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読書感想文 兇人邸の殺人

まだ読んでない方に書店の推薦コメント風にお勧めするなら
「事件を引き寄せる特殊体質の比留子は葉村をつれて斑目機関に関わる重要なものを回収するために兇人邸に向かう。だが同行者は次々と兇人邸の巨人の犠牲となるが……人間の中にも殺人者がいた。比留子と葉村は脱出できるのか?」

ネタバレ、あらすじありの読書感想文です。

あらすじ

事件を引き寄せる特殊体質の持ち主剣崎比留子は、葉村をつれて斑目機関の関わった重要なものを回収する為に、滅びゆくテーマパークドリームシティの一画にある不木の邸宅兇人邸へと向かいます。
不木は、人間改造を研究していた人物だが……

隣のテーマパークでは、賑やかな笑い声が聞こえる日常だが、兇人邸の中では巨人による殺戮と、巨人の仕業に見せかけた人間による殺人が混在していた。
脱出用のカギを取りに行くには、巨人が邪魔していくことができない。
テーマパークへの橋をかければ巨人が脱出してしまい、大きな被害がでてしまう。
比留子は巨人のいる塔に閉じ込められ、窓ごしに話すことしかできない。

さあ、どうやって脱出するのか?
人間の中にいる、犯人は誰か?

感想

屍人荘の殺人の続編です。間に第二作魔眼の匣の殺人があるのですが、私は魔眼の匣の殺人は読んでいません。
屍人荘の比留子と葉村が活躍するシリーズで、まだまだ続くようです。
「どうしてここに、重元さん」で終わりますので……
重元さんって誰だっけ?

屍人荘ではゾンビが登場してクローズドサークルになりましたが、今回は研究者によって改造された巨人が登場してクローズドサークルになります。

私は、地図を見ながらトリックをあぶりだすタイプのミステリーは大変苦手で、(典型的な地図を読めない女なので、部屋の間取りとかでもダメなんです)もう途中から斜め読みになってしまいました。

今回は、比留子さんが、葉村と離れて安楽椅子探偵(葉村や他の人たちの情報を元に推理を組み立てていく)をしながら、色々な解決するわけです。
最後は身を犠牲にした人間と、あうんの呼吸で脱出のカギを手に入れるという構成で、なかなか読ませます。

でも、とにかく位置関係や場所関係がわかっていないと面白み半減なのだけど、地図の読めない私にはもう、どこがどうやらわからなくて、ほぼ斜め読み。私には向いていないミステリーなのですね、きっと。

でも、ミステリー好きの方には良いのかと思います。
地図や間取りの得意な方におすすめです。

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