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短歌に出会って14年、トイレを売って12年、noteを始める話

初めまして、上本彩加です。
初めましての方でない方、こんにちは、上本です。

この度、noteにつらつらといろんなことを書いていこうと思い、noteを書いている。
思い立ったのにはわけがある。

まあ、少し自己紹介をしてからにしよう。
上本彩加、30代、水まわり設備メーカー勤務の総合職。夫と二人暮らし。
短歌に出会って14年、トイレを売って12年。
高校生のときに短歌に出会い、大学卒業くらいまで詠んだりもしていたが、
就職して、仕事が楽しくて楽しくて、
短歌を作るより企画書を書く方が楽しくて、疎遠になった。

2024年4月に転勤をきっかけに、
ふと関東圏にいる短歌で出会った友人に連絡をしたことをきっかけに、
短歌を詠む側に戻ってきた。
彼女の存在があり続けたことでわたしは今ここで書いている。
そして、新人賞に応募したり、ネットプリントをやったり、
批評会に参加してみたりと、
短歌の人たちに会うことも増えた。
そして、大学時代から上本を知る人たちが、
改めてわたしに、時を超えて短歌を手解きをくれた。

ずっと忘れられないことがある。
上本さんはこんなにおもしろいのになんで短歌をやっているの?」と聞かれたことだ。
いや、とてつもない褒め言葉(粗品の真似)と、今では思う。
しかし、シンプルにわたしの短歌は、
おもしろいかと言われると、おもしろくはないんだと思う。
この気づきを、この発見を歌にしたい!と思った時、
まったく詩型と仲良くないわたしは、
とにもかくにも生身で型に収まりに行く。
大学生のとき、締切に間に合いそうにないときがあった。
ちょうどその頃、大好きな彼氏に人生初の浮気をされた。
その女はTSUTAYAの女だった。ズタズタに切り刻んだTカード。
わたしは二度とCDが借りれない女になってしまった。
泣きながらもこれは歌になる!!と思った。おいしい!と思った。
…結論、歌は短歌ではなく、
小柳ゆき「あなたのキスを数えましょう」をとんでもない恨み替え歌にして、
朝までカラオケで叫びまくったのだが。

それでは、上本のファン(いるのか?)はできても、
上本の歌のファンはできないよ
」と、
大学生のときから先生のような顔をしている先輩は言った。

うーん、困ったなあと思ったとき、
話すようにnoteを書こうと思った。
ここの内容を超えられない面白さなら歌もう、作らないことにしよう。
そんな練習を始めてみようと思った。
上本彩加に足りないことは、そういうことだ」と、
必ずわたしをフルネームで呼ぶ男がそう言っていた。

わたしはおもしろいというお墨付きをもらった。
わたしの人生はおもしろいのだ。
短歌の人が集まる懇親会、
わたしの短歌のことは知らないけれど、
声の通る仕切り、鮮やかな会計、乾かないグラス、そんな環境を作る奴ががいることは知られているかもしれない。
突如始まる結社ドラフト会議。わたしの歌は知らないけれど。
もう、十分意味がわからないではないか。すこしおもしろいではないか。

それでも営業マンというものは貪欲でないといけない。
大学生で止まったままの上本彩加を前に進ませないといけない。
わたしはここに、日々のぐるぐるしている脳内を置いていこうと思う。

いつかここに書いたことよりもおもしろい短歌ができたとき、
このnoteは終わるかもしれない。
そのときは、歌人です。と名乗ってみたいものだ。

なんて。

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