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舞台感想 ヴェネチアの紋章 ルポァゾン

愛知県芸術劇場大ホールで行われた、宝塚歌劇雪組公演を観てきました。
セディナ貸し切り公演です。
セディナって私あんまり当たらないんですよね。で、今回当たったあ!って喜んでたんですよ。S席だしね、で、チケット届いたらこれですよ。
S席 4階L3扉って!! 

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ご覧ください、この距離!


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おい!下手、見切れとるがな!!
いやいや、一階席が豆粒のようではありませんか?これ、一緒のS席?
S 席8300円 A席5500円 B席3000円
いや、3段階しかないのは知ってますよ。知ってますけど、こんな場所までS席くくりなのだとは存じ上げませんでした。いや、勉強不足でした。
お隣の方は、今日が初宝塚だそうで、ああ、初宝塚がこんな座席でごめんなさいって謝りたくなりました。(でも、とても楽しく見て下さったようで、9月の花組公演もおすすめしたら、チケット取ろうかなっておっしゃってて、どうかどうか良いお席が当たりますようにって私、祈っております)

まあ、海外のオペラハウスのような、個室っぽい席で、2列8席の一部屋に二重扉ですから、ちょっとお貴族様になった気分ではあるのですが、なにせ遠い。オペラを合わせている時に前の座席の方が少し動かれるだけで、オペラが完全に覆われてしまう。そこで、申し訳ないけれど、上演始まったら背中をつけて頂くようにお声かけさせていただきました。
気持ちよく同意して下さったので、本当に感謝でした。
宝塚大劇場では、背中を座席につけるようなアナウンスがされますが、どこでもされているアナウンスではないですし、前へののりだしで覆われる視界の不快さは、観劇の際には、大変なストレスになります。なので、私は、いつも勇気をだしてお声掛けします。しかし、以前、「私は言うよ」と言ったら「そんなこと言うんですか?うわっ、怖っ」とおっしゃった宝塚ファンの方もいらっしゃったので、人様の感覚は色々なものだと痛感します。
でも、ほんと、座席に背中はつけましょう。

さて、前置きが長くなりました。では、観劇の感想を。
まず、この座席なので、オペラで必死に追うことになりそうなので、とりあえず13日の配信で予習いたしました。配信の感想はこちら。

では、生の舞台を観た感想です。

やはり、生は良い!たとえ、舞台が小さく見えても良い!
配信では泣けなかったが、生では泣ける!
演者の思いが、動きが、空気が、まぎれもなく生で伝わって心を揺さぶる。
これが、劇場に足を運んで、演者と同じ空気を吸いながら得られる感動なのだと、改めて思いました。
配信の時は、咲ちゃんやあやなちゃんのビジュアルの美しさとかしか印象に残らなかったのですが、やはり生は違う。

モレッカ。
上品で落ち着きのある人妻感満載のひらめちゃんが、突然情熱的になるモレッカのシーンの迫力は、なんか配信ではこれほどぐっときませんでした。人の体温がぐっと上がって発せられる何かは、その場にいないと感じられないものなのかもしれません。

愛し合うアルヴィーゼとリヴィアの超絶技巧キスシーンも、オペラで見ながら、ドキン!としちゃいます。
商人の妻で良いというリヴィアの女の気持ちと、庶子であるがゆえに様々な差別を受け、野心を捨てられないアルヴィーゼの男の気持ちの対比もぐぐっときました。

対比って大切だと思います。
はぐれ鳥達もそうです。あの明るさ、楽しさとその後にくる悲劇との対比。
楽し気に踊り、歌うはぐれ鳥達。
戦いのシーンで次々に倒れていくはぐれ鳥達。
対比があるので、より涙を誘います。

カシムとヴェロニカのわちゃわちゃシーンも、配信ではピンとこなかったのですが、生だとふふっと笑えてかわいかったです。
ここも、対比。
かわいいカシム君と、共に戦いたいと必死のカシム。
その熱演、泣くやん。一禾あお君、芝居も達者やなあ……

6/16追記 書き忘れてた!
配信の感想でも書いたのだけど、夢白ちゃんが、とても良いのです。
お歌も上手くなられて、なんとも素晴らしい存在感。
ショーでも、目を引きました。
私、宙組の時はこれほど強い印象を持っていなかったのですよ。綺麗な方だなとは思っていましたが……雪組に組替えになって何かをつかんだのか?!これからが、本当に楽しみな娘役さんです。

やはり、お芝居は、生で見なくちゃだめですねえ。
ああ……そう思うと、幻に終わった夢千鳥が悲しい……生ならもっとすごかったんだろうな……初めて当たったバウホールだったのになあ……

それてしまいました。
最後、リヴィアとアルヴィーゼの間にリヴィアという娘がいるってくだりは、プログラムによると謝先生が書き足されたようですね。「二人の愛の未来は存続した」とホッとさせる意味合いがあったようです。ちょっと、唐突な感じはしたのですが、なるほどそういう意図だったのですね。

最後の、青い影とアルヴィーゼとリヴィアのダンスで終わるのは美しい終わり方で良かったですね。もう少し、長いダンスシーンでも良かったなあ。

でも、とても良い作品だったと思います。

さて、ショー。
生で手拍子しながら観るのって、やっぱり楽しい!!
ショーは動きが早いのでオペラで追っかけるのはやめて、全体を観ることにしました。配信とは目線が違って楽しかったです。
ただ、芝居と違って配信での印象と大きくは違わないんですよね。
不思議なものです。やっぱ、スーツの群舞とアマポーラが好きだったな。
アマポーラとデュエットダンスだけは、オペラで追っていたのですが、咲ちゃんと目が合ったよ!4階なのに、絶対見たよ!咲ちゃーん、ありがとー!

いやー、楽しかったです。
座席に不満はあったものの、満足でした。
ただ、愛知県芸術劇場はとても音響が良いんですよね。なので、歌は良いのですが、セリフが響いて演者によっては聞き取りづらかったですね。でも、ベテランの声は、聞こえるの。さすがだと思いました。

最後に、これはまあ、個人的なボヤキなんですけれど……
観劇前に、カフェで私の隣に上品な男性のご老人が二人座られたんですよ。会話から、宝塚を観に行く感じで、最近年配の男性も増えているなあとほほえましく思ってたんですよ。でもね、会話では(聞いたんじゃないですよ、聞こえてきたんです)片方の方がセレブっぽくて、知り合いの会のチケットを買ってあげたから、まあ、宝塚も見てあげなくっちゃねって感じののりだったんですよ。そのお二人が、三列目に座っておられるのが、上から見えたのですよ。
いいなあ~いいなあ~いいなあ~ 
宝塚も見てあげなくっちゃね。うん、よかったよ、綺麗だったね。って言ってるんだろうなあ。。。。。

どっかに、セレブな知り合いおらんやろか?

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