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プロサッカー選手のごはんが出来上がるまで

この日のごはんを作り始める前、天候が悪くお店がびっくりするくらいゆっくりしていて謎の余裕をぶっかました私。

結果、いつものように出発時間間際には地獄を見ることに・・
当日の12時ごろのnoteはこちら↓

わたしの担当するプロサッカー選手は現在3名。
アビスパ福岡の選手1名とサガン鳥栖の選手2名。
単発で依頼を受ける選手もこの3名とは別にいますが月の半数以上の日数のお食事を作る選手の食事作りのリアルをnoteに綴っていこうと始めました。

選手によって食事作りでの関わり方は様々。
アスリートご飯を作り始めた2019年ごろと比べると今年度のごはん作りは自分でもびっくりするくらい大きく変化してありがたいことに契約の依頼を泣く泣くお断りしないといけない状態に。
作り続けてきて良かったなとしみじみ思う。

大変だけど。

さて実際のごはん作りのリアル。
(今回はアビスパ福岡の選手の出張ごはんバージョン)
この日の朝9時半ごろ、今日の食材これ使ってみよっかな~というのをババババ~っと適当に食材を思いつく限り挙げて選手と専属の管理栄養士さんとのグループLINEに連絡します。

するとしばらくして返信がきていくつか指示がきます。

この日は人参とリンゴについて。
で、それを自分がわかりやすいようにノートに書く。(設計図と呼んでる)

こんな感じ↓

なんとなくの献立案。まだ頭の中を文字にしただけの段階。
赤字部分は内容についてのリクエストや修正の連絡がきたもの

お店の営業もしながらアスリートごはんも進めていくので図にしてチェックしながらやる。

出発時間になるまでバタバタしながら下準備と調理。

実は人に栄養バランスごはんを作りながら当の本人はごはんも食べる時間がないという。それくらい毎日のスケジュールが過密。
その部分は今後改善できるように今少しずつ取り組んでるところ!

店内がこんな中でも時間は刻々と過ぎてほぼ半べそ状態。

出発時間ギリギリまで準備して車に乗り込んでいざ出発。

到着したらすぐ調理と仕上げに入ります。

さてこの日は人参多めのリクエスト。
いつも人参はサラダに蒸してトッピング。
だいたい20~30gくらい。

けどこの日は100~150gの間でという指示だったので悩む・・・
使い方に悩む・・・

人参嫌いの選手だったら地獄のメニューと化す。
大丈夫!嫌いとは言われていない。

90g程度人参グリルにして・・
残りがこの分量。

悩んだ挙句浮かばなかったのですりおろして炒めてみた。
この時点でまだどうするか決め切れていない・・


スープカレーに入れちゃえ!残り時間もなく焦っている私はもうやけくそ状態。

イカとタコのスープカレーに人参さんを丸投げしました。

あれ?意外とイケる。人参入りのスープカレー。
食事提供30分前くらいの設計図


そんなこんなでなんとか出来上がり。

実際に提供まで終わった段階での設計図。
あっ。今見たら4杯目のごはん書いてない。

字が汚いのはどうか誰も触れずに!笑
やりながら走り書きでどんどんメモしていく。

出来上がったアスリートご飯。↓

鯖の塩焼き・人参のみそグリル・鶏のソテーたっぷり薬味ダレ・ピーマンと油揚げの煮浸し・アボカドとクコの実のキムチ和え・牡蠣と手作り豆腐のみぞれ煮・オクラ納豆・イカ、タコ、青梗菜のスープカレー・カカオニブ・2種のキウイ・16種のいろいろサラダ・山﨑いちご農園のイオン水耕栽培いちご

ご飯を召し上がっている間はひたすら片付けとおかわりのごはんの準備をしたり使ったコンロやレンジの掃除。
この日はいただきもののいちごがあったのでその保存処理も。

途中、食材についてや調理法など質問に答えたり。
選手が気になったことはすぐその場で管理栄養士さんに連絡して確認。
この日は油揚げについて。

もう本当に毎日が勉強。
この日じゃないけど、質問に答えきれなかったり満足いく仕上がりにならなかったり忘れ物をしたり・・・
自分のポンコツぶりに落ち込むことの方が多い。
実際は求められてるものの合格点にはまったく達していなくて帰りの車の中で悔しくて号泣みたいな日がこの3か月でもう5回くらいある。

まだまだ修行が足りない。

毎食の食事記録。

鳥栖に帰ったらお店に戻って仕込みの続きをして終わったら帰宅。

夜ごはんを食べて(これが1食目の日が多い)ちょっとゆっくりしたら忘れないうちにその日の食事記録をまとめてファイルに綴じる。
写真を撮ってLINEで報告。

だいたい毎日がこんな流れ。
終わったと思ったらまた翌日分のランチやアスリートごはんのことを考えて一日があっという間に終わる。

1月から始まった出張ごはん。
3か月が経過してやっとペースがつかめてきた感じ。

オファーを受けるかどうか正直迷ったけど受けてよかったと心の底から思う。

選手がどれだけひたむきにサッカーに取り組んでいるのか、その真摯な姿に思わず涙が出そうになる場面がこの短い期間でも何度もあった。
これは店でごはんを提供するだけでは見えてこなかった部分だと思う。

わたしの食事作りの根っこの部分に選手へのリスペクトがあるから明日も明後日も頑張れる。

今日はここまで。明日はなにを作ろうかな。

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みきごはん🍚アスリートごはん作りのプロのリアル 頂いたサポートはわたしのアスリートごはん作りが選手の身体つくりにさらに役立てるように大切に使わせて頂きます。