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互換ということ。

最近、noteを書いていて思うことがあります。

言いたいことはある。
でも、届かない。

内容が悪いわけじゃない。
なのに、噛み合わない。

前回書いた「生成酔い」は、
この感覚から生まれました。

感動できるのに、疲れる。
書けるのに、戻れない。

それは能力の問題じゃない。

速度のズレです。



私の思考のリズムと、
読む人のリズムと、
世界の空気のリズム。

どれかがズレると、
内容が正しくても届かない。

音楽療法の現場でも同じです。

正しい声かけをしても、
場が動かない日がある。

そういうとき、私は内容を足しません。

足すほど、ズレるからです。

見るのは、リズム。

呼吸。
間。
テンポ。



生成酔いも同じです。

意味を増やすほど、
動けなくなることがある。

問題は意味ではなく、
互換の消失です。



ここで個人的な話をします。

私の家族には重度の障害がありました。

長いあいだ、
「意思のやりとりは難しい」と思っていました。

言葉が通じない。
反応が読めない。

でもある日、音楽が入った。

意味は通じていない。
説明もしていない。

ただ、拍が揃った。
呼吸が重なった。

それだけで、場が変わった。

私はそこで気づきました。

人は意味でつながっているのではない。
テンポで噛み合っている。



私はこの状態を、
互換と呼びたい。

同じになることではない。

違うまま、
同じ時間にいられること。

それが互換。



生成酔いとは、
互換が失われた状態なのかもしれません。

合わせる先が多すぎる。


どこでも働ける。
どこでも発信できる。
どこでも誰かの言葉が流れてくる。


合わせ続けて、
どこにも着地しない。

それが、酔い。



互換は、気合では戻りません。

順番があります。

私はそれを3つに分けました。

生成酔いから抜けるのも、
互換を取り戻すのも、
偶然ではありません。


順番があります。

次は、その順番を書きます。



最後に。

今日あなたの中で、
テンポが速くなっているものを
1つ探してください。

直さなくていい。

ただ気づく。

互換は、そこから戻ります。

もしここまで読んで、
「自分のテンポを取り戻したい」と感じた人へ。

判断が崩れる前に止まるための技術を、
もう少し体系的にまとめた記事があります。

臨床で見てきた身体のサインと、
実際に使えるプロトコルを整理しました。

よければこちらから読めます。

テンポを奪われる人へ
判断が崩れる前に止まる技術


このnoteでは、

・生成酔い
・判断が崩れる前の身体
・音と神経の関係

そういったテーマを、
音楽療法士としての
臨床の視点から書いています。

メンバーシップでは
そうした記事をまとめて公開しています。

必要な人だけ、
静かに読みに来てください。

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急いで入る必要はありません。

整ったときに、
また戻ってきてください。

ここは
そういう場所として残しています。

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