【50代独身の憂鬱】仕事も人生も「60点」でええんや!89歳精神科医に学ぶオヤジの生存戦略
どうもどうも。
会社から帰宅して、静まり返ったアパートの自室で、
特売でまとめ買いしたハイボールのロング缶をプシュッと開けながら、
「俺の人生、このままでいいのか?」と天井を見上げる夜、ありませんか?
風呂上がりの鏡に映る、深く刻まれたほうれい線と、
ちょっと走っただけで息切れする情けない体力。
会社ではすっかりお局様や若い社員に気を遣い、
「やりがい」なんてとうの昔に消え失せた。
FacebookやInstagramを開けば、
同級生たちが立派な家を建てたり、
家族でハワイ旅行に行ったり、
社内で出世してキラキラした投稿ばかり。
おまけにたまの同窓会に呼ばれても、
家庭の愚痴や子育ての話題についていけずに壁の花状態。
そんな自分と引き比べて
「俺の人生、どこで間違えたんだろう」と
スマホを投げ捨てたくなること、ありますよね。
そんな「頑張りすぎてすり減った」
我々50代独身・非モテ男に向けた、
まるで一筋の光のような本に出会いました。
それが、89歳の現役精神科医・中村恒子先生の著書
『心に折り合いをつけて うまいことやる習慣』です。
先生の人生はよくある華やかな成功ストーリーではなく、
「食べていくために」ただ淡々と週6日、
88歳まで働き続けたという超現実的なもの。
酸いも甘いも噛み分けた先生の言葉は、
人生の折り返し地点で息切れしている俺たちの胸に、
深く、そして優しく突き刺さります。
今回は、先生の教えの中から、
我々オヤジが過酷な社会を「うまいこと」生き抜くための心得を
いくつかシェアしたいと思います。
仕事なんて「食べていくため」で十分立派だ
会社の若手は
「自己成長」とか「やりがい」なんてキラキラした言葉を使いますが、
50代にもなるとそんな前向きな体力は残っていませんよね。
先生はキッパリと言い切ります。
「仕事の目的は、食べていくためのお金を得ること」。
「やりがい」なんてものは、後からぼちぼち考えればいい。
我々独身オヤジが、毎日満員電車に揺られ、
上司や部下に挟まれて理不尽に耐えているのは、
ひとえに「今日を生きるため」です。
それって、一人の人間としてめちゃくちゃ立派なことじゃないですか。
仕事への過度な期待を捨てて「お金のため」と割り切る。
これこそが、他人の評価や会社の同調圧力から
我々の魂を守る最強の防衛策なんです。
「幸せでなければ」という呪いを捨てる
SNSのリア充アピールを見て落ち込むのは、今日でやめにしましょう。
「幸せにならなきゃ」という義務感が、自分を苦しめている元凶です。
先生は「上には上がいる」と、比較の無意味さを説きます。
我々にとっての幸せは、決してタワマンに住むことでも、若くて可愛い彼女を作ること(本音を言えば欲しいですが笑)でもないはず。
仕事帰りに立ち寄ったスーパーの半額惣菜をつまみに酒を飲み、
安全な布団で眠れる。
そんな「ほどほど」の日常を、日々たんたんと過ごすこと。
特別なイベントなんてなくてもいい。
その平穏無事こそが、実は本当の幸せに近いんです。
他人を変えるな。自分の「快適さ」に全振りしろ
職場の「どうしても合わない人」、いますよね。
なんとか相手の態度を変えようとしてストレスを溜めていませんか?
先生曰く、他人を変えるのは並大抵のことではありません。
「相手が変われば」という依存を捨て、
「自分がどう動けば快適か」にシフトしましょう。
嫌な奴には極力意識を向けず、
自分と気の合う人との時間を優先する。
休日の朝、淹れたてのドリップコーヒーの香りに癒されながら、
誰にも文句を言われず動画を眺めている一人の時間。
こういう「自分だけの快適な空間」を死守することに、
大切で貴重なエネルギーを注ぐべきなんです。
完璧主義は捨てろ。「60点」の安全運転でいい
俺たちはつい「もっと完璧に仕事しなきゃ」
「副業のブログも毎日更新しなきゃ」と自分を追い込みがちですが、
全力の100点を目指すと必ず途中でガス欠します。
先生が提唱するのは「60点ぐらいの出来でええ」という精神です。
例えば、一念発起してブログで小遣い稼ぎを始めても、
「完璧な記事を書かなきゃ」と気負いすぎて、
結局1記事もアップできずにサーバー代だけ払い続けている……
なんてこと、俺だけじゃないはずです。
ジム通いだって、
完璧なメニューをこなそうとして3回で幽霊会員になるくらいなら、
不細工でもいいから週1回、お風呂に入るついでに腹筋を数回やるだけマシ。
「可もなく不可もなく」の安全運転で、
ダラダラと細く長く続けるほうが、
結果として一番遠くまで行けるコツなんですね。
夜は「悩む時間」ではなく「眠るための仕事」
夜、一人で布団に入ると
「老後資金足りるかな」
「俺、このまま誰にも看取られずに孤独死するんじゃないか」
と将来の不安に押しつぶされそうになりますよね。
でも先生は
「夜の仕事はよく眠ること。仕事のことは一切考えない」と断言します。
夜に悩むのは、
人間にとって最大の仕事である「睡眠」をサボっているのと同じ。
寝れば脳は物理的にリセットされ、翌朝には必ず見え方が変わります。
副業のアイデア出しや人生の反省は、
日の光を浴びている昼間にやればいい。
夜はただ、疲れ切った体を休めるための神聖な儀式の時間です。
不安で眠れない夜は、スマホを閉じて、愛用の疲れ目用の目薬をさし、
「夜は眠る義務があるんだ」
と割り切って真っ暗な部屋で目を閉じましょう。
おわりに:人生の波に「うまいこと」身を任せて、泥臭く生きよう
先生の座右の銘に
「一隅(いちぐう)を照らす存在になれればよし」
という言葉があります。
俺たちは、
主役のようなキラキラした華やかな人生は送れなかったかもしれない。
でも、自分が今いる場所で、
ささやかに自分の足元を照らしながら、
たんたんと自活して生きている。
それだけで、十分に尊くて素晴らしい人生なんです。
もう、無理に他人と比べて頑張りすぎなくていい。
完璧なんて求めなくていい。
「60点」でいいから、
流れに身を任せて「うまいこと」やっていきましょう。
俺も今日は、自分を追い込むのはやめて、
入浴剤を入れた湯船にゆっくり浸かってさっさと寝ようと思います。
明日もまた、小遣い稼ぎと少しの男磨きを、
泥臭く、そして適当に頑張っていきましょう!
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