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第一回教育委員会懇談

(学校教育課)
今日はすみません、担当課が不在ということでちょっと話を聞かせていただきます。よろしくおねがいいたします。
(保護者a)
先ほど岩元教育長とお会いしてお伝えしましたが、安全面というのが一番保護者としては気がかりです。いろいろ報道はありますが、一番有名なのがメタンガスの爆発です。それ以外にも詳しく調べられておられる方によると、夢洲という場所は、元々ゴミの埋立地で、そこをまだまだ現役で使えていたところに無理に蓋をした状態で土壌汚染や脆弱地盤など危険が多いということは、教育課の皆様もご存知ですよね?
(学校教育課)
報道等では聞いております
(保護者a)
「そんな危険なところに子供達を行かせたくない」と思う親の気持ちが出てきている、まだ決して多くはないかも知れませんが。そして「保護者のこのような不安な気持ちと疑いの気持ちは、もうぬぐいようがないところまで来ている」ということは認識された方が良いと思います。 今回のような遠足事業を推し進めるというのは無理矢理であり、強引さを保護者としては感じています。 私の家庭内の話ですが、「危なそうだから、子供達がもし遠足で行くことが決まれば休ませたらいい」と思っていました。しかし、子供達を休ませるということは遠足、校外学習は学習の機会ですので、それを勝手に親の気持ちで奪うことになります。それは良くないし、休むことになった子ども達も結局みんなと一緒に行けないとか、子どもの気持ちが置き去りになります。 遠足を休んだ児童と休ませた家庭が、教育現場、子供達の社会、そして地域社会において偏見の目で見られる可能性があるのではないかということも心配です。社会に分断を生んでしまうのではないかということです。 かといって保護者は不安な気持ちを抑えてまで子供達を遠足に送り出さないといけないのでしょうか? 「遠足という名をかりて無理矢理にでも夢洲に来場させる」ということ自体がそもそも愚策なのではないかと思っています。
今述べたようなことは、「一方的な一部の保護者の気持ちかな?」と思っていたけれど、校長先生にお話を伺いに行ったら、「やっぱり教育現場も困惑している」とおっしゃっていて、学校の先生達も非常に困っておられることがわかりました。 何が一番困っておられるかというと、結局「安全に子どもたちを連れて行って連れて帰れる自信がない」と。もう一つは「校外学習ってのは学習であって、学習目標をちゃんと立てて、それが達成できることを学校としても担保しないといけない。その計画すら立てられないというのは教育のイベントとして破綻している」ということです。本来は校外学習というのは子供達がしっかり安全に学習目標を達成できるかどうかを事前に先生たちが下見に行きます。ケガをしている児童がいたらその子に合わせて計画を練り直したり、ルートを変更したり学習内容を変更したり、本当にきめ細かいことを教育現場の先生達にはしていただいてる。 夢洲万博の遠足を強行したら下見がどうなるかも全然わかっていないですよね、その点に学校の先生達は本当に頭を悩まされてます。 学校の先生達も本当は(反対の)声をあげたいのにあげられずに、悩んでおられるかと思います。 やはり豊中を教育を束ねる教育委員会として何か指針を出してもらわないと、混乱したまま来年の万博開催を迎えるのは不可能ではないかと思います。
(学校教育課)
ありがとうございます
(保護者a)
あと、学校の先生がおっしゃっていたことを追加させて下さい。「学校ごとに行く行かないは決めてください」って各学校に丸投げするのはやめてほしいとのことでした。何故かというと、ある小学校は行かないと判断したのに、隣の学区の小学校は行くという判断をしたとなると、学区ごとに差が出てきますよね。そうなると「あっちの学校は行ったのにこっちの学校では行かないのか」という保護者子供たちの思いが巻き起こってしまいます。 学校はそのために説明会をしなくてはいけなくなります。そうでなくても教育現場は人手も足りないし、時間も足りないと、よく聞き及びますが、そんな現場にさらに負担をかけることになるとと思います。遠足事業に関しては市として「やめる」というように姿勢を示していただきたいんです。 子供達を無料招待されることまでは敢えて反対していません。各家庭で行く行かないっていう判断をすれば良いと思います。
実際に署名活動をしていて「学校で連れて行ってくれるのはありがたい」という声も確かにありました。「日々仕事が忙しいし連れていく時間がないから学校で連れて行ってほしいから署名はできない」ということだそうです。そういう家庭にはその希望に沿ったサービスを別で提供すれば良いと思います。 一方的に喋ってしまい申し訳ございません。 反論があったらおっしゃってください。 実際夢洲の現地を教育委員会の方、見に行かれたことありますか?
