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舞台感想 宝塚宙組公演 Never Say Goodbye-ある愛の軌跡ー

公演関係者からコロナ陽性が確認されたため、2月5日~27日の公演が中止されていましたが、本日、初日の幕が開きました!

なんと、快晴で気持ちの良い初日!私の心も、晴れ渡っております。

感動のマイ初日兼マイ楽。この演目は一回限りの観劇となってしまったので、目に焼き付けようと必死のパッチでございました。
なんてったって、宙組には私の贔屓、琥南まこと様がいらっしゃるわけです。なので、みさちゃんの出番表を頭に叩き込んで、オペラでみさちゃんを追うのが宙組観劇スタイルです。今回は、チケットが三回分なくなったので、今日一回で、作品もみさちゃんも目に焼き付けねばならない!忙しいぞ!

なんだか、久しぶりでどこか、ソワソワ、うろうろ、ふわふわ。

まずは宙組公演期間限定のお菓子を購入。
ISHIYA G「サク ラング・ド・シャ 北海道ワイン」
お菓子の香梅「ハッピー陣太鼓 くまモン」
くまもと銀彩庵「紫音サンドクッキー」
でございます。最近、期間限定お菓子は、私の主なるおやつになっておりまして、これらも大活躍間違いなしでございます。
ちなみに、帰宅して早速サクラング・ド・シャを頂きましたら、とってもワインなお味で、珈琲によく合いました。

そして、プロミセスプロミセスのCDっと。見本を手にレジに向かうと、係員のお姉さんが、「ファシネイションですね」と声が。間違えてファシネイションの見本を持って行ってました。どうかしてるわ、私。
「ま、ま、間違えました。プロミセスプロミセスお願いします!」
いやはや、なんだか、ふわふわしている。

座席について、オケのチューニングを聞く幸せ。


オケの方たちも、ジェンヌさんも、すべての関係者さんも、どれ程神経をすり減らして今日の準備をしてこられたのだろうと考えると、なんかもう、それだけで、胸が熱くなってくる。
どんどん、座席が埋まって、いよいよ。
西野先生にライトが当たって、拍手。そして、真風さんのアナウンス。
ああ。本当に初日の幕が開くって思うと、ぐぐっときちゃう。

それからは、作品の力に引き込まれましたね。
峰里ちゃんと潤花ちゃんの、美しくて気の強い女のバトル最高だし、変な顔撮られたって怒るキャサリンの「変な顔」はとってもかわいくって反則ものだし。宙組のコーラスは最高だし、全編を通してダンスがとても印象的。
開会式のリハーサル場面でのフラッグを使ったダンスとか、戦いを表現するダンスとか、少しアクロバティックなダンスとか、ロケットもかわいいですし、そしてそして、フィナーレの群舞。
マタドールの群舞でございますよ。ケープを振るのでございますよ。

かっこよすぎて、鼻血ぶー! 昇天!

贔屓のみさちゃんはですね、もう、元気に演じているってだけで嬉しいのに、紳士だったり、バーテンだったり、民衆だったり、悔しそうに戦っていたり、表情豊かで元気そうで、踊っている時は楽しそうで、それでもってマタドールの群舞って!くふふふふ……堪能、堪能。

いやあ、本当にあっという間に終わってしまいました。

ああ、楽しかった。やっぱり、宝塚を見ると若返るわって思うんです。

でも、ここ数日のニュースを見ているとどこかどんよりしてしまうのですよね。

この作品は、スペイン内戦を描いています。スペイン内戦って、なんだかややこしくてよくわからないのですが、ピカソのゲルニカでも有名なゲルニカ空爆も作品の中で触れられています。

演劇や小説が戦争を描くのは、こんな悲惨な歴史から戦争の愚かさを学び、二度と戦争をしない世界を作ろうと考えるからだと思うのに、人間はどうして現実に戦争を起こしてしまうのか?
ウクライナから逃げようとする男性が、徴兵の為出国を禁止され戻って来る。そして「祖国を守らなければいけないから」などとインタビューに答える姿をニュースで見ていると、なんという悲しい現実だろうと思います。
誰も望んでいないのに、一方的に攻撃してくる独裁者の思惑。戦局予測する評論家が「思いのほかロシアの死者数が増えれば……」などと人の死を望むような言葉をさらりと口にする異常さ。戦争が奪い去る人々の日常。これが、今、ヨーロッパで、現実として起こっているということが恐ろしくてなりません。

作品の中でも、「祖国を守りたい」というヴィセントの想いや、死ぬとわかっている戦いに出向くジョルジュの姿などが、今、現実に世界で起こっている事に重なって、なんともやるせない思いになります。こんなこと、許されてはいけないのに。

停戦協議が開始されたというニュースも流れていますが、どうか上手くいきますようにと祈るばかりです。

コロナ禍で、大変だなどと言いながらも、キラキラした方々が、キラキラした世界を見せて下さるそんな舞台を楽しめる、日本という国に感謝です。
でも、終演後の客席の雰囲気はすごかったなあ。
皆、帰らないもの。拍手鳴りやまないもの。
タカラジェンヌとファンの相思相愛っぷりが、ひしひしと感じられました。

世界が平和になりますように。
コロナがおさまりますように。
本当に、祈る事ばかりある最近の世の中です。


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