1クライマックスではオーエンズがケニーとペイジの前哨戦パートナーとして、裕二郎が飯伏幸太の前哨戦パートナーとして帯同
飯伏とSANADAの前哨戦として組まれたこのカード、つまり内藤と裕二郎が相対する組み合わせです。
ノーリミット対決として八王子が沸きに沸いたこの試合は内藤が裕二郎をクルっと丸め込んで3カウント

そしてシリーズ開幕、及びタマトンガの蛮行以来一切言葉を発していなかった裕二郎が初めてコメントを出します。
そこには"今日はダメージないからコメント出すけど"と対戦相手を意識したようなコメントを残し、タマトンガ、タンガロア、そしてキングハクの行為を明確な裏切りとし、徹底抗戦を口にします。

またその間の前哨戦にて、ROPPONGI 3KのYOH、SHOと前哨戦で戦う機会があり、両者をピンプジュースでくだして"ジュニアが二度とヘビーに来たくならないよう全員潰す"と宣言
バレッタに敗れ、自身のG1出場が遠くなってしまった過去を払拭するように技を叩き込みます。

ハングマンペイジvsジェイホワイト/鈴木みのるvsEVIL/棚橋弘至vsYOSHI-HASHI/オカダカズチカvsマイケルエルガン(2018年)

なぜ裕二郎が関わっていないのにこの試合なのか
この日、G1クライマックス高松大会では高橋裕二郎が解説席に入った日です。
解説に入るや否やペイジからの伝言であるアソコが大きい事を伝えるピンプギミックを活かします。
当時CHAOSにいながらもラフファイトを繰り返すジェイホワイトに対し、「協調性がないからCHAOSを抜けろ」とかつての自身に重ねたかのようなコメントを見せれば、ジェイホワイトの出したぶっこ抜きジャーマンスープレックスを見て「かつては私も使っていた」「怪我の影響もあって今では……」と哀愁を漂わせるなど様々な感情を覗かせます。

そしてこの日のセミファイナルでは"物事を変えるのは一瞬"という言葉通り、数々の奇跡を生んできたYOSHI-HASHIとエース棚橋弘至の一戦
前哨戦では棚橋にいつ物事を変える?と現状を打破出来ないYOSHI-HASHIに発破をかけるような言葉を発した棚橋に対して裕二郎も「物事は一瞬では変わらない」「積み重ねと、あとは努力あるのみ」「それを棚橋がYOSHI-HASHIに教えてほしい」とこれまで自身が磨き上げてきた肉体、そしてバレットクラブただ1人の日本人選手として生き抜くために身につけたコミュニケーション術と裕二郎の積み重ねてきた部分を否定するようなYOSHI-HASHIの言葉に苛立ちも見せます。
しかしながらYOSHI-HASHIにも「棚橋に勝つんなら物事は一瞬。ただ俺はそれを否定する」と期待する言葉も残します。

高橋裕二郎&飯伏幸太vsタマトンガ&タンガロア

公式戦がない裕二郎
彼にとって特別なマッチアップがこの試合でした。

裕二郎ガールにはバレットクラブの大切な日にいつも横にいるピーターさんを呼び、(飯伏幸太の入場曲で登場したのは最悪な気分…。)タマトンガとタンガロアの2人と相対します。
BULLET CLUB FIRING SQUADと名乗り、OG(オリジナル)を名乗る彼らは裕二郎に対してカムバック!と呼び込みます。
飯伏が裕二郎を止めようとした所に激昂、裕二郎に対しても攻撃を浴びせます。

また、この日のバックステージでは裕二郎はタマトンガ、タンガロアに対して改めて拒絶
タマトンガ、タンガロアも裕二郎に対しては自分たちを選ばなかった男として断罪
更には飯伏に向けてもゴールデン✩ラヴァーズというポルノを徹底的に批判

最も不快なのはバレットクラブが2つに割れた原因(コーディーvsケニー)であり、渦中の存在となりながらも他人事のスタンスを貫く飯伏幸太
飯伏がケニーと再結成した事が全ての原因なのに他責で他人事なこの男を今でも本当に許せません。

なし崩し的にELITE側となった裕二郎
対する石森は自分をバレットクラブに招き入れたタマトンガについて行った事で裕二郎&石森の組み合わせも事実上解散となったのです。

裕二郎のタッグパートナーは誰に!?!?(2018年)

スーパージュニアタッグリーグの期間中に裕二郎のタッグリーグのパートナーは誰になるか問題が浮上

オーエンズと裕二郎の会話に彼の英語の良さが現れています。

日本語や裕二郎ガールを交えたコメントも多く発し、裕二郎とオーエンズのワールドタッグリーグ出場も視野に入ってきました。

裕二郎も悩みに悩んだ結果、選ばれたのはこの男

3年連続のハングマンペイジでした。
チェーズオーエンズは出場ならず…。

迎えたタッグリーグでは、14チーム総当りの1リーグ戦、開幕連敗も3連勝で星を戻しながらも中々白星が伸びない2人
リーグ戦も折り返しとなる後楽園
運命の一戦が始まります。

高橋裕二郎&ハングマンペイジvsタマトンガ&タンガロア(2018年)

自分達を裏切ったIWGPタッグ王者組のタマトンガ、タンガロアとの対戦
GoDの2人は新たに邪道をマネージャーとして加わり、ヤングバックスから強奪したIWGPタッグ王座、そしてG1決勝の日に石森と共に戴冠したNEVER無差別級6人タッグ王座のタッグ二冠王

タマ、ロアは裕二郎に対してお前はコッチ側だろと何度も言いながらも裕二郎が出した答えはペイジと共に戦うことを選択
その答えに失望しながらも徹底的に制裁を加えた王者組
最後は邪道の竹刀攻撃で裕二郎をダウンさせた中でペイジを2人で公開処刑
最後は裕二郎とペイジ2人で肩を貸し合いながら退場したのでした。

