無観客配信、花組千秋楽を観る
今日は、宝塚大劇場花組公演千秋楽だった。現在宝塚歌劇は、緊急事態宣言による要請で休演している。華ちゃんやあきらさん他4名のご卒業公演の千秋楽はどうなるのだろう?と思っていたが、ライビュや配信を無観客で実施するということで、皆様の姿を見ることができた。
先日から、ロミオとジュリエットやエリザベートのガラコンを無観客配信で観ている。無観客配信の一番淋しいところは、拍手の音がないこと。通常のライビュなら劇場の観客の熱気や熱い拍手の音で劇場の盛り上がりを感じることができる。出演者も、拍手の音に気持ちが盛り上がって、観客をあおったりして、そんな様子を見ているとこちらも楽しくなってくるのだ。
無観客であると、出演者の瞳が捉えているのが、赤い座席だけだと思ってしまうと、なんだか出演者の皆さんが気の毒になってしまって、どこか痛々しい気持ちになっていたのだ。
一人で拍手もするのだけれど、家のリビングに乾いた音がするのが悲しい。
ところが、昨日ロミオとジュリエットを終えたこっちゃんが言った。
「皆さんに見張られているというか、多くの視線を感じます」
そして今日、美花梨乃さんが言った。
「拍手の幻聴が聞こえています」
そして今日、れいちゃんが、カメラ目線でウィンクを飛ばしてきた。
デュエットダンスの後、カメラの向こうのファンの前に華ちゃんをだした。
タカラジェンヌ達のやさしさ、愛。
見られていることを感じます、拍手が聞こえます、カメラの向こうのにファンのあなたを見ています。と言ってくれる彼女らのプロフェッショナルな感覚に泣くわ!!!
空っぽの座席を前に「観客がいないと気が乗らないだろーな」「全力で演じる彼女たちが、なんだか可哀そう」なんて思っていた自分を恥じます。
彼女たちは、カメラの向こうのファンの姿や拍手を聞くことのできる、本当のプロだった。
卒業される皆さんのご挨拶に、悔しさはあるだろうけれど、悔いなく宝塚大劇場を卒業して、東京公演に向かう強い想いを感じた。
皆さんが、本当に美しくて、幸せそうなのが、本当に嬉しかった。
12日から公演再開が発表されたから、月組公演の初日の幕は上がるだろう。本当に、良かった!今回は、払い戻しせずに済みそうで嬉しい!
でも、まだまだ不安定な日々の感染状況に油断はできない。
直行直帰、無言観劇を実行している私としては、これ以上何をすれば良いのか模索中だ。
「おしゃべりは控えてね」カードでも作って、おしゃべり中の人に配れる根性でも持ち合わせていればいいのだが、びびりの私には無理だ。
そこで、考えた。開演前の客席が、満席であるにも関わらず針の落ちる音すら聞こえるくらいの静寂であるっていうギネス記録にみんなで挑戦ってのはどうだろうか?
私は、くそ真面目でバカじゃない?って思われる程、劇団の協力要請、お願いを徹底的に守るバカなファンでありたいなと思っている。
どうぞ、公演再開の暁には、無事千秋楽まで走り抜けられますように。
