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★8【レス沼からの脱出】僕が妻を最高に満たした結果、最高の営みループが完成した話

セックスレスという泥沼から見えた光

結婚して8年。子どもは二人。気がつけば、夫婦の会話は「宿題やった?」「明日の弁当どうする?」がメイン。笑い話やデートの思い出を語るなんて、もうすっかり昔話の棚の奥。そんな我が家は、例に漏れずセックスレス歴も着々と更新しておりました。

レス歴1年。冷静に数字にすると、長い。週1ペースだった独身時代の僕からしたら「え、それもう修行?」ってくらいの空白期間。
もちろん僕だって何度かアタックはしました。でも、そのたびに「今日は疲れてる」「子どもがすぐ起きちゃうから」で、軽くかわされる。気づけば「まあ仕方ないか」と諦めモードに入っていたわけです。

ところがある日、奇跡が起きた。1年ぶりの営み復活。久々すぎて、僕の中ではもうほぼ「都市伝説」扱いだったのが、現実になった瞬間でした。やっと夫婦のスイッチが入った!と胸が熱くなったものを覚えています。

さらに2回目。今度こそと意気込んだものの、結果はというと気持ちばかりが先走り、相手を満たすどころか「これで妻がまた嫌な気持ちになったらどうしよう」という不安を残すオチ。


空振り。いや、正確には空振りというより「やらかし」。勢いに任せて昔のペースを持ち出した結果、妻は痛そうな顔。僕は心の中で「やっちまった…」と土下座ポーズ。ここで本気で焦ったんです。このままじゃ、せっかくつながりかけた扉がまた閉じて、鍵までかけられてしまう。つまり、完全レスへの逆戻り。

だからこそ「3回目、いやこれからも必然にしたい」と決意しました。奇跡を偶然の1回で終わらせるのではなく、日常の中で自然に訪れる営みに変えたい。いや、変えなきゃまた闇に戻る。もはや僕にとっては「最後のチャンス」と言ってもいい夜でした。

ただ、その時に思ったんです。これって別に僕だけの話じゃないと・・・。


レスのきっかけは人それぞれでも、子育て期の夫婦にとって「夜の営み」はどうしても後回しになりがち。時間がない、疲れている、子どもがすぐそばにいる…そういう現実が積み重なるうちに、気づけば1年、2年とレス期間が伸びていく。そんな夫婦、山ほどいるんじゃないでしょうか。

僕も最初は「まあそういう時期だよな」と割り切ろうとしました。けれど、レスが長引くとただの「性の問題」では終わらないんです。妻の笑顔が減る、僕も優しくできない、会話が減る、気づけば空気みたいな関係になっていく…。つまり、夫婦関係の温度そのものが下がっていく。これが怖かった。

だから僕は腹を決めた。「3回目こそは妻を満たす営みにする」と。
正直、テクニック的なことには自信なんてなかったけれど、せめて心だけは妻に寄り添おう。僕の欲を満たす営みじゃなく、妻を満たす営みにしよう。それが僕の出した結論でした。

・・・・・・

「3回目の夜」を迎えた翌朝に全ての答えがでていました。
妻がやけにご機嫌だったんで、普段なら朝ごはんを作りながら無言だったり、「早く食べて!!」みたいな素っ気ない感じなのに、その日は口数が増えて、笑顔が多かった。肌もツヤッとしてて、「なんかココロとカラダが満たされたオーラが溢れていました」(※基本的に、妻は朝が苦手なので機嫌はよくないのですが)

妻の空気感が明らかに柔らかくなってる。これは「満たされた女性の余裕」なんだろうなと。

そして僕自身も変わった。なんか出社するときの足取りが軽いし、会社で話す声まで弾んでる気がする。たかが夫婦の営み、されど夫婦の営み。仕事や人間関係にまで波及するって、初めて実感しました。

さて、この「3回目の夜」になにが起きたか。本編では、失敗続きの僕がどのような心構えで、どう挑んだか、そして「妻の心の歯車がグンッ」と動き出したリアルを語っていきます。