その後、ELITEの中でケニー、コーディー、ヤングバックス、ペイジはAEW旗揚げのために新日本プロレスを離脱し(マーティはROHに残留)、残された裕二郎とオーエンズは多くのファンから望まれた通り、満を持してタマトンガ達と合流したのでした。

これに関してオーエンズは

バレットクラブELITEと言われる面々がバレットクラブから抜けた。
けど俺と裕二郎は違う
俺たちは7/7(アメリカ大会の日)を忘れない

と投稿
この日、タマトンガ達の裏切りはあれど、オーエンズと裕二郎にとってはもっと衝撃的な事が起きます。

ファミリーディナーと銘打たれた動画
こちらはヤングバックスが投稿をするBeing The ELITEチャンネルで、当時のバレットクラブELITEの面々がタマトンガ達の攻撃の後、みんなで集まりディナーを開催し結束力を高めた一夜でした。
しかしここに裕二郎とオーエンズはいません。

更にこのように投稿しています。

OGとELITEのどっち派だと聞かれ、なんでELITEなのにバレットクラブのリングコスチュームを着てるんだと
それに対しての解答がイッテンゴの再合流となった訳です。

これを機に再び裕二郎とオーエンズが再び浮上する
そう、うまくはいきません。

目の負傷により欠場
この時ばかりは引退も覚悟しないといけないと思いました。
しかしこの男、驚異的な回復力をまたしても見せます。

3月中旬に手術を受けたにも関わらず、その3ヶ月後にはリング復帰を果たすのです。

2019年は怪我の影響もありあまり主要なテーマがある試合もなく、ワールドタッグリーグもKENTAと後藤の抗争に巻き込まれる(バックステージでは大活躍)事もあり、裕二郎はこのままストーリーに絡まないのかと思っていましたが、転機が訪れます。

オカダカズチカvsEVIL(2020年)

何がなんでも優勝するという意思表示をしたロスインゴベルナブレスデハポンのEVIL
決勝戦はオカダカズチカとの一戦
しかしそこに外道、裕二郎が介入してEVILをアシスト
オカダにはマイアミシャインを決めます
試合に勝利したEVIL
翌日、内藤哲也の持つIWGPに挑戦をする際にLIJのグータッチではなくバレットクラブのウルフパックポーズを見せました。

EVIL、バレットクラブ加入
これにより渡航制限がかかっていた事でジェイ、ファレ、タマ&ロアがいない中でバレットクラブは大きな戦力を確保したのです。

高橋裕二郎&石森太二vsオカダカズチカ&後藤洋央紀(2020年)

オカダカズチカのニュージャパンカップ優勝を阻止する形となった裕二郎の介入

その因縁により組まれたオカダと裕二郎の一戦
頑丈なオカダが首にがっちりとテーピングを巻いての登場
裕二郎と石森はその首を徹底的に狙います。
そしてその結果、外道の介入がありながらも裕二郎が後藤からピンフォール勝ち
更には試合後、オカダにもピンプジュースを決めてシングルマッチを要求

自分の介入で負けたことに対して「言い訳をしろ、超人なんかじゃない」と否定し、自分がオカダを倒して上に上がるのではなく、「俺の位置まで引きずり下ろす」と宣言
今までにない足を引っ張るタイプの抗争が幕を開けました。

またこの日のメインイベントではEVILが内藤哲也と対戦し、ミラノコレクションATの激昂

そして謎のBUSHIマスクの登場

そして暴挙の限りを尽くしたEVIL、そして彼の新たなパレハの東郷

バレットクラブは新たな選手2人を迎えて裕二郎も彼らと行動を共にします。

高橋裕二郎vsオカダカズチカ(2020年)

これを受けて裕二郎とオカダのシングルが決定

しかしこの試合ではマイアミシャインは決めるも

東京ピンプスには2回持って行って、一度は途中で崩れて2回目は切り返されるとコンディションの限界が少し見えてしまう完敗
しかし裕二郎は諦めません。

諦めないと言い、裕二郎は再戦を狙います。

翌日のタッグマッチでも戦い、最初は「俺の位置まで引きずり下ろす」から始まった抗争を「諦めない」と言い、醜くも情けなくとも嫉妬を丸出しにして「あいつを引きずり下ろして俺が上に行く」と裕二郎の意識がどんどん上向きになっていきます。

オカダもそれに呼応

2人のシングルへの機運が高まりつつある中で裕二郎にとっては渡りに船の話が出てきました。

オカダが提唱したKOPW、そしてEVILのバレットクラブ入りにより返上となったNEVER無差別級6人タッグ王者を決定するトーナメント

石森がヒロムの持つジュニアヘビー級王座に挑戦、EVILが内藤からの挑戦を受ける中でバレットクラブに残る裕二郎のパートナーは邪道外道
王座をとるとはとても思えない、正気とは思えない有り得ないタッグの結成です。

しかし裕二郎にとってはそんな事は構いません。
彼にとって今一番欲しいものはオカダからの勝利です。
しかしパートナーがパートナーなためそううまくもいかず
邪道がSHOによりタップアウト

そして裕二郎に向けてオカダが3vs1のハンディキャップマッチを提案
舐め腐ったルール提案にランバージャックwithベルトマッチで裕二郎が対抗します。

そしてファン投票の結果、

惜しくも裕二郎のルールは不採用に
そして試合当日もコロナ禍にあった歓声、ブーイングアプリが試験的に導入された異例とも呼べる会場

裕二郎側は裕二郎、邪道、外道のいずれかが勝利をすればいい一見有利なルールに見えますが、トップ選手であるオカダに対し、G1から遠ざかっている裕二郎と例年セコンドが多く、第一線での試合が少ない邪道外道という中で邪道外道がピンフォールをされるリスクもある訳です。
そしてその懸念通り、マイアミシャイン、3人でのスーパーパワーボム、外道のスーパーフライと叩き込みながらも3カウントは奪えず、最後はオカダのトペコンヒーロで裕二郎、邪道が排除されてからの外道が変形コブラクラッチ(後のマネークリップ)でタップアウト