(学校教育課)
私は担当課ではないのでわかりません、申し訳ない
(保護者a)
我々のグループの一部で夢洲がどんなところかを見に行きました。元々夢洲はコンテナヤードも兼ねていてコンテナを運ぶ山のように大きなトレーラーがビュンビュン行き交っていました。コンテナ運び出しや荷下ろしは万博期間はずっと継続されるそうですね。そんな大人が歩いても危険を感じるような道路の歩道を子どもたちが歩かないといけないかもしれない。 さらに大型トレーラーだから排気ガスも本当にひどいんです。工事の粉塵もあいまって、実は一緒に行ったメンバーの目が痛くなったり喉が痛くなったりしました。それぐらい空気が悪い場所なんですね。
さらにいうと人工の島だから、木が少なく、風よけもない、日除けもない。みみずが地面から出て、アスファルトの上に這い上がった瞬間に焦げついてしまうような、そんな場所です。照り返しもきついし。 そんなところ、大丈夫なのかなと思うんです。是非豊中の教育現場の方、どなたでも良いですから一度見に行ってもらいたい、本当にひどいと思いますよ。
(学校教育課)
ありがとうございます。実際に生でみられたということで、そのお声を記録しましたので伝えます。
(保護者a)
遠足も、学校教育なので時間が決まっていて、終わりの時刻が決まっていますよね。非常にアクセスの悪い場所で、現地にそもそも到達するまでにすごく時間がかかります。現地で充分に時間がとれないかも知れない。「そんな状態で何を子どもたちに学べというのか」という疑問も教職員から上がってて、行ってもパビリオン一個見れるか、もしかしたらお弁当食べるだけで帰らないといけないぐらいの状況にある。いくら無料だからって遠足の機会を潰されたくないという現場の教職員の声が我々の保護者の会に届いております。現場の教職員の声もぜひ聞いていただきたい。
(保護者b)
今日はお時間いただきましてありがとうございます。 私も子どもが小学校1年生で豊中市の学校に通っているんですけど、今回こういう万博に子どもたちの遠足で行くということで、最初はあんまり知らなかったけど調べていくうちにこれ大丈夫なんかなっていうことが出てきまして、やっぱりそういう情報も自分からアクセスしないとわからなかったのですが、やっぱり一般的に見るメディアとかではキラキラしたことや素敵な部分にフューチャーして実際本当のところが知らなたったんですが。 自分と同じような気持ちを持たれている方と情報共有していたら、やっぱりこんな危険なところに遠足に行かせるということはおかしいんじゃないかと、一保護者として思い出して、思いを同じくした保護者の方と、手作りでチラシを作って、署名もしたことないけど、手作りで署名活動をして、やっぱり私も仲間に入れてほしいという方々がちょっとずつ増えてきて、それで1,095筆集めることができたんですけど、まだまだそうやって思ってる方も立場的に声を挙げられない方もたくさんいらっしゃるのかなと思ったり。 もちろんこうやってお話を聞いてくださっている方も、本当のところは危険だなと思っていても立場的に声を上げることが難しいのかなと思うところもあるのですが、そういう方たちが本当に危険だよって声をあげていってもらえたらといいなと思っていて。 、、立場的に難しいかなと思いますが、やっぱりそういう方達が、戦争時代のことを言うのはまた違うかもしれないんですけど、ああいう時におかしいなというところから戦争が始まっちゃったりとか、みんなが同じ右向け右になっちゃって、 どんどん進んではいけない方向に行ってしまった歴史があって、そういうのが繰り返されてきている、上の人に何も言えなくなっている時代というか、ちょっと怖いなっていうのもあって、なんとか、みんな一人一人が声を挙げられる時代になればいいなと思って活動させていただいてるんです。よかったら、ちょっとでもどういうお気持ちなのかなって個人的に知りたいなという気持ちもあって、聞かせてもらうことできないんでしょうか。
(保護者a)
立場を外してお願いします
(学校教育課)
気持ちは色々あると思うんですけど、おっしゃる心配事というのは私たちも報道等でも聞いていて、率直に言ってそういったご思念もある、事故が起こると不安に思われているのは当然そうかと思いますので、やっぱりしっかりそれに対応できるかということは我々としても向いていかないといけないなと感じております。 このままの状態で行けるのかどうかということはしっかりみて、安全性が一定確認できる これは当然どこに行こうが学校としても各児童の安全、子どもの安全は大事なんでどこでも言えることなんですけども、こういった事案もありましたと、みて対応していくことが必要だと思っています。
(保護者b)
ありがとうございます。ではそれで、これが絶対危険だ、100%危険だとわかったら全体として行かせないという判断を最終的にしていただけるということなんですか?