第1章:なぜ妻を満たすことが必要だったのか

僕の妻は、どちらかというと性欲が強いタイプではない。付き合い始めの頃はそれなりに「若さの勢い」で乗り切れていたけれど、結婚し、出産を経て、子育て真っ最中の今は、はっきり言って性に対する優先順位はかなり低め。


いや、低めどころか「今は眠たい」「子どもが隣で寝てるから」で、ほぼ最下層に格下げされていると言っていい。

しかも、僕にとってショックだったのは「痛みを感じることが多い」という現実。僕は正直、最初それをちゃんと理解できていなかった。「痛い」と言われても、当時の僕は「いやいや、そこはちょっと我慢して…」くらいに軽く考えていた。


今思えば、浅はかにもほどがある。だってこちらは「ちょっと我慢」でも、妻にとっては「嫌な記憶」としてガッツリ脳に刻まれるわけだから。

実際、僕は過去に何度もやらかしています。
久々にチャンスが巡ってきたとき。僕は「おっ、今日は行けそうだ!」とテンションが上がり、昔の調子でスピード勝負に出た。結果、妻は顔をしかめ、「ちょっと痛い」と小さな声。僕は「大丈夫、大丈夫、すぐ気持ちよくなるから」なんて軽く言ってしまった。

そのときの妻の表情、今でも忘れられません。「痛い」と言ってるのに、無理やり進められたら…そりゃ嫌悪感が残る。僕がよかれと思って積み上げた「回数」は、むしろ妻にとって「またあの嫌な思いをするのか」というマイナスの貯金になっていたわけです。

ここで気づいたのは、「回数でカバー」という男の発想は逆効果だということ。男は「数撃ちゃ当たる」で乗り切ろうとするクセがある。
でも女性は真逆。たとえ回数が少なくても「安心して心地よかった」という記憶が残れば、また次につながる。でも逆に、たった一度の嫌な経験があれば、そこから先は何十回も拒否につながってしまう。そう、女性心理は「嫌な記憶」にめちゃくちゃ影響されるのです。

心理学的にも、人はネガティブな体験のほうを強烈に覚えてしまう「ネガティビティ・バイアス」という特性があります。ポジティブな出来事を10回積んでも、ネガティブな1回で全部ひっくり返る。これ、男女共通ですが、セックスにおいては特に女性に強く出る。だから、妻に「痛かった」「嫌だった」という記憶を与えてしまうのは、百害あって一利なし。

僕はそれを何度も繰り返してしまった。
焦りと欲望で突っ走る
→ 妻が痛そうな顔
→ それを気づかないフリで続ける
→ 結果、妻の心の中に「嫌悪の種」を蒔いてしまう。
このパターンの繰り返し。そりゃレスにもなるわけです。

そして1年ぶりに営みが復活したあの日、僕は大成功だと確信していたにも関わらず、2回目は大失敗してしまった。

僕の心の中には二つの声がありました。
「よし、やっとつながれた!この勢いでどんどん回数を重ねるぞ!」という欲張りな声。
そしてもうひとつ、「いや待て、この調子だとまた嫌な思いをさせて、レスに逆戻りするぞ」という理性的な声。

結局、僕は前者の声に従って失敗し、妻に「痛かった」顔をさせてしまいました。完全にさかってしまったわけです。もうこれは完全に自分の学習能力のなさを呪いたくなるレベル。

でも、そのとき初めて本気で腹をくくりました。「もう同じ失敗はできない。次につなげるセックスにしよう」と。僕にとってのゴールは「回数を重ねること」じゃない。「妻が心から満足してくれること」こそが最優先だと気づいたんです。

なぜなら、レスに戻るのが怖かったから。奇跡の復活が、ほんの一瞬の出来事で終わってしまうのは嫌だった。あの日のつながりを、次につなげたかった。そのためには、自分の欲を押しつけるのではなく、妻の心とカラダを丁寧に扱う必要があった。

つまり、僕の課題は「妻を満たすこと」。それができなければ、僕たち夫婦はまた暗闇に戻るしかない。そして「妻が満たされれば、夫婦関係そのものも必ず変わる」という確信が、少しずつ芽生えていたのです。

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