43歳でギターを始めた理由
エレキギターを始めて、半年ほど経った。
決して上手とは言えないけれど、
セッション会に出て、
難易度が高くない曲なら
リードギターを弾くことができる
くらいまでになった。
これまでnoteに
ギターのことを何度か書いていたけれど、
なぜ43歳になって、
いまさらギターを始めたかを書いていなかった。
なぜエレキギターを始めたか。
別居して、時間ができた。
その時間をどう使うか。
本当は子どもたちのために使いたかった時間。
望んでいるのに、今はそれができない。
気を抜くと落ち込んで、
時間が過ぎるばかりになってしまう。
かといって、
エンタメに時間を消費しても
満たされるわけでもない。
そこで思ったのが、
身になることをしたい、
ということ。
始めは仕事に役立つことをしていた。
しかし、それだけだと、
残りの自分の人生に
楽しみや充実感が持てないと思った。
だから、本当に好きなことで、
自分の身になることをやろうと思った。
それが音楽であり、
挫折したままのギターだった。
高校生の頃、音楽にハマり、
流行りのロックバンドの曲をたくさん聴いた。
ライブに行ったことはなかったけど、
ギターが弾けたらかっこいいなと思って、
音楽雑誌で見つけた
安いエレキギターセットを思い切って買った。
でも、いざ始めると、
教則本を読んでも全然わからなかった。
いまみたいにネットはなかったし、
動画教材もなかったので、
本だけでは練習方法がわからなかった。
ギターのことを聞ける人もいなかった。
だから続けられなかった。
もし、あの頃の自分が
ギターを弾けるようになっていたら、
もうちょっと違った
青春時代が過ごせたと思う。
でも、43歳のいまは、
練習方法は調べれば、いくらでも出てくる時代。
それでも
ギターを始めるか考えたとき、
正直迷った。
「もう遅い」
「いまさらやっても時間の無駄」
「今できるようになっても意味がない」
そんな気持ちがあった。
それでも、
とにかくやってみようと思った。
叶えられなかった高校生のときの想いを、
いま叶えようと思って始めた。
これは、自分へのチャレンジ。
どこまで自分が
できるようになるかという挑戦。
誰かに認めてもらうためではない。
まだまだ上手く弾けない。
ライブができるレベルでもない。
上手くなった先に、
大きな目標があるわけでもない。
でも、
これからもっと弾けるようになって、
それなりにライブができるレベルになれたら、
自分自身が自分のことを認めてあげられる機会
になると思う。
そして、練習するなかで、
もうひとつ夢ができた。
いつか子どもたちと一緒に
音楽を奏でたい。
ピアノとギターでセッションできたら
楽しいだろうなと思う。
また、子どもたちが
ギターに興味を持ったら、教えてあげたい。
高校時代の自分のように、
わからないまま諦めることがないように。
そんな日が来ることを想像しながら、
毎日練習している。