(学校教育課)
そうですね、どの程度なのか、今現時点で言えないけど、本当に間違いなく行ったら危ないんだということがはっきりしているのであれば当然そこはやめるべきではないかということで、そういう話にはなるかとは思うんですけれども、ちょっと現時点で私が「中止します」、みたいなことは言えないけど、おっしゃる通り危ないということがはっきりしたら見直すということもあるかと思います。
(保護者b)
私の印象で、ちょっと思ったんですが、おこがましいかもしれませんが、私たちのような保護者の集まりが行って調べるというフィールドワークのような、みんなでどういうところかどんな状況か見に行こうということで見に行ったんですが、そういうことをされているのかなと、降りてくる情報ばかり待っているのではなく、自分たちで教育委員会として調べたり、そういう動きでもあるのかなと疑問に思ったんですが、あるんでしょうか?
(学校教育課)
私も担当ではないのではっきり言えないのですが、おっしゃる心配事は、先ほど教育長からもお話がありましたように、そういった懸念があるということは府の教育庁を通じてお伝えしている状況でございます。一方的に情報をもらっていうことではなくて、懸念をお伝えはしている状況です。
(保護者b)
自分の子どもが通う小学校の校長先生にもお話を伺いに行ったんですが、降りてくる情報がなさすぎて、こっちでも判断できなくて、参加するかしないかも、参加しないの項目がないから参加すると答えるしかなくて、、と苦しい胸の内をお話くしてくださったんですが、やっぱり現場の先生方もすごく板挟みになって苦しんでおられるんだなと感じて、日々、子どもたちと向き合ってくださってるのに、これ以上のご負担をかけるのは、保護者としてなんとかしないとという気持ちが、そこでパワーアップしたんですけども。 先生の人権と子どもたちの人権を踏み躙ることになるんではないかとすごく思って。 先生たちも下見に行けずに、そんな危ない場所に自分の大事な子どもたちを連れて行きたくないじゃないですか。それで何かあったとしても責任はやはり学校や先生。その先生方のご家族とかの気持ちを思ったら、先生に行かせたくない。いろんな人の気持ちが、いろんなところから聞こえてきてたりしてて、そういう声をもうちょっともっと拾っていただいて聞いてくださって、その上で判断いただきたいという気持ちがすごくある。
今日も時間いただいたことに希望を感じていて、考えてくださる気持ちがあるんだなと思って、すごくありがたく思っているんですが、引き続き、連携ではないけれど、お互い情報を共有しながらなんとか遠足をやめれるようにしていけたらいいなと思って。
(保護者a)
例年通りの遠足で十分なんです。
(保護者b)
「今日、時間ないですから」とかでもなく、席までご用意くださって大切な時間をいただいてるので気持ちとしても嬉しくて、気持ちを聞いていただけるというだけでも、一歩進んだというか、このまま手を取り合って、そういうのもできたらいいなと思っていますので。敵対したいというつもりはなくて、一緒に考えて行きましょうという気持ちでいるので、今後ともよろしくお願いしますということです。
(学校教育課)
今日いただいた署名と(お話を?)、しっかりと受け止めてまた教育委員会と共有させていただきます。
(保護者c)
保護者も教員も1人では勇気がいることだし、今回はこうやって集まることができたんですけども、一人一人声をあげようと思ったら、すごい勇気がいることで、他の人どう思っているんやろうと考えるとやっぱり怖いことなんです。そんな中でも署名約1,000筆集まっているわけなんで、そこの一人一人の保護者の声に耳を傾けていただきたいというのがあります。 学校現場、小中一貫校のことはこれまで色々議論させていただいていますけど、ただでさえ学校行事が激変し縮小化している中で、この危険と言われている夢洲に学校行事として連れていくというのは本当に教員も胸を痛めていると思うんですよ。だから、その辺をさっきもおっしゃっていましたがメディアで見る情報だけじゃなくて、実際にやっぱり教育委員会として正しい情報を集める、把握する努力をしていただいて、その上で学校や保護者にきちんとした情報を伝えていただいて、選べるような体制をとっていただければと思いますのでよろしくお願いします。
(学校教育課)
今日はすいません、体制が整っていなくて申し訳ありません。
