真夜中の銃声に飛び起きた夜〜更年期が連れてきたサプライズ
眠れない夜のはじまり
かつての私は、布団に入れば数分で眠れるタイプでした。
忙しい日も、悩みがある夜も、枕に頭をつければいつの間にか朝。
友人との旅行でも「電気消すねー」と言われた瞬間に寝落ちする。
ところが50代を迎えてから、少しずつ夜の過ごし方が変わっていきました。布団に入っても目が冴えてしまい、時計を見れば午前2時、3時。
眠りについたと思ったらすぐに目が覚める。
朝起きても熟睡感がなく、体は重だるい。
疲れているのに眠れないって、ものすごくつらい!
「不眠」も更年期の症状のひとつなのだと知りました。
真夜中に聞こえた「銃声」
忘れられない夜があります。
午前3時頃、静かな夜に突然「パァーンッ!」と鳴り響く銃声。
あまりの衝撃に心臓が跳ね上がり、バクバクと鼓動が止まりません。
何が起こった?パトカーはいつ来るの?と思いつつ
恐る恐るカーテンの隙間から外をのぞくと、辺りはしんと静まり返っている。家の中も異常なし。
気のせいだったのかと思いつつも、混乱しているうちに眠りに落ちていました。
それから数日してまた同じ現象が起こりました。
今度はクラッカーのような軽めの音。
そこで、「あ、これは私にしか聴こえていない」と気づいたのです。
頭の中で鳴り響いてるような感じ。右耳からしか聴こえない。
「脳に異常が起きているのでは?」と一瞬不安に駆られましたが、
痛みも全くないし、「耳の異常?幻聴?」などいろいろ考えるうちに
また眠りに落ちていました。
頭内爆発音症候群?!
毎日ではないけど、週に1回くらいのペースで続く現象。
気になって調べてみると
「頭内爆発音症候群(Exploding Head Syndrome, EHS)」
という症状があることを知りました。
なかなかインパクトのある名称ですよね。
眠りに落ちる直前や浅い眠りのときに、頭の中で爆発音のような音を感じる現象。病気ではなく、深刻な後遺症もないそうです。
「まさにこれだ!」と思いました。まぁ胸のつかえは少しとれましたが、これがいい感じにウトウトしかけた時に起こるんです。
気持ちよく眠りに落ちそうになった瞬間に。
その恐怖感から、しばらくの間は夜を迎えるのが憂うつになりました。
ストレスなど心理的な要因もあるようですが、交感神経と副交感神経のスイッチがうまくいかない機能的なものなのかな、と私は思っています。
自分なりの眠りの工夫
今では少し不眠も落ち着いてきています。
友人に勧められたリカバリウェアをパジャマ代わりにし、
寝る前はアイマスクで光を遮断。
無理に「眠らなきゃ」と思うと逆効果なので、「眠れなければ本を読んでみよう」と一度起きて気持ちを緩めるようになりました。

特にこのアイマスクはふわふわで圧迫感がないのに、しっかり光を遮断してくれるのでとても気に入っています。
また、以前別のnoteにも書いたのですが、昼間に軽く体を動かすことも意識しています。軽いストレッチなど、ほんの10分でも効果があると感じます。眠りそのものをコントロールするのは難しいけれど、「眠りやすい体と環境」を整えることは、自分の努力次第だなって実感しています。
更年期は人それぞれ
多くの人が経験すると言われるほてり等は、私にはほとんどありません。
その代わりにやってきたのが、不眠でした。
更年期の症状は十人十色。
だからこそ「周りと比べない」「私の体はこうなんだ」と受け止めることが大事だと思います。
更年期は避けられないけれど、いつかは必ず落ち着くもの。
その時まで、少しでも快適に、少しでも心地よく過ごす工夫をしていきたい。眠れない夜をきっかけに、前向きな気持ちを持てるようになりました。
あなたの「眠れない夜」には
更年期の不眠も、多くの人が経験するようです。
だからといって「我慢するしかない」と諦めなくても大丈夫。
体をあたためる、眠れない日は潔く本を読む、寝室の環境を整える。
そんな小さな工夫で、夜との付き合い方は少しずつ変わっていきます。
眠れない夜はつらいけれど、自分の体の声を聞くチャンスでもあるのかもしれません。みなさんはどんな工夫で夜を過ごしていますか?
最後までお読みいただきありがとうございました。
