根性論ではなく、仕組みとチーム力で回す時代へ
― 昭和の良さと限界 ―
俺が潜水艦に乗り始めた頃は、とにかく「気合」と「我慢」が当たり前だった。
長時間働くのも、寝ずに現場を回すのも、
「それが普通」「弱音を吐くな」って空気が、確かにあった。
良い面も、確かにあった
責任感、仲間を守る気持ち、
現場を最後までやりきる根性。
あの時代の働き方には、今の世代にはない良さもあったと思う。
でも、それだけじゃもう限界
若い子は、昔みたいに「我慢して当たり前」とは思ってない。
正直、俺も今はそれでいいと思ってる。
だって、ただ我慢させて、潰れたら終わりだろ?
辞めるやつも多いし、体を壊すやつもいる。
仕組みとチーム力で回す時代が、もう来てる。
属人化を減らして、
チームで支えるのが当たり前に
誰か一人が全部背負うんじゃなくて、
みんなが少しずつ理解して、支え合う。
「休めるやつは休む」
「任せられるやつに任せる」
それが、結局、一番強いチームになるんだと思う。
自分を守れなかったからこそ、そう思う
俺は白血病で艦を降りた。
もっと仕組みが整ってて、
もっと仲間同士で支え合えてたら、
少しは違ったかもしれない。
今いる若いやつらには、
同じ思いはしてほしくない。
昭和の良さは残しつつ、
無理なく、強い現場を作ろう
気合も、根性も、団結力も、
全部大事なことだ。
でも、それだけに頼らない。
仕組みとチーム力で、無理なく現場を回してほしい。
🛠️ 次回:「“辞めてもいい”って言ってあげられるリーダーに」
若いやつのためにも、現場全体のためにも、本当に必要な声かけとは。
📘 第4話はこちら
👉 伝わらないマニュアル、伝えない現場