(保護者d)
何点か考えていたことがあって、さっきおっしゃってくださった安全性の話について、教育長が返答として、「しっかり引き続き安全性を確認する」とおっしゃっていたんですけど、実施する側から出される安全性に関する情報がそもそも本当に信頼できるものなのかという大きな不安があるんです。つまり「これは安全です」として出された情報が、蓋開けてみたらすごくご都合主義的にピックアップされたものだったり、まずもって実施ありきで全て話が進んでいる中、安全性という一番重要な観点が、すごく後手後手どころか二の次になっているんですよね。そんな中で先方から出される情報に基づいて安全性を判断していくという姿勢だと、これは危ないと思っています。 情報をそのまま受け取るのではなく、本当のところ安全性の評価がどういうものなのか、市として本当にしっかりと把握してほしいと思います。 その点では、実際見に行ってほしいという声はもっともだと思いましたし、ぜひお忙しいと思いますけれどもそういったタイミング、きっかけを作っていただけたらと思います。 また〔保護者bさんが〕人権ということでおっしゃっていましたけど、本当にその通りだと思っていて、私は憲法学を研究しているものでして、教育というのは子どもが教育を受ける権利に基づいて実施されますよね。子どもが教育を受ける権利を持ってるっていう大前提なんですけど、つまり子どもが権利の第一の主体、享有主体なんですよね。教育を受ける権利っていうのは、何よりも子どものためにあるんです。じゃあ今回の万博〔への校外学習実施〕が、本当に子どものためにあるのか、権利の主体の観点から是非考えていただきたいということと、権利の主体として子どもたちが真に主体的な自分たちのためになる教育を受けることができるかということは、まさに教職員の人たちの待遇であったり働きやすさであったり、立場ということに大きく関係している、大きく依存しますよね。つまりその教育を受ける権利といった観点から言っても、今回の校外学習は子どもたちのためになるのかどうかっていうことについて大きな疑問があります。是非そういった観点で行政のみなさんにも考えていただきたいと思っております。以上です。
(学校教育課)
ありがとうございます。
(保護者e)
今保護者の会は22人までなっています。みなさん本当に心配で、それぞれおっしゃったように問題視しておられて、本当に子どものためになる教育を願われているので是非とも、その声をあげられないという現状はいろんな先生とお話させていただいたし、記事にも載ったので先生から連絡がくるということがあるんです。他にも声かけてもらったり、懇談で学校にいけば「頑張ってください、応援します」ということで通りすがりの先生から声かけられたりとかいうことがあったりするので是非現場の声に耳を傾けていただきたいですね。交野市では特に親からのクレームもないそうですので(学校単位の招待を)やめるという決断に至っていますけど、そういうふうに聞いておりますので、やめたところでそんな問題はないんではないでしょうか。
(保護者d)
このことは教育の自律性に関わるとずっと思っているんですよね。教育内容に行政(語弊がありますね。「政治」ということが言いたかったのですが)が、限度であったり性質であったり、いずれの点でも必要以上に干渉することはまさにこれ教育の自律性の侵害で、戦前の反省に立って現行憲法ができて、そのもとで今実施されている教育行政なわけで、本当にこのことってすごく教育のあり方というものを問われることだと思うんですよ、この点でも是非、校外学習で〔万博に〕いくことはどうなのかということについて賢明なご判断をお願いいたします。
(保護者b)
一緒にフィールドワークという形で見にいきませんかということを今ここでご提案させていただきたい。立場超えてというかたちは難しいかもしれませんが、一緒の目線で見たら何か見えてくるものがあるのかなと思っていますので、もし教育委員会の方でそういうお話ができればよろしくお願いします。
(保護者c)
校外学習の実施期間が限られているということもすごく大きな問題で、本当に暑いですから。会場に辿り着くまでに子ども達倒れますよ。
(学校教育課)
今日はありがとうございました。
(保護者b)
ありがとうございました。また来ます。

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