裕二郎は自身が負けずしてオカダとの再戦を終えてしまったのです。

しかし裕二郎の目から光は消えません。

G1への出場をぶち上げて

出場する意思マンマンな彼の結果はどうなるか。

悲願のG1カムバックに成功したのです。
しかも外国人選手が参戦している中での出場

満面の笑みで喜びを語る裕二郎
モチベーションの高さが過去にないほどです。

オカダを自分の位置に引きずり下ろす事には失敗した裕二郎、結果としてジェラシー、悔しさを全面に出した上で掴み取ったG1クライマックス出場
彼のG1クライマックスはどうなるのか?

高橋裕二郎のG1クライマックス(2020年)

裕二郎の久しぶりのG1
久しぶりの来日、そしてヘビー級となったオスプレイが開幕戦の相手
105kgとパンプアップしたオスプレイ

秋のG1の開幕を告げる公式戦の最初の試合にこの2人のカードが組まれました。

インカレスラム、マイアミシャインと大幅に体重を増やしてなお飛び続けるオスプレイをパワーで対抗します。
ラリアットからオカダ戦では持ち上げるのに失敗した東京ピンプスを狙うもなんとオスプレイは着地
叩きつけようと尻餅をついていた裕二郎にヒドゥンブレードからストームブレイカーで3カウント
初戦は黒星スタートとなったのです。

しかし試合に負けはしたもののG1でしか得られない高揚感に興奮を隠せません。
そして2戦目、因縁のオカダカズチカと三度戦うチャンスを得たのです。

この試合でもインカレスラム、マイアミシャインと大技を連発し、

この日は名古屋大会では持ち上げる事すら出来なかった東京ピンプスを2度も持ち上げる所までコンディションを上げていったのです。
しかしそれだけではオカダに勝てず、またしても変形コブラクラッチで敗北
しかしオカダをギリギリの所までの追い詰めての敗北でした。

そして3戦目はこの年、IWGPタック王者を戴冠した鈴木軍のタイチ
裕二郎はタイチの入場に合わせてケインで急襲

しかしタイチのペースになる中でタイチが裕二郎の地雷を踏み抜きます。

この当時、IWGPヘビー級とIWGPインターコンチネンタルの二冠王だったかつての相棒内藤哲也の名前を出したのです。
裕二郎自身が意識した言葉を出すことは少なかったもののこの言葉に激昂
場外でタイチを攻め、リング内でも激しいエルボーやインカレスラム、マイアミシャインを叩き込みます。

しかし最後は急所蹴りからのタイチ式外道クラッチで3カウント
念願のG1復帰も開幕3連敗の厳しい現実が待っていました。

しかしタイチの厳しいコメントも裏を返せば裕二郎への期待の証

タイチもかつてはメキシコで活躍をしていましたが、それも内藤哲也と高橋裕二郎がNO LIMITで暴れてきた姿をリスペクトし、そのレールに乗ってきた彼だからこそ見せる"もっと上に上がってこい"という強烈な意思表明でした。

開幕3連敗を喫し、予選突破がほぼ不可能な裕二郎の4戦目はNEVER無差別級王者の鈴木みのる
試合前の奇襲、試合中も言葉で挑発と怖い鈴木みのるを引き出そうとした結果、見事に惨敗
見所もあまり作れず、解説の金丸義信からも5年振りならもっと覚悟見せろと言われるほど惨敗でした。

開幕4連敗でリーグ戦も折り返しとなる5戦目
相手は同じ2004年デビューの鷹木信悟

エプロンでのリバースDDTを決め、ラリアットを打ち合い真っ向勝負を展開
しかし鷹木の攻撃に耐えきれず、3カウントを喫します。

開幕5連敗の中でも充実っぷりを話す裕二郎
2年前の2018年、この同じ会場で裕二郎は解説として公式戦を見ていたからです。
5連敗よりもG1に出れずに解説席でただ見ることしか出来ない悔しさを味わった裕二郎からでしか得られない感想でした。

そんな6戦目、かつてNEVER無差別級王座を争った石井智宏

入場から奇襲し、インカレスラム、マイアミシャインと石井のゴツゴツに合わせた真っ向勝負を見せます。

しかし終わってみれば裕二郎が石井の土俵で上回る事が出来ず完敗

バックステージコメントでもピーターさんを連れていない現状と乱入職人という不名誉なあだ名もつけられます。

そして次戦の相手、同門のジェイホワイトにはこのように休憩所扱いを受けます。

負け続ける悔しさを吐露した裕二郎に対して、チームメイトの決勝進出をアシストしてくれるとジャージ姿で入場したジェイ

横たわって勝ち星を献上するようなジェイに対して応じかけるもキックアウトして、勝利への意思を見せます。
インカレスラム、ローブローにマイアミシャインと一気呵成に攻めに転じるも

セコンドの外道が隙をついたところにローブローからのスイッチブレードで3カウント
裕二郎は公式戦7連敗となったのです。

試合後、両者ともにコメントでG1ではリーダーの立場関係なくシングルプレイヤーとして上を目指す裕二郎
そして見えないEVILの影に終われるように疑心暗鬼となるジェイ
しかし両者の得点状況は全然違います。

