舞台感想 望海風斗コンサート「SPERO」
昨日SPEROに行ってきたのですが、愛ちゃんのご卒業という衝撃のニュースで腰砕けにになって、一日遅れの舞台感想です。
ネタバレありのコンサートの感想です。
望海風斗の2面を見せようと考えていたら、色々ありすぎて4面見せるという構成になったというSPERO。
「シネマ」「ジャズ」「ミュージカル」「J-POP」
という4つのテーマで見せていきます。
「シネマ」は男役望海風斗が終演後女に戻ってバー「カサブランカ」に立ち寄るというストーリー仕立ての構成で、ダンサーさんとのやりとりはアドリブなので、毎回違うようですね。
今回のアドリブ、あんこは粒あんかこしあんかという質問で、のぞ様はこしあん派だったようです。後のコーナーで大月さゆさんが、長い付き合いだけど初めて知ったとおっしゃってましたね。
シネマの最初の曲はアルカポネの「この国に生きて」
宝塚を卒業して、新しい世界で生きていく覚悟を歌に託されたのかな?
そのあと、ライムライトやシャレードの曲が続いて、最後はオーシャンズ11の「愛した日々に偽りはない」
古い映画女優のように、ショートヘアの前髪にウェーブをかけておられました。洒落た映画のシーンが終わりますと、
「ジャズ」ごきげんにスイングしてパンツスーツでダンスもあって楽しい。私的には「ミスティ」が沁みたなあ。
「ミュージカル」はマンマミーアやドリームガールズで一気に盛り上がります。
圧巻は「J-POP」鬼束ちひろの月光。
パフォーマーのG-Rocketsのお二人が天井から垂れた布を体に巻き付けてパフォーマンスする生身の緊張感のあるパフォーマンスと、のぞ様の圧倒的な歌唱力の相乗効果で舞台から目を離せません。
「はじまりのバラード」という曲でコンサートは終わりです。
そして、アンコール!
なんと!!!SUPER VOYAGER!!
で一気に盛り上がって、のぞ様やりきった顔で
「本日はありがとうございましたああ」
と袖に入りました。
そして、またトコトコと舞台に現れると言いました。
「もう一曲ありました」てへっ
!!!!
歌い忘れるってあるのね。
バンドの皆さんも、ダンサーの皆さんもびっくり!
このコンサートの為に作られた曲「SPERO」を最後に歌われまして終了でございます。
ペンライト率高かったですね。私は物販の列に並ぶのが嫌で買わなかったのですが、バッグやペンライト買っておられる方多かったです。
ペンライト振るシーンが宝塚とは違って多いし、最後SUPER VOYAGERだと知ってたら、買っときゃよかったとちょっと後悔。
SUPER VOYAGERで振りたかったなあ~。
次は三階だしな~ 今回は拍手だけで応援しよおっと。
それに周りのペンライトが意外と眩しいの。目がパチパチしましたわ。
私はのぞ様の男役の低音で歌われる声が好きで、ついついそういう声を期待してしまうのですが、これからは女声の歌が中心になるのだろうなとどこか寂しさを感じてしまいます。
でも、伸びやかな高音も素晴らしいですし、心を揺さぶられるあの歌。
越路吹雪さんのような大歌手になっていかれるのではないかと感じました。
宝塚時代はトップスターとして組全体をどどーん!と引っ張っておられたのぞ様が、宝塚に比べたら少人数のカンパニーなのにどこか健気で初々しく引っ張っておられる感じがかわいらしかったです。
佐藤洋介さん、NEW WAVE雪で振り付けなさったことを忘れておられるし、のぞ様のことをお稽古始まるまでダンサーだと思っていたとかおっしゃってるし、それはアカンことですよ!!ぷんぷん!!
でも、のぞ様は「私トップスターだったのよ。ふふん」という態度は絶対なさらなそうだし、むしろ遠慮気になさっているのかもしれないからそこものぞ様の人間力なのかもしれませんね。
そしてその人間力から生まれる歌声なのだと感じます。
休憩なしの一時間半。
もっともっと、聞いていたいと思わせる素晴らしいコンサートでした。