そして残るリーグ戦は2戦
8戦目は飯伏幸太
前年のG1優勝者とG1から長年遠ざかっていた選手

勝てるポイントを見つける方が難しい試合内容で、最後もマイアミシャインを切り返されての膝からカミゴェとなり3カウント

しかし裕二郎は絶対に諦めません。
決勝進出が出来なくなったり、負け越しになって諦める選手を見ても「そいつらは何回か勝ってるのに」とG1に懸ける強い思いを見せます。
この年の初めには誰かの足を引っ張る、引きずり下ろす事しか考えていなかった男が諦めないと目を輝かせながらG1を完走しようとする姿に多くの人が応援をしていました。

そんな裕二郎の最終戦の相手はジェフコブ
大きなコブを相手にもインカレスラムを決め、

マイアミシャインからピンプジュースとピンプスティック込とはいえ最後の最後に一勝目を掴み取りました。

0勝で終わるか、1勝で終わるか
その1勝を来年に繋げる大きな一歩がこの日始まったのです。

そこから裕二郎はEVILの3度目となる内藤哲也との王座戦に向けた前哨戦のパートナーとして献身的に動き、その組み合わせでWTLも参加。
結果に繋がらずとも継続的にEVILと組む試合が増えてきました。

高橋裕二郎vsYOSHI-HASHI / 高橋裕二郎&KENTA&石森太二vsYOSHI-HASHI&後藤洋央紀&石井智宏(2021年)

2021年のニュージャパンカップ、裕二郎は初戦でNEVER無差別級6人タッグ王座を持つYOSHI-HASHIと対戦。
2人のシングルマッチは2015年のニュージャパンカップや2014年のNEVER無差別級王座戦など裕二郎がYOSHI-HASHIに対して圧倒的勝率を誇っています。

あの日から6年、バレットクラブも大きく形を変え、YOSHI-HASHIもG1に出場したりタイトルを巻く選手となった中での両者の一戦はインカレスラム、雪崩式フィッシャーマンズバスター、マイアミシャインと裕二郎が大技を叩き込むも強烈なラリアット、バタフライロックで裕二郎を追い詰めたYOSHI-HASHIがカルマで勝利

試合後、裕二郎に対して上から目線で返すYOSHI-HASHI
裕二郎がどう思ったか
それはツアー最終日に明らかになります。

ツアー最終日にEVIL、KENTAと共に矢野、YOSHI-HASHI、SHOと戦った裕二郎
なんと裕二郎はそこでYOSHI-HASHIからピンプジュースで3カウントを奪取

試合後にKENTAはYOSHI-HASHIの棒を奪い、裕二郎はベルトを賭けてもう一回やってやるとNEVER無差別級6人タッグ王座への挑戦を示唆

それを受けて春の両国、

前哨戦にてKENTA、石森、裕二郎が後藤やYOSHI-HASHIを蹂躙
両国大会でも10人タッグにてバレットクラブとCHAOSが激突

王者組のうち毘沙門は棒もベルトも取り返す宣言で迎撃の構え

しかし石井智宏だけが異なる反応を示します。

前年のG1で完勝した裕二郎を馬鹿にしたコメントです。

両者その結果を踏まえて、タイトルマッチが決定

また、タイトルマッチ前日の後楽園ではシングルが予定されており、裕二郎は石井とのシングルが決定

シングルマッチを目前に控えた後楽園では石井が裕二郎を酷評

そして迎えたシングルマッチ
試合で解説に入った棚橋弘至から裕二郎の左側の大胸筋が断裂していることを明かされます。
それなのに石井相手に真っ向から攻め、インカレスラムにアラバマスラムとパワーを押し付けるだけでなく、ラリアットでも打ち勝ちます。
前年までの裕二郎を見ていたファンからは「裕二郎はようやっとる」そう評価されてもいい十分な試合内容で、石井をかなり追い詰めました。

石井の土俵に望んで立ち、リバースのピンプジュースからマイアミシャインとピンプとなってからの裕二郎、ミスターR指定の裕二郎の両方を見せても超えられず玉砕
垂直落下のブレインバスターで3カウント

シングルマッチで完勝した石井
東郷に代われと改めて現実を叩きつけます。
そこまで言われて絶対にやり返したい裕二郎

KENTAと棒の因縁もあり、YOSHI-HASHIを中心に攻めるバレットクラブ
しかしYOSHI-HASHIが棒で全員を滅多打ちにする中で孤立した石森にCHAOSが狙いを定めます。
石森もラリアットで石井をなぎ倒すなど、唯一のジュニアヘビー級とは思えないほど輝きを見せるも後藤のGTWからGTRの必殺コースの前に3カウント
正直なところ、この試合では裕二郎は棒と石森に少しかき消されててしまっていた部分もあり、2日間のシングル&王座戦であまりインパクトを残せずにいました。

高橋裕二郎&EVIL&ディック東郷vsYOSHI-HASHI&後藤洋央紀&石井智宏(2021年)

また、ドミニオンにて組まれたバレットクラブvsCHAOSの10人タッグにてEVILがCHAOSをボコボコに。
なんとEVILがベルトの強奪を宣言

そのメンバーの中に裕二郎を入れたことで、思わぬタイトルマッチのチャンスが舞い込みます。

この試合のメインテーマは新日本プロレスのリングで見せる東郷の本気です。
みちのくプロレス時代からの縁もあり、バレットクラブ内でEVILのアシストに徹する東郷ではなくかつてユニットリーダーとして暴れ回っていた頃の東郷を引き出そうとしきりに挑発を加える石井
EVILと裕二郎は何がなんでも東郷が石井から勝つように徹底的にアシスト
ペディグリーにフェイスロックとこれまでの東郷が見せてこなかった熟練者が見せるテクニックを後楽園にて披露
東郷のダイビングセントーン、もしくはEVILのEVILが炸裂していれば……と思わせる程の熱戦でしたが最後は東郷が敗北

しかし、この結果にEVILは納得しません。

第三世代との防衛戦を終えた石井を急襲し、"サシで勝負"することを要求

夏の東京ドーム直前の名古屋大会にて2人の一騎討ちが決定します。

そしてEVILのサシでやる発言にも石井は最初から東郷の介入は織り込み済みで2vs1で来いと強気に発言
しかしあの男を石井は忘れていました。

かつて石井自身が乱入職人と馬鹿にした裕二郎の介入により、EVILがサシでの勝負に勝ったのです。

口は災いの元とも言うべきか、ここぞの場面で足をすくわれてしまったのでした。

また、EVILは石井撃破の勢いそのままに暴虐の限りを尽くします。

体調不良で東京ドームを欠場した飯伏幸太の代わりに王者鷹木信悟へ挑戦することとなった棚橋弘至
その棚橋と鷹木の名勝負の後に東京ドームを暗闇に包みました。

試合を終えた鷹木信悟を襲撃し、彼の持つIWGP世界ヘビー級王座への挑戦を宣言

それを受けて、EVILのメットライフドーム(現ベルーナドーム)での挑戦が決定
灼熱のベルド再びです。(前回は2014年のG1クライマックス決勝)

新ユニットHOUSE OF TORTURE誕生(2021年)

EVILの挑戦に伴い、メットライフドームまでの間に裕二郎はEVILと組んで鷹木信悟と戦うorチェーズオーエンズと組んで矢野通と戦うのどちらかの前哨戦について回る中で、謎のシングルマッチが組まれます。

IWGP世界ヘビー級王者の鷹木信悟とのシングルマッチです。

試合前日、裕二郎は新日本プロレス生え抜きのプライドを突如として表に出し、3カウントを奪うと宣言します。

対する鷹木も裕二郎がG1出場に値するかどうかの査定試合として5分以内に叩き潰す事を宣言。
入場中の鷹木を奇襲し、鷹木の首を攻めます。
ラリアットからのマイアミシャインと大技を叩き込みます。

途中から1vs3で戦うも、ラストオブザドラゴンが決まってカウントを妨害したEVIL、東郷の乱入で反則負け

シングルマッチで見せ場は作れどG1当確と呼べるほどのインパクトは残しきれません。

また、メットライフドーム決戦に向けて新日本プロレスではジュニアタッグリーグが開催

そこでROPPONGI 3KのSHOがYOHを裏切り、2人のシングルマッチがメットライフドームで決定

コスチュームを黒系統に一新し、イス攻撃でYOHの頭をぶち抜いたSHOを試合後、迎え入れたのはEVIL、東郷、裕二郎でした。

そんな彼らはバレットクラブ内のユニット、HOUSE OF TORTUREを名乗り、

新日本プロレスの制圧を宣言します。
翌日の王座戦にてEVILは敗れるも、SHOを新たに加えた4人は無法ファイトを続けました。

高橋裕二郎のG1クライマックス(2021年)

前シリーズ、鷹木信悟より酷評を受けた裕二郎
そんな彼にまさかのチャンスが

前年の負け続きでの奮戦が認められたのか、はたまたHOUSE OF TORTURE結成ブーストなのかは不明ですがG1エントリーが決まります。

裕二郎の1戦目の相手は史上初のG1クライマックス3連覇を目指す飯伏幸太
この試合ではピーターさんをセコンドに帯同させ、覇者を待ち構えます。(ピーターさんは公式戦全戦帯同)

飯伏も東京ドームの欠場があり、ベストコンディションとは言い切れない中での開幕
三角飛びのムーンサルトを妨害し、急角度のインカレスラムと優位に進めます。

そして文字通り飯伏が跳ね上がるようなピンプジュースを決めるもカウント2
すると裕二郎は新技ビッグジュースを解禁し初勝利

前年は9連敗から最後の1勝を掴んだ最も勝てなかった男が2連覇をしていた飯伏幸太から勝ったのです。

更にはバックステージコメントでも東京ドームのメインイベントを飛ばした病み上がりと飯伏を酷評
会心の初勝利となりました。

そして2戦目は同じバレットクラブのKENTA
過去にワールドタッグリーグに出場したKENTAと、バレットクラブとHOUSE OF TORTUREとの関係性も含めて大きく話題となる同門対決
不穏さもどこもない真っ向勝負でバチバチにやり合う両者
裕二郎がインカレスラム、マイアミシャインを見せればKENTAもグリーンキラー、ブサイクニーと大技を見せ、声が出せない会場を大盛り上げする中で裕二郎が狙ったローブローの腕をとったKENTAがGAMEOVERで締め上げて勝利
試合開始時は裕二郎が拒んだToo Sweetも試合後はKENTA、裕二郎、ピーターさんで仲直り
リスペクトを込めた熱いハグをKENTAと裕二郎で見せるのでした。

裕二郎はKENTAにリスペクトを示し、KENTAは今シリーズの熱い裕二郎に期待を寄せ、次戦の相手である(KENTA曰く)ROPPONGI 3Kで女子ウケ全開の可愛いTOMO(石井智宏)へのメッセージを送りました。

次の試合のオーカーン戦でも敗れましたが、バックステージコメントでは次戦の相手であったはずの内藤哲也にメッセージを送ります。
内藤はG1初戦のザックセイバーJr戦で左脚を負傷し残りの公式戦を全戦欠場に。

そんな内藤との7年振りの一騎討ちも延期となってしまった裕二郎
ピーターさんとの寸劇的なコメントでキャラを崩さず元パートナーの復帰を願ったのでした。

不戦勝含み2勝2敗となった裕二郎、次なる相手は同じバレットクラブのタンガロアでした。
ロアはこれまで兄タマトンガとのタッグ戦線が主戦場でG1クライマックスはこの大会が初出場。

清々しいほどの真っ向勝負でロアがその場飛びムーンサルトを見せれば裕二郎もトペスイシーダを敢行
インカレスラムにマイアミシャイン、ロアもパワーボムとお互いパワー殺法を見せると最後はビッグジュースを無理矢理持ち変えたロアがエイプシットで突き刺しG1自力初勝利

KENTA戦同様、試合が終わればノーサイドで最後はロアが裕二郎に肩を貸しての退場と反対ブロックではEVILがやりたい放題している中で裕二郎、ロア、KENTAはクリーンな同門対決を見せるのでした。

試合に負けてもピーターさんがいるおかげでキレッキレなコメントも炸裂し、ロアも裕二郎へのリスペクトを口にしました。

バレットクラブのセンパイでありながらも異国の地で兄弟、家族として接してくれる彼の存在は多くのバレットクラブメンバー達の力となっている事がこうして明言されたのです。

そして次なるザック戦ではバチコーンとする間もなく極められ、

次なる矢野通戦では後ろ手に手錠をかけられる赤っ恥

ここまで不戦勝込の2勝しか出来ておらず、決勝トーナメント進出も不可能となった裕二郎ではあるものの前年のような悲壮感や深刻さがないどころか試合後は笑顔でいる機会が多いのです。
彼にとってピーターさんが全戦隣にいること、それがどれだけ大きな力となっているかがよく分かります。

そして8戦目の石井相手にも真っ向勝負で玉砕
最終戦を数ヶ月前と同じ横浜武道館で鷹木信悟と戦います。

飯伏、鷹木、ザック、KENTAと4人が12点で並ぶ中で裕二郎の相手が鷹木、ロアの相手がザック、そしてKENTAの相手が飯伏となる中で裕二郎が鷹木を、ロアがザックを、そしてメインイベントでKENTAが飯伏に勝つことでバレットクラブ全員の協力によりKENTAのG1決勝進出が決まります。
それも相まって死なば諸共で捨て身の特攻を見せる裕二郎

入場中でアピールをする鷹木にトペスイシーダで突っ込みます。
決勝進出には勝利が絶対の鷹木は裕二郎にパンピングボンバーを何度も叩き込み、裕二郎の心を折りにかかります。
鷹木が場外に落ちるや否やレフェリーにカウントを要求
一度は鷹木が場内に戻るもラリアットの打ち合いから場外ピンプジュースを決める

これで裕二郎のリングアウト勝ちがあるかと思われますが鷹木も場外デスバレーで反撃

しかし裕二郎はまだ諦めません。

鷹木の足にしがみついて必死にリングインを阻止
その結果、レフェリーが下した裁定は両者リングアウト

試合前にKENTAが言っていた通り、手段を選ばぬ心中を決めて裕二郎が望みを繋ぎました。
更にロアもザックの打撃と関節技の猛攻を耐え抜いて尻餅をついての全力の丸め込みで3カウント

バレットクラブで繋いできた絆を、バトンをKENTAに繋ぐ
BブロックではEVILがタマ、オーエンズに無法な戦いを続けたのとは対照的なこのリーグ戦
※KENTAが飯伏に敗北した事で決勝進出はならず

試合後、両者リングアウトも清々しい顔をしてコメントをした裕二郎

前年同様、自力勝利は1勝ですが実りのあるG1を終えて満足そうに拷問の館に戻っていったのでした。

高橋裕二郎&EVIL&SHOvsYOSHI-HASHI&後藤洋央紀&石井智宏

充実のG1を過ごした優勝決定戦当日、HOUSE OF TORTUREの対戦カードはCHAOSのNEVER無差別級6人タッグ王座チーム

G1で東郷、SHOはEVILの公式戦に介入はあれど、チームとしては初戦のHOUSE OF TORTURE
裕二郎のピンプスティック攻撃、SHOのイス攻撃と凶器だらけの試合で、試合後も王者組を蹂躙

今でこそ後楽園ホールを売り切る熱量の高いファンを抱えるHOUSE OF TORTUREですが、この頃はEVILのラフファイトとコロナ禍から続くブーイングも出来ず行き場のない怒りを抱えたファンのストレスが溜まりに溜まってTwitter、YouTubeは批判が殺到
EVIL達、HOUSE OF TORTUREの始まりは圧倒的に否が多い状況でした。

その後、次期シリーズにてNEVER無差別級6人タッグ王座への挑戦が発表

このシリーズでは主にCHAOSを抜けたSHOとCHAOS勢の間のやり取りが主にフォーカスされます。

この頃のSHOはヒールターンした直後で、今よりも頑張ってコメントを捻り出そうとしている感じが伺えます。
今は田舎モンのワンパターンに頼りすぎてもっと捻り出せよってなりますが……。

しかしそう言われてはCHAOSに人一倍こだわりと愛情を持つ男が黙っていませんでした。

石井智宏がここまで怒って迎えた王座戦
当初から予想されていた通り、TORTURE側は東郷含めて4人で王者組を攻めます。
消灯がEVILに決まるも東郷がレフェリーの足を引っ張り、その後は凶器も金的もナンデモありな無法ファイトで王座を強奪

裕二郎にとっては2016年のNEVER無差別級6人タッグ王座(パートナーはファレ、タマトンガ)を戴冠して以来のベルト

またこの日、メットライフドーム以来姿を消していたYOHがCHAOSの救出に現れた日でもあります。

高橋裕二郎&EVILvs内藤哲也&SANADA(2021年)

NEVER無差別級6人タッグ王者としてタッグの祭典に臨むEVILと裕二郎

開幕からトオルとヒロシ(矢野&棚橋)、UNITED EMPIRE(アーロンヘナーレ&オーカーン)、ファレ&オーエンズ相手に3連敗もその後はなんと7連勝
7勝3敗の14点と決勝進出すら伺える位置までスルスルっと上がっていきます。

1リーグの上位2チームが進める形式で最終戦まではEVIL&裕二郎が14点、毘沙門(後藤&YOSHI-HASHI)、デンジャラステッカーズ(ザック&タイチ)、内藤&SANADAが16点となっていますが、HOUSE OF TORTUREは16点のタッグのうち毘沙門、デッカーズから勝利をしています。

そんな最終戦は内藤&SANADAとHOUSE OF TORTURE、毘沙門vsデンジャラステッカーズの直接対決
セミファイナルで組まれた内藤組とEVIL組が激突
内藤と裕二郎のノーリミット
内藤の最初のパレハ EVIL
EVILとSANADAのWTL2連覇タッグ
SANADAと裕二郎の同郷対決
と多くの因縁が重なる一戦
決め手はディック東郷でした。

SANADAのオコーナーブリッジを東郷が妨害する隙に裕二郎がゴルフのようにSANADAの股間にピンプスティックを一撃
その後も裕二郎が内藤を排除し、EVILがSANADAから3カウント

決勝では毘沙門に負けましたが個人的に毘沙門の試合はトルネードタッグルールかと思うくらい破綻してるので好きな方は個人的に見ていただけると……。

高橋裕二郎vs内藤哲也(2022年)

年が明けたニュージャパンカップ、裕二郎はEVIL、SHOとともにNEVER無差別級6人タッグ王座を保持したままニュージャパンカップにエントリー

一回戦は前年のG1で内藤が欠場したため実現しなかった元ノーリミット対決
前回のシングルマッチは2014年のG1クライマックスで裕二郎がNEVER無差別級王者として内藤を倒して以来8年振りの一騎討ち

決戦前夜、裕二郎はまさかのクリーンファイト宣言をし、内藤も勝手知ったるパートナーの詐欺師っぷりを楽しみにします。
解説のミラノコレクションAT、獣神サンダーライガーは宣言通りのクリーンファイトに困惑しっぱなしのまま試合が進み、インカレスラム、マイアミシャインと大技を叩き込みながら真っ正面からのエルボー合戦も展開

更にはレフェリー不在時にEVIL、SHOが介入を試みるも裕二郎はパートナーへ「2人でやらせてくれ!頼む!今日だけだ!」と介入ナシの一騎討ちを懇願
EVILとSHOがリングを出るとローブローで全てを裏切る裕二郎

最後は内藤のお返しの金的からジャックナイフで3カウント
裕二郎はバレットクラブ HOUSE OF TORTUREの高橋裕二郎を貫き通してド派手に散りました。
試合後は結果に納得しないEVILがポップアップ式の金的を食らうボーナストラックもアリでひとりロスインゴをしていた頃の悪い内藤哲也の顔が見えた瞬間でした。

また己の正義を貫き通した元パートナーに対しても言葉を送るのでした。

高橋裕二郎のG1クライマックス(2022年)

上半期、裕二郎はNEVER無差別級6人タッグ王座戦線に常にいながら毘沙門のIWGPタッグに挑戦など要所要所でインパクトを残し、史上最多人数が出場した4ブロック制のG1クライマックスにも出場

裕二郎のDブロックは因縁の鷹木信悟やYOSHI-HASHI、IWGP USヘビー級王者のウィルオスプレイ、G1初出場となる本隊のデビッドフィンレー、同門のバレットクラブからエルファンタズモとどんたくにてバレットクラブに加入した因縁のジュースロビンソンと全体的に彼含めて曲者が多いブロックに
例年通りの20人のエントリーであれば当落線上、むしろ落選寄りの結果であった彼は記者会見で吠えます。

SNS上で幾度となく見られた「外国人選手が来日出来ないから裕二郎はG1に参戦出来ている」という声に真っ向から反論

裕二郎の初戦はG1初出場のフィンレー

この年もピーターさんをセコンドに伴い2人で入場

また裕二郎はフィンレーに対してG1を教えてやると上から目線で挑発

それが何を意味したか
シングル最強決定戦のG1クライマックスで裕二郎はSHOの介入とトーチャーツールの攻撃により勝利を得たのです。
裕二郎がフィンレーに伝えるG1クライマックスの勝ち方
それは

仲間のいねえヤツにG1は勝てないです。
これは裕二郎の頼れる仲間であるピーターさんやSHOに対してだけでなく、G1を前にし、バレットクラブ入りをしたフィンレーのタッグパートナーであるジュースロビンソンの存在も指しているのでした。

また、次戦のファンタズモ戦ではそんな仲間を裏切る行為を裕二郎は見せます。
勝ち点2点を受け取る代わりにピーターをお前にやると打診
ファンタズモをそれを打診するも丸め込みで約束を反故にします。

SHOの介入がありながらも勝ち点、ピーターさんとダブルで失った裕二郎

最愛の人の突然の裏切りに困惑するピーターさん
裕二郎本人としては1日貸すだけのつもりが何故か連れ帰られてしまったピーターさん
取り返すとうめきながらも宣言

続く後楽園でのオスプレイ戦、ヨタヨタと放心気味に入場する裕二郎

そんな裕二郎を後ろから寂しそうについてくるピーターさん
そんな彼女の一途な思いに裕二郎はトレードマークでもあったピンプのハットを叩き捨てて熱烈なハグで迎え入れます。
その顔にはいつも通りのニタニタとした不気味な笑顔と自信満々な表情へと元通り
RevProのブリティッシュヘビー級王者とIWGP USヘビー級王者の二冠王となるウィルオスプレイと激突
試合序盤からビッグブート2連発と試合前の復縁劇が良い影響を及ぼしている事が明らかに

その後もオスプレイの猛攻に耐えながらもこれまで披露したことがないサテライトDDTを見せるなどピーターさんのバフの大きさがとんでもないことに

試合には負けはしたもののオスプレイを驚かせる一戦となったのでした。

しかしここから連勝すればまだまだ予選通過の目がある裕二郎
次なる相手はジュースロビンソン
本隊時代のジュースに2年連続ニュージャパンカップ敗戦

また病欠からの病み上がりのジュース、ヘロヘロとなり必殺技も放てないほどコンディションが悪い最悪なメインイベントを終えた時のマイクで同じユニットでありながらもショッパイと罵倒
それに対して裕二郎は

プロレスがしょっぱいなんて日本人でも聞いたことない、ジュースがしょっぱいレスラーに負けるとこ見せてやると応戦

裕二郎はSHOをうまく使いながらコンディションの悪いジュース相手に試合を支配します。
ジュースがレフェリーに抗議している間にコーナーパッドを外し、元パートナーのアダムペイジが使っていたようなジャンピングDDTを披露
そしてジュースをレフェリーに押し付けて急所へピンプスティック、更には顔面を殴りつけてビッグジュースで3カウント
ヒール歴の長さが勝敗を分けたのです。

本隊時代では勝てなかった相手が同門になったら勝ててしまった
そう考えると、ジュースはバレットクラブに入ってから弱くなったのでは?という要素も見れます。
裕二郎のネチネチした部分が出てきました。

バレットクラブに来てしょっぱくなったか?と自身が言われた屈辱的な言葉を送り返します。

公式戦2勝2敗と迎えた5戦目
残り2試合での全勝が求められる裕二郎
相手はNEVER無差別6人タッグ王座戦線、ワールドタッグリーグ、IWGPタッグ王座戦線と何度も戦ってきた現NEVER無差別級6人タッグ王者のYOSHI-HASHI

敵対関係ではあるも両者はともにG1は当落線上クラスの選手

裕二郎の記者会見の魂の叫びが胸に響いたYOSHI-HASHI
先輩として潰してこいと王者として胸を貸す発言をします。

そして試合は最初は奇襲から始まり、1vs1の時間があるも終わってみればSHOの急所蹴り&トーチャーツール攻撃により裕二郎の勝利
これで3勝2敗と負け越しがなくなったのです。

また試合後は渾身の罵倒を披露し、各選手の消化試合数に違いはあれどBブロック首位タイに躍り出たのでした。
※首位タイではあるものの裕二郎がフィンレーを倒しているため首位

そして最終戦は前年同様、鷹木信悟です。
前年は鷹木の決勝進出を賭けた試合、しかし今年は鷹木、裕二郎ともに決勝トーナメント進出の可能性がある状況です。

戦前から鷹木は数的不利前提のコメントを出し、裕二郎とSHOを挑発

試合はうまく裕二郎がSHOを介入させるも前年同様にリングアウトを巡る戦いが発生
カウント19で裕二郎をリングに戻したSHO
しかし、鷹木には前年からの恨みがありました。
裕二郎が持つ椅子を張り手でぶち抜き、その椅子をSHOに対して投げつけて怒りのパンピングボンバーからのラストオブザドラゴンで3カウント

3勝3敗と五分の状態で同グループの誰よりも早く公式戦を終えるも、オスプレイがそれを上回る勝ち点に到達したため予選敗退となったのでした。

その後はまたしてもCHAOSとNEVER無差別級6人タッグを争い、再び王者としてワールドタッグリーグに臨むのです。

高橋裕二郎&EVILvs内藤哲也&SANADA(2022)

前年度準優勝タッグ、そして現NEVER無差別級6人タッグ王者組としてワールドタッグリーグに臨む裕二郎、EVIL組

しかし蓋を開けてみれば序盤から5連敗を喫し、LA道場のゲイブリエルキッド、アレックスコグリン組にも初勝利を献上する異常事態
HOUSE OF TORTUREの介入作戦に各タッグが慣れてきたからかあまり作戦が機能しません。

そして迎えた最終戦は2年連続で内藤哲也&SANADA組
決勝進出の可能性がない裕二郎とEVILですが、内藤&SANADAは勝利すれば決勝進出の可能性があります。

序盤から連携で優位に試合を進める内藤組
裕二郎がSANADAに捕まり、スカルエンドを何度も喰らう中で会場の照明スタッフになりすましたSHOが暗闇作戦を、そして東郷がレフェリーを妨害と幾度となく敗戦の機会から逃れます。
試合終盤、裕二郎の金的を防いだSANADAがSHOから金的を受け、内藤もEVILを喰らってノックアウト

最後は裕二郎がSANADAにビッグジュースを決めてまたしても内藤とSANADAの決勝への道を阻んだのでした。

https://x.com/njpw1972/status/1601888263316590592?t=rAPT50q5Y_AcR8YTLQw3CA&s=19

まとめ

その後の裕二郎は海野翔太やヒクレオにあっさり敗れたり、成田蓮の加入後はEVILや成田、SHOとその時ストーリーのあるメンバーを献身的に支え、いつしか"介入屋"としての仕事が増えていきました。
そんな中でのvs上谷沙弥
女性レスラーを相手に真っ向から叩き潰す姿、そしてEVILに対して自身の全てをぶつけた試合は久々に見るTOKYO PIMPのサングラスの奥に隠れた炎が見えた試合でした。

来年はいつどんな時にこの炎が見れるのか、それともスカして介入屋としてHOUSE OF TORTUREに栄光をもたらすのか
そんな高橋裕二郎にこれからもずっとついて行きたいです。

